わずかな光が

2012/10/06(土)
仕事が終わってから老親のところによる。
事務所の相談員が今後の計画の補足説明をしてくれた。
問題行動のある老親は今の施設から利用を断られると思っていたが、施設の人々は担当者会で感じたように私たち親子に対して好意的に変わってきていると感じた。

ショートステイ等を使いながら、入所は可能なようだ。
特養と聞くと心が思いっきりふさいでくるが、ここの施設ならば自宅から歩いても１０分。
この距離が安心なのである。

施設ケアマネージャー（６０代？）は、クールな感じで、以前冷たいことも言われ、ちょっと心開けない感じがしていたが、最近は私のことをぶっきらぼうながら案じてくれているのが感じられるようになってきた。

今日、施設相談員の方が、
「ケアマネージャーの心配の一番はあなたの親御さんと、あなたのことです。あんなマネージャーを初めて見ました。」
と言ってくれた。

私と老親の姿がみんなの心を動かしたらしい。
老親が一生懸命にリハビリをしている姿も大きく働いている。
老親が入所した日から、小野小町と深草の少将ではないが、私は百夜通いを決めていた。
９９日目で私が死ぬことはないが、百はやはり大変な数であり心を動かす回数なのだろうな。

どうも孤立無援で親孝行な娘という設定が出来上がっている（笑）