故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.335 「旧新潟税関の紅葉」のお話。

2014年12月01日 | 日記

私は「旧新潟税関の紅葉」を楽しみに出かけた。「旧新潟税関」から信濃川の対岸にある「佐渡汽船」の乗り場を見たら、最新鋭のカーフェリー「ときわ丸」(全長125m・5.380㌧・定員1.500人)が両津港に向けて丁度、出港するところであった。ゆっくりとUターンして信濃川を航行する「ときわ丸」の姿は近くで見るとなかなか雄大であった。

 

信濃川河畔の柵の上には1羽の「カモメ」が羽根を休めていた。私は「ときわ丸」を見送った後、のんびりと「旧新潟税関」の紅葉を鑑賞することにした。「旧新潟税関」は1858年にアメリカ・イギリス・フランス・オランダ・ロシアとの間で結ばれた修好通商条約によって新潟は、長崎、横浜、神戸、函館とともに《開港五港》の1つに指定された。

 

その新潟港の関税業務を執り行うための「新潟運上所」として完成したのが、国の重要文化財にも指定されているこの「旧新潟税関庁舎」である。私は《桜》の花が満開になる頃、この中庭で多くの人がお花見を楽しんでいた姿を思い出した。この日は天気も良く、絶好の紅葉狩りの日であったが、少し寒かったせいか観光客は少なかった。

 

私は静かな「旧新潟税関」の「桜」や「ドウダンツツジ」の紅葉を鑑賞しながら、中庭の散策を楽しんだ。

 

国の重要文化財にも指定されている「旧新潟税関庁舎」の入口。

ゆっくりとUターンをして信濃川を航行する「ときわ丸」。

信濃川河畔の柵の上には1羽の「カモメ」が羽根を休めていた。

私は「旧新潟税関の紅葉」を楽しみに出かけた。

「桜」や「ドウダンツツジ」の紅葉を鑑賞しながら、中庭をゆっくりと散策した。

この場所には新潟市の木である「柳」も植えられていた。

 



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