これまでの人生を振り返ってみると、節目で川(河)がかかわっている事に気づいたのでたどってみることにした。
小学校までは京都三条大橋の近くに住んでおり、近くの「鴨川」で水遊びそして「疏水」(琵琶湖の水を京都に運ぶ人口の川で、深く流れも速かった)では泳ぎを覚えた。
中学・高校は四国香川の丸亀に住み、「土器川」で魚釣り・魚取り(ウナギの穴釣りなど)や川沿いの竹藪でカスミ網でウグイスを捕まえたり、色々な冒険を経験した。
新婚の約1年は神戸東灘の社宅に住み、近くを人工の「住吉川」が流れており、コンクリートの遊歩道があり、格好の散歩コースだった。
1回目のアメリカ長期出張時には、マンハッタンの東側に職場があってその前を「イースト・リバー」が流れていた。大きな河できれいではなかったが、昼休みには釣りをしたりマンハッタンの摩天楼や自由の女神像を眺めたりしていた。
2回目のアメリカ長期出張時には「ハドソン河」の沿岸に職場があったので、毎日河を眺めながらメトロノース鉄道で通勤していた。その沿線に旧ヤンキースタジアムがあった。
札幌への単身赴任時にはアパートの近くに「豊平川」が流れており、冬は白銀の世界そして気候の良い時には散歩やサイクリングコースにと癒された。
台湾高雄への出張時には、ホテルのすぐ横を「愛河(あいがわ)」あって、特にライトアップされた夜がきれいだった。昼間は濁っていて異臭もしており、河の名前とは程遠かった。
今住んでいる高砂の家の近くには「天川(あまかわ)」という小さくきれいでない三級河川がある。今は深くて入ることはできないが、子供たちが小さい頃は干潮になると川に入って魚取りなどを楽しませてくれた。筆者が「鴨川」や「土器川」で覚えた「川遊びのテクニック」を子供たちに伝承するための格好の「場」になってくれた貴重な川だ。
やはり、日本の川が最高だ。四季折々の姿があり、バックにある田園風景も季節によって変化を見せてくれてノスタルジックである。筆者が知っている範囲での外国の川(河)は濁っていて、四季の代わり目もはっきりしないし、なんか大雑把な印象しかない。