日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

浅草寺(4)淡島堂と胎内くぐりの灯籠

2012-05-29 | 建築物
淡島堂



元禄年間(1688~1704)に紀州加太(かだ)の淡島明神を勧請(かんじょう)してお堂が建立された。現在の淡島堂は、戦後の仮本堂であった旧影向堂(ようごうどう)を移築・改修したもので、本尊は阿弥陀如来。淡島明神のほか、虚空蔵菩薩、取子(とりこ)地蔵菩薩をまつる。
 毎年2月8日には「針供養」が営まれる。日ごろ使用して折れた針を柔らかい豆腐に刺して感謝の意を表すもので、多くのご婦人方で賑わう。
 お堂に向って右手に「魂針(こんしん)供養之塔」、浅草地区戦災殉難者3万人余の御霊をまつる「大平和塔」、左手に「写経供養塔」がある。

胎内くぐりの灯籠





淡島堂境内にあるこの石灯籠は「胎内くぐりの灯籠」として江戸時代から有名であったもので、参拝の子どもがこの灯籠の下をくぐることで、虫封じや疱瘡(ほうそう)除けになると伝えられている。

ブログランキングに参加しています(*^_^*)

応援よろしくお願いしますm(__)m




人気ブログランキングへ



コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浅草寺(3)瓜生岩子像 | トップ | 浅草寺(5)銭塚弁財天 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「胎内くぐりの灯籠」 (willy,tsuguo shikata)
2012-05-29 06:15:28
浅草寺の「胎内くぐりの灯籠」は大変珍しかったので今でも覚えていました。
返信する
夏を感じさせるブログ表紙 (willy,tsuguo shikata)
2012-05-29 06:19:13
凄いですね!すっかり夏支度です!
返信する
四方さんへ (しずか)
2012-05-29 10:27:52
コメントありがとうございます。

昔の東京見学の際、この灯籠を見られたのですね。
私は今回初めて気づきました。
浅草寺の境内にはいろいろありますね~

テンプレート夏らしいのが見つかりました(#^.^#)
返信する
胎内めぐり  (もののはじめのiina)
2022-09-09 10:22:24
おや、浅草寺に「胎内くぐりの灯籠」があるのでしたか ( ..)φメモメモ

7年ほど勤めていたのに、初耳でした。m(_ _)m

先日、富士山の無戸室浅間神社で胎内めぐりをしてきました。
返信する
もののはじめのiinaさんへ (しずか)
2022-09-13 08:58:32
コメントありがとうございました。m(__)m
また、返信が遅くなってすみませんでした(..;)

あら!浅草寺にそんなに長くお勤めになっていらっしゃったのですか!
私も何度も足を運んではいるのですが、境内が広いだけに、行く度に新たな発見があります。
返信する
胎内くぐりの灯籠 (もののはじめのiina)
2023-05-03 09:05:49
浅草寺の淡島堂境内にある「胎内くぐりの灯籠」を撮影していました。

遅ればせながら、まいブログを繰って見つけました。
返信する

コメントを投稿

建築物」カテゴリの最新記事