故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.686 「日本庭園」見学のお話。

2015年11月17日 | 日記

この日の最終目的地である「弥彦神社」に向かっていると、道路の右側に「日本庭園」という看板が目にとまった。急遽、私達はここで車から降りて“浄専寺”の「日本庭園」を見学することにした。ここは北国街道の散策路に位置しており、京都で修行した新潟県三条市出身の庭師「美石」によって造られた“枯山水庭園”があるという。

 

説明看板には、この庭は1990年に新潟県文化財名勝に指定されたと書かれてあった。緑色の苔で覆われた庭には、地元の石が使われているという。想像していたより、小さな庭であったが、狭い空間を広大なイメージで描くことにより、京都文化を伝えている庭園であった。

 

この庭を見学した後、寺の裏手にある手入れの行き届いた広い庭と、伝統的な日本間も見学することができた。庭の説明をしていただいた寺の住職の奥様のお話によると、地元の新聞である新潟日報にこの“浄専寺”の記事が掲載されてから見学者が増えてきたという。

 

しかし中国人の見学者は初めてとのことであった。蔡夢澤さんは中国人見学者の第1号となった。私達は畳の部屋に腰を下ろし、閑静な「日本庭園」をユックリと見学させてもらった。

 

この庭は1990年に新潟県文化財名勝に指定された。

寺の裏手にある手入れり行き届いた広い庭と、伝統的な日本間も見学させていただいた。