世の中ペットブームである。初対面の人からもあいさつ代わりに「犬派ですか?猫派ですか?」と聞かれることがある。基本的にペットは飼わないが答えは”猫派”である。理由は簡単、犬が大嫌いだから・・・。
保育園から小学校5年生まで京都で育った。鴨川にかかる三条大橋、京阪三条駅の近くだった。京都特有の通りに面した両側に大きな住居や店が並び、それらの間に細い路地があってその奥に小さな住居が長屋状にひしめいていた。わが家はその奥の”どん詰まり“に位置していた。
小学校低学年の頃、路地の中間あたりの家が犬を飼い始め、よく吠える犬で怖かった。犬は繋がれてはいたが、ある日下校時にあろうことか紐が解けていてとっさに逃げたが尻をガブリ。この事件がトラウマとなり犬は天敵になった。つい最近家内と散歩中、チワワ風の犬と出合い頭に飛び退いてしまい、人生最大の弱み?を握られてしまった。
姫路文学館 文章講座課題3:嫌いなもの

