眠りを妨げるもの

最近夜な夜な蚊が現れます。
耳元でぷぅぅううぅぅぁぁん
ぐっすり眠っていたはずなのに、このときだけは機敏にガバッと布団をかぶります。
顔だけはやめて。
別に大した顔じゃないけど、鼻の下なんか刺されてこれ以上ぬけた顔にはなりたくないぞ。
しかし布団をかぶると暑い・・・仕方なくちょろっと出した足先や指先を見事にやられました。

今朝蚊が耳元にやってきたのは、ぼんやりと外が明るくなってきた朝の5時前でした。
目が覚めてしまった私は、今日こそ蚊を退治しようと決めました。
電気をつけると、まだ寝ているダンナを起こしてしまうので、
かすかに明るい中、目を凝らして・・・見えない。
これではまた知らない間に私が蚊の餌食になってしまう。
とりあえずまた布団にもぐって自分の身を守り、
横で無防備に寝ているダンナの腕に来たところを、パシッと私がやっつけてあげようじゃないか。
美しい夫婦愛というわけでダンナよ、おとりになってください。

布団からちょっとだけ顔を出し、ダンナの腕をじっと見つめ
蚊よ来い。来るなら今だ。おいでおいで～・・・・ぐぅ
おっと寝ちゃだめだって。
こんなときには来ないんだからなぁ。

そんな時
ミシッ・・・ユラッ・・・
地震!!
さすがに起きたダンナがテレビを見るため、電気をつけました。
その時、見えたっパシッ
フッフッフッ勝った

蚊を退治し、地震の被害もそれほどではなさそうだと知り、
安心して眠ることが出来る・・・ところが
「お、蚊がおるぞ」
なにっ！まだいたのかっ!!