カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

桜の森の満開の下

2012-04-07 21:20:20 | 日本の日常
今週末、東京では予想通り、桜が満開となりました。
お天気もよく、絶好のお花見日和です。
去年は週末のお天気が今ひとつで、曇天の中、桜の花も元気がなかった。
さあ、今年はどうでしょう?

どこの町にも一つは必ずある?桜通り

桜の花のトンネルの下を人や車が行き交います。

近くの公園の桜並木

木々が空に向かって伸びをしているかのよう

びっしりと花を咲かせた枝は、
遠く目に見ると綿菓子みたい。

サクラは春を象徴する花として、古より日本人にはなじみの深い花です。
初春に一斉に開花する特徴から、春を告げる役割を果たしています。
農耕民族である日本人は、科学的に温度を計測する手段がない時代に、
サクラの開花によって冬の終わりを知り、田植えを始めていたのでした。

満開の桜の下では宴が催されるのが古来よりの世の習い(笑)
花見の起源は奈良時代。
中国から伝わってきた梅を貴族が観賞したのが始まりといわれています。
その後、平安時代頃から観賞の対象が梅から桜へと変わっていきました。
庶民にも広まったのは、江戸時代で、8代将軍徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ、
庶民の日頃の不満を解消させるために花見を奨励してからと言われています。





サクラは、関東近隣の人々にとっては入学式の象徴でもあります。
「入学式といえば満開の桜の下」ってくらいにイメージが刷り込まれてます。
秋入学が主流になったら“入学式は紅葉の下”になっちゃうのかなぁ。。。
うぅ~ん、頭の切り替えに時間がかかりそうだ
難しいことは抜きにして、まずは来る春を寿ぐといたしましょう。

おかえり!

2012-04-05 22:52:38 | 日本の日常
この日を待っていました!
コブクロ、活動再開!!

昨年8月末に活動休止してから早や7ヶ月。
約束の半年を過ぎ、ちょっとヤキモキしてたんですよね。

つい一週間ほど前にミノスケ社長から「もうちょっと待っててね」メールを貰ったばかりでしたが、
その内容は、必ずしも事態を楽観できるものではないと感じられたもので、
活動再開のニュースを見た時は正直、「ガセじゃないのか?!」
と疑っちゃいました、ハイ。


休止の主な理由となった、小渕の「発声時頸部ジストニア」という病気。
ジストニア(dystonia)は、不随意で持続的な筋収縮を引き起こす神経疾患で、
姿勢異常や、全身あるいは身体の一部が捻れたり硬直、痙攣といった症状が起きます。
手や指、喉頭といった身体の一部に症状が見られる局所性ジストニアは、
音楽家には多く見られるそうで、特定の部位を一定期間内に繰り返し動かすことが原因とか。

いろいろな体の動きをコントロールする脳の大脳基底核に障害が起こり、
そのため筋肉に意思を伝える中枢神経機能の異常をきたすと考えられていますが、
結局のところ、原因などよくはわかっていない難病なんです。
(※ただし難病指定はされてません)
患者各々の症状の軽重はあるにせよ、治癒には時間のかかるモノみたい。


そんな話を聞くにつけ、本当に復帰できるのか、心配だったんです。。。

いや、ホントでよかった。
本当によかった~



そうは言っても、歌うことにかけては常に全身全霊全力投球の二人。
活動再開となれば、休養期間の分を取り返す勢いで突っ走るでしょう。
無理を重ねてまた再発、、、なんてことになったら元も子もない。
どうかムチャはしないでね。

“古い”のが新しいのです。

2012-04-02 23:03:08 | 日本の日常
赤れんが駅舎として親しまれてきたJR東京駅丸の内駅舎
2007年4月から始まった保存・復原工事で、ずーっと工事用のシートに覆われていましたが、
外観復元工事がほぼ完成し、足場やシートの大部分が4月1日朝までに取り払われ、
久方ぶりにその姿を現わしました。

東京駅丸の内駅舎は、1914年(大正3年)創建。
辰野金吾による設計で、その堂々たる姿は多くの人々に愛されてきましたが、
1945年(昭和20年)、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失。
戦後、3階建の駅舎を2階建にして復興されました。
こちらは改装前の
東京駅丸の内駅舎です。

[wikiより拝借]

今般の「保存・復原工事」では、外観を創建時の姿に忠実に再現しており、
空襲で焼失した3階とドーム部分が再建され、開業した大正時代の姿が甦りました。
真新しい銅板が春の陽ざしを受けてピカピカ輝いてます。
この輝きは、しばらくしたら風雨に曝されて、見られなくなっちゃうんでしょうね。
今のうちにしっかり目に焼き付けておこう。。。

今後は内部の工事が進められ、6月には改札口などが本格的に使えるようになり、
10月には駅舎内に「東京ステーションホテル」も開業、
外観のライトアップも始めるそうです。

東京の新名所が、またひとつ増えました。
 

開花しました!

2012-04-01 16:13:20 | 日本の日常
昨日はものすごい荒れたお天気となりました。
風速20m以上の暴風が吹き荒れ、物は飛ぶはカサは壊れるは・・・
春一番が吹かなかった代わりでしょうかね?


しかし、そんな春の嵐をも吹き飛ばすような明るい知らせ。
気象庁が昨日31日、東京での桜の開花を発表しました。
開花の確認は午前11時10分頃で、
平年より5日遅く、昨年より3日遅い、
過去10年では2005年3月31日に並ぶ
遅い開花となりました。
今シーズンは寒さが続いたこともあって、開花状況は全国的に平年よりも遅いようですが、それでも関東では一番のりの開花です。

[左図はウェザーマップHPより拝借]

気象庁では各地で特定のサクラを標本木に定め、職員の目視による観測を行っています。
標本木は南西諸島や北海道の大部分を除いてソメイヨシノで、
気象台から近いところで、周辺の環境が変わりにくい場所にある木が選ばれています。
例えば北海道神宮、横浜市元町公園、大阪城西の丸庭園、神戸市立王子動物園
といった具合。
標本木の蕾が5~6輪ほころびると、開花したことが発表されます。
これをマスコミでは「開花宣言」と呼んでいるわけです。

東京のサクラの標本木は、九段下の靖国神社境内にある特定のソメイヨシノですが、
その樹木がどれであるかは、公開されていません。
ま、不心得者がイタズラとかしたら困るもんね~
これが靖國神社内標準木の
今年一番の桜?

[写真は朝日新聞デジタル版より]

桜は開花から一週間位で満開となり、見頃は約一週間続きます。
来週再来週の週末は絶好のお花見日和となりそうですね。

今日のポカポカ陽気に誘われて
武蔵国の桜も一斉にほころび始めたようです。

春一番はどうなった?!

2012-03-22 07:42:09 | 日本の日常
昨日はお彼岸の中日でした。
古来「暑さ寒さも彼岸まで」という通り、穏やかな日差しの降り注ぐ、好い天気となりました。
近所の梅の木が、ここ数日で
一気に花を咲かせました。

そう言えば、茲許めっきり、日の出は早く日の入りは遅くなったのを実感してます。
嗚呼、もうすぐ春やなぁ~


でも、ちょっと待て
春一番て、もう吹いたっけ?!


春一番というのは、気象庁の定義に依れば、
立春から春分の間に、その年で初めて吹く南寄りの強い風のこと。
主に太平洋側で観測され、関東地方では風速8m以上という基準があります。

例年、大概は2月の下旬頃に観測されるんですけど、
どうも今年は観測されないまま春分を迎えてしまったらしい。
関東では実に12年ぶりのことだそうです。

ちなみに、東海、近畿と南九州では昨年も観測されなかったんですって。
(し、知らなかった…)

冬の終わりを告げる風は吹かなかったけれど、季節は着実に春に向かっています。

今日は嵐色

2012-03-16 22:31:52 | 日本の日常
残業仕事の合間にふと窓の外を見ると、東京タワーがいつもと違ってた!
なんと


そういえば今朝のめ○ましテレビで言ってたっけ。
フジテレビが「華嵐」と題して行う“嵐”関連のスペシャル・キャンペーン。
その目玉企画が東京タワーのライトアップで、この5色は嵐のイメージカラーってわけ。
今日3月16日(金)の限定だって言ってたから、残業したおかげでちょっと得したわ

コロンバンの逸品デザート

2012-03-10 22:52:02 | 日本の日常
コロンバンColombin」といったら、ショートケーキやワッフルなどを中心とした
フランス菓子を扱う、大正13年創業の洋菓子界屈指の老舗です。
戦前から今に至るまで、洋菓子では唯一の宮内庁御用達という名門中の名門で、
営業規模の最盛期(昭和60年頃)には、関東だけで110を超える百貨店内の店舗があった。
(今はだいぶ規模が縮小しちゃいましたが)

そんな、スイーツ販売店との印象が俄然強いコロンバンですが、
喫茶サロンがあることをご存知でしょうか?
喫茶サロンではグラタンやクロックムッシュ、オリジナルカレーなどの
伝統のレシピを楽しむことができるんですよ。
shimaushiも新宿に買い物に行った際などに立ち寄ります。

で、食事のあとのお楽しみは、やはりスイーツ
(あ、最近スイーツネタ続きだすいません~)

ケーキ類は言うまでもないですが、特にお勧めしたいのがサロン限定メニューの
「アイスモンブラン」(840円、コーヒー紅茶付き1,150円)。
バニラアイスクリームの上に、濃厚な味わいのマロンペーストを絞り、生クリームと栗の甘露煮を添えた、極上の逸品

モンブラン好きには堪えられませんわ~

ちょっとレトロで上品な、フランスの香りのするサロンで、優雅なひとときをどうぞ。。。

【お店の情報はこちらか】
コロンバンColombin(※ホームページ→こちら

スイーツの楽園へ行ってみよう♪

2012-02-23 23:13:16 | 日本の日常
今日は午後半休をいただいて、実家の母&姉貴とデート。
母のリクエストに応えて、ケーキバイキングに挑戦です。 

決戦の場はその名もスイーツパラダイス
1,480円70分制限で、いつでも約30種類以上の美味しいスイーツが食べられます。
店の前にずらりと並べられたイス

休日ともなると、これが全部埋め尽くされるほどの待ち行列ができるらしい。

まず入り口で食券を買いましょう。
席に案内されたら、さっそく戦闘開始
種類豊富なケーキ達には目移り必至です。

定番のショートケーキやチョコレートケーキ、フルーツケーキ、モンブラン、
ティラミス、ムース、ババロア、ロールケーキ、、、趣を違えて数種類ずつあります。
そして季節限定もののケーキも数種類。
カットされていないケーキは自分で好きな大きさにカットできます。
洋菓子だけじゃなく、和菓子やソフトクリームマシンもあって、飽きさせません。

入り口にはチョコレートフォンデュのマシーンもありました。

サラダにパスタ、カレーと、
軽食メニューも揃ってます。

でも、あんまりこっちを食べちゃうとスイーツが入らなくなっちゃうから要注意~

取りも取ったり・・・

この後、何往復したかは秘密


2004年11月、銀座に1号店がオープンして以来、着々と店舗を増やし、
今や全国に33ヶ店!
さああなたも、お住まいの近くのお店にGo!
スイーツパラダイス
Sweets Paradise


※ホームページ→こちら

今しか食べられないんです

2012-01-27 21:58:50 | 日本の日常
今日のランチは、職場の同僚のおっちゃんに連れられて牡蠣そばを食べてきました。
そばといっても中華ですのでラーメンですけど。

シュウマイで有名な小洞天の冬季限定メニューです。
しかも1日20食限り!
これはぜひ食べておきたい
とろみのある濃い口のスープは、見た目ほどは辛くありません。牡蠣の旨味が程よく溶け出し、麺によくからみます。

牡蠣は大振りのがたっぷり乗ってます。一度揚げてあるせいか、旨味が逃げずいい具合にとじ込められる感じ。

美味しいもの、食べさしてもらいました。
おっちゃん、ありがとう!!

【お店の情報】
小洞天
 大手町センタービル店
千代田区大手町1-1-3 大手町センタービルB1
TEL:(03)3213-2388

大雪だ~大雪だ~

2012-01-24 07:56:39 | 日本の日常
東京に雪が降りました。
今シーズン初めて雪は、東京大手町でも積もるほどの大雪です。
(4cm以上の積雪は6年ぶりだそうです)

会社を出る頃、既に路面に薄く積もり始めていたので予想はしてましたが、東京西部の武蔵野国に帰り着いてみると案の定、辺りは一面雪景色になっておりました。
まるで木に花が咲いてるように見えますが、です。


この雪、未明には止みましたが、
明け方にかけて気温が下がり、朝は各地で雪が凍結しました。
なまじ轍や人の足跡で凸凹になった路面がガチガチに凍りついたもんですから
歩くのも車で走るのも至難の業。
列車や車など交通機関が大きく乱れました。

翌朝の大手町の風景

こうして見てる分には綺麗なんですけどね~