京都伏見の金札宮は、伏見で最も古い神社のひとつで、太玉命(白菊翁・白菊大明神)を祀っています。
観阿弥の謡曲「金札」
現代にまで伝わる能の謡曲「金礼」は、当社金札宮の縁起を表したもので、観阿弥の作と伝わっています。
桓武天皇の平安遷都の際、伏見の里に社殿造営のため、勅使が下向、神のお告を持っていますと、天から金の御札が降ってきました。それに天太玉命がこの国を護るため、この地に住むと書かれています。天太玉命の降臨と、その神威を示し、天下泰平を讃えたものです。
また、ご神木で京都市指定天然記念物のクロガネモチの木でも知られ、開運と幸運を呼ぶ神社として永く人々の尊崇を集めています。(金礼宮HPより)
末社
金刀比羅社:明治二年遷座。
恵比須社:明治二年遷座。
公岡稲荷大明神:明治24年ごろ勧請。
大國主命・事代主命:明治24年頃造営。
橋吉稲荷社:平成14年7月鎮座。
常磐稲荷社:平成19年4月鎮座。