近年、私の11月の恒例行事となっている「柳ジョージのライヴ」に出かけた。
今回のライヴは、最近発売になった彼のニューアルバム「Still Crazy」の楽曲が中心で、ここ数年のスタイルと同様、彼+キーボード+アコースティックギターの3人編成。いわゆる「アンプラグド」に近い形態だった。
昨日は幸いにも最前列の席で、彼の演奏を堪能できた。
柳ジョージはもちろんギタリストとしても秀逸なのだが、やはり私はヴォーカリストとしての彼に魅力を感じる。彼の声はますます円熟された渋さで、切なくも淋しい男のほろ苦い世界を、目の前に浮かびあがらせてくれる。私がどんなに気合を込めてカラオケで「コインランドリィ・ブルース」を熱唱しても、彼が歌った時のように、3次元の世界を目前に展開させることは不可能だ。うむ、当たり前だ。
そして、彼の唄にはお酒が良く似合う。茶目っ気たっぷりに、ビールを飲みながら、アンコールに応えていた彼。また、来年の11月が楽しみである。柳ジョージ、素晴らしい。
今年の夏のキャンプで捕まえて、娘たちが「ココちゃん」と名付けて可愛がってきたコクワガタちゃんですが、昨日永眠されました。一時は越冬するのではないかと期待していたのですが、その願いもむなしく・・・合掌。
今日の札幌もわりと暖かく、雪など降りそうな気配は皆無なのだが、ヒマな私は愛車レガシィ2.0iのワイパーを、冬用に交換したのだった。
スノーブレードは、信頼のブランド「PIAAシリコートスノー」である。このワイパー、やや高価だが、「拭くだけでフロントガラスを撥水コーティングする」スグレモノ。その効果はかなり高く、私はできれば夏用ワイパーも「PIAAシリコート」に替えたいと考えているほどだ。
フロントワイパーはあっさり装着できたのだが、リアワイパーの外し方がわからない。そこで「トリセツ」にご登場願う。なるほど、反時計回りに回すのね・・・
リアのワイパーブレードはスバル純正ブランド「チャンピオンウインターブレード」である。取り付ける時は↑の写真のように「チャンピオン」の部分を持ち上げて、装着後パチンと閉じるのだ。この「チャンピオン」部分が持ち上がることをすっかり忘れていて、リアワイパー装着に手間取り、数分を要してしまった。次回、忘れないように、ここに記しておこう。
マツダの作る5ドア車は、そこはかとなくスポーティーで、カッコいいクルマが多かった。
あの「ランティス・クーペ」の原型というか、祖先といえるクルマが、’89年に登場したこの「ファミリア・アスティナ」だったであろう。
全長4260mm。全幅1675mm。そして全高は1335mmでランティス・クーペよりもさらに20mmも低い。
まさに「5ドア・クーペ」コンセプトである。
そして、リトラクタブルヘッドライト!スーパーカー世代の私は、この辺の演出にコロッとダマされてしまう。
ウエストラインから連続して、Cピラーを取り囲むようなリアスポイラーのラインが流麗だ。
そしてこのつるんとしたヒップライン。ああ、もうタマらん。
黒基調のインパネはスポーティだが、「ファミリア系列」なだけに、やや凡庸ではある。
そして、今やほとんど見かけなくなったレバー式の空調コントロールパネル。
私が前乗っていたエスクードもこのタイプだったが、実は手探り操作性は、クラシックなこのタイプが一番だ。
3連ダイヤル式がもっとも操作しやすいという説もあるが、運転しながらの操作では、回したりひねったりという動作よりも、単純に横にずらすだけの動作のほうがやりやすいというのが、私の偽らざる感想である。
かつて、「3ドア・4ドア・シャトル」と、まったく異なる3種類のボディを造り分けていた「ワンダー・シビック」も素晴らしかったが、この「新ファミリア系列」の3種類のボディもそれに近いものがある。
当時はバブルの絶頂期だったから、こんなことも出来たのだろう。
コスト重視のこのご時世では、考えられないことだ。
そして「ファミリア」というブランドは、残念ながら数年前消滅してしまった・・・合掌。