大瀧神社の境内神社の犬上神社。
(犬上神社の画像:滋賀県観光情報HPより
稲依別王命が狩りに出られた時、大蛇に食べられそうになったのを、その飼い犬に助けられたことから犬を祀った神社として有名になり、「犬胴松」と呼ばれる松に伝わる伝説にも残っています。
犬上郡の地名も「犬噛」からきているといわれています。
犬胴松の伝説(いぬどうまつのでんせつ)大瀧神社周辺
その昔、犬上神社の祭神、稲依別王が狩に出て昼寝をしていたおりに、大蛇に頭上から狙われたが連れていた犬が主人を守ろうと吠えた声で目を覚ました。そのやかましさに思わず太刀で犬の首をはねたという。その首は大蛇の頭に噛みつき、そのまま一緒に川に落ち、大蛇は死んだ。王は命を守ってくれた忠犬の首をはねたことを悔やみ、この地に弔いの松の木を植えた。それが犬胴松の伝説として残っている。
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