霧氷を初めて見たのは、秋深い奥秩父の山の上だった。
高校1年のとき、先輩に連れられて、冬山合宿の下見に行った。
早朝、前夜泊った無人の山小屋から出ると、
霧の中で、木々や枯れ草の一つ一つを縁どる、
白いカビの世界に迷いこんだような風景に驚いた。
先輩から、それが霧氷だと教えられた。
雪だと地面にも白く積もり、全体が白い風景になるが、
それとはかなり異質の美しい風景。
からだの形は、生命の器
形之医学・しんそう療方 東京小石川
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