かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

卒乳は突然に

2008-06-30 | こがっぱ
息子が1歳を過ぎた頃から、卒乳(おっぱいの卒業)のことが気になりだしました。
産まれてから一日も欠かさずおっぱいに吸い付いていた息子、
うまく卒業できるでしょうか。

昔はおっぱいに絵を描いたとか、からしを塗ったとかって聞きますよね。
今時の卒乳は如何なものか。
いろいろと先輩方のお話を聞くと・・・
 
談1 カレンダーに印をつけ、「この日でおっぱいバイバイしようね」とこどもに話しました。

談2 最後の日の朝は、たくさん飲ませてあげました。

談3 夜、おっぱいが欲しくて泣き叫ぶ子供の声を聞きながら涙が出ましたが、
   心を鬼にして我慢しました。

などなど。
ほほぅ。
甘く見ていました。
今日からおっぱいなしね~とお気軽にやめられるものではないようです。
子どもにしてみれば、昨日まで飲んでたのになんで?なんで??でしょうね。
確かにダンナに今日からビールなしね、なんて言ったら・・・
泣き叫びはしないだろうけど、ストレスはたまりそうです。

卒乳開始は母親、子どもともに負担にならないような日(週)がベストのようです。
特に初日は泣き叫ぶことも考慮し、手伝ってくれるお父さんがいる休みの日などが良いとか。
ううむ。
うちのダンナは子どもより先に寝てしまうので、
ヘルパーになる、、、のか???

とりあえず、2月半ばくらいにしてみましょうか。
・・・と思ったら息子が鼻かぜを引きました。
私も39度の熱を出してしまい、日常生活自体が負担になってしまいました。
ベストとは言えないので、風邪が治ってからという事で延期です。

なんということでしょう。
私の風邪がなかなか治りません。(息子はすっかり元気になったのですが)
熱は3、4日ほどで平熱になったのですが、
咳、ハナ、くしゃみ・・・あらゆる風邪の症状が次々とやってきます。

2週間ほどこんな状態が続き、やっと元気になりました。
時は既に3月です。
さぁ今度こそ卒乳しますか・・・と思ったら
1ヵ月後に引越し決定!!!

正直、こんな時に1時間も2時間も泣かれたら困ります。
できることならおっぱい飲んでコロリッと寝てくれるとありがたい。
・・・というわけでまたもや卒乳延期。。。

引越しを終え、時は4月。
引越しで燃え尽きた私は、いつの間にか卒乳のことを忘れていました。

5月、実家に戻っていたある日、
母が「まだ飲んどるん?」と。
あ。そういえば卒乳忘れてた。
考えてみると、引越しのとき母や姉がだっこで寝かせていたので、
寝るときにもうおっぱいは必要ないのかな?
ためしに今夜飲ませずに寝させてみよう・・・。
あ。寝た。あっさりと。
卒乳完了。

ちょっと拍子抜けでした。
ひょっとして今までは「別に飲む気分じゃないけど、付き合いで飲むか」だったのでしょうか。

さてさて、無事おっぱい卒業したとき、私がしたかったのは
酒を飲む!ではなく、蕎麦を食べる!でした。
しかし、おいしいふなつの蕎麦を食べることはもう無理です。
というわけで、ベビースター出雲蕎麦味をいただきます
おっぱいお疲れ様でした!




忙中趣味あり

2008-06-26 | Weblog
2年くらい前でしょうか。
テレビをつけて、何か面白いものやってないかなぁとチャンネルを変えると
不思議な番組をやっていました。
変わった趣味の人を紹介する番組です。

初めて見たときは、紙相撲熱中人でした。
紙相撲に魅せられた人たちが、そのうち部屋も作り、紙相撲用の立派な土俵も作り・・・
他にはバスの♪ピンポーンって押すアレばかりを集めている人。
全国の銀行の現金を入れる封筒を集めている人。
団地の外観を見て、その美しさ(?)を語る人。。。
この番組は一体???
新聞を見るとそれは熱中時間という番組でした。

これを見よう!とテレビをつけていたわけではないので
どのチャンネルで何時からやっているのだかわからなかったのですが
なぜかたまたまやっていることが多かったのです。

ダンナも私もなぜかこの番組が気になるようになり
その後チャンネルと時間を確認し、見るようになりました。

番組と同様気になるのが、この番組のキャラクターねっちーです。
かわいいんだかかわいくないんだかよくわからない顔をしています。

さて、先日歩いていると、とあるぬいぐるみ屋さんの前に
このねっちーが山積みになっていました。

これを見たダンナは大興奮です。
「欲しい!!」
え。。。

「うちにはへんちくりんなぬいぐるみしかないけぇ、まともなんが欲しい」と。

へんちくりんなぬいぐるみとは
こんなのや


こんなの
でしょうか。

果たしてねっちーが「まともなぬいぐるみ」と言えるのかどうかわかりませんが
買ってしまいました。

・・・ますます不思議な家になってきました。
私たちが「変わった趣味の人」になりつつあります。




このよでいちばんすきなのは

2008-06-22 | こがっぱ
ちょうど一年前の今頃、離乳食を始めました。
始める前はちゃんと食べてくれるかな・・・と心配でしたが、
息子は素人とは思えないくらいの食べっぷりでした。

一年経ち・・・相変わらずよく食べます。
引越しの日、姉に一日預けていたのですが
用意された昼ごはんをあっという間に完食し、
まだ欲しがるので甥っ子たちのチャーハンを分けてもらうと、
それもぺろりと平らげ、その後も「まんま、まんま~」と言いながら
キッチンをうろうろしていたとか・・・
「なんちゅうよく食べる人だ」と姉がビックリしていました。

1歳児ってこんなに食べるもんなんでしょうか。
不思議と体重は標準で、体型もおでぶではなく、
おなかだけがポコンと出ています。
まるでビワのような体型です。

テレビであんまんという言葉が聞こえると
すかさず「んまんまんま」と言い、
ニュースでミャンマーとアナウンサーが読めば「まんまー!」と言い・・・
もう食べるの大好きー!!のようです。

しかし、いっぱい食べるからといって限りなく食べさせるわけにはいきません。
というわけで食事の時間はある意味戦いです。
お皿に並んだ夕食(おそらく同じ月齢の子と比べたら多め)
・・・あっという間に終了
この時、私の分が残っていると欲しがるので、
私もそれまでに食べ終えなければいけません。
んあーーーっ
もっと食わせろと言われてももうないし、それ以上食べたらおなか破れるよ。
食べ過ぎだって。
はい。ごちそうさましようね。
んあーーーっ
叫ぶ息子を椅子から下ろし、ぶっぶーのおもちゃを渡すと・・・
ぶっぶー!
ご飯のことは忘れたようです。
ふっ。ちょろいもんよ。

ごはんの後片付けを終えると、息子が「あい」と絵本を持ってきました。
はい、じゃぁ読んであげるね。

  のねずみの ぐりとぐらは おおきなかごをもって もりのおくへ でかけました

息子は絵本の前にちょこんと座って、おとなしく聞いています。

  「さあ、できたころだぞ」 ぐりが おなべのふたをとると

まんまー!!

『ぐりとぐら』に出てくる黄色のカステラを指差して絶叫です。
けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするから まっていて」と歌うぐりとぐらも
さすがにうちの息子にはごちそうしてくれません。

・・・今からこんな大食いで大丈夫か?
十数年後やってくる食べ盛りの年頃が恐ろしい今日この頃。。。





ドクターイエロー

2008-06-10 | ちょいとそこまで
ドクターイエローってご存知でしょうか。
・・・あまり知られていないと思います。
黄色の新幹線なんです。
私もあまり詳しく知らないのですが、
線路やら何やらの点検をしながら走る新幹線だそうで。
滅多に見ることができない珍しいものだそうです。

ところで、我が家のベランダから新幹線が走るのが見えます。
ひょっとしてドクターイエローも見ることができる?
新幹線にたいして興味はないものの
滅多に見ることができないけど、家のベランダから見えるかもしれない、と考えると
見たくなるのが人の常。
こんな話を先日の日曜日、お出かけの車の中でダンナと話していました。
「ずっと見とったら見えるんじゃねぇの?」
毎日走るんかなぁ。
時間とか決まってないんかなぁ。
「それだったら、誰でも見えるだろうが」
あ、そうか。

さてさて、お出かけ先はとある車屋さん。
ガソリン代がどんどんどんどん上がっていく今日、
燃費の悪い我が家の車は辛いのです。
燃費が良くて、荷物もいっぱい積めて、走りも良くて、うちの駐車場に入る大きさで・・・
そんな都合のいい車はないのですが、
とりあえずダンナが今気になっている車を見に行きました。

お店に着いて、さっそく試乗です。
道に出てちょっと行くと・・・
うわっ!!ドクターイエロー!!!
なんと!目の前をさっき話していたドクターイエローが走っているではないですか!!!

ダンナも私も大興奮です。
冷静なのはディーラーのお兄さん。
「ドクターイエローって黄色い新幹線でっ線路とかを点検するやつなんっすよっ
 あ、僕は別に鉄道マニアじゃないですよっ前にたまたま見ていた子ども番組で紹介されてて・・・」
「あ、そこ左曲がってくださいね」
「はい。。。」
ドクターイエローの話題終了。

なんということでしょう。
『ドクターイエローはなかなか見ることができない幻の新幹線である』
という肝心な部分をお兄さんに伝えることができませんでした。
これではただの新幹線を見て興奮する大人、ではないですか。
「この人たち、この前松江から引っ越してきたって言ってたけど
 ひょっとして新幹線見るの初めてなんだろうか・・・」
なんて思われたかもしれません。

ちょっと不思議な空気が流れる車内・・・。

試乗した結果、車は・・・?
「もう少し今の車乗るか」
という答えになりました。
ドクターイエローを見ることができた、それだけでも試乗に行った甲斐があった???


おまけ  我が家のドクターイエローです。


うめぼぅし

2008-06-06 | おいしいもの
ダンナが飲み会だったので、ごはんがちょっと余ってしまいました。
いつもならそれを冷凍にしておくのですが
今日は何となく気分が『おにぎり』
突然おにぎりが食べたくなったのです。
中に梅干を入れて、海苔をぺろんとつけて・・・

息子が寝てから食べることにしました。

おにぎりを食べると決めたので、もう頭の中はおにぎり。
息子よ、早くねんねんねんね・・・・・
最近布団に入ってから寝るまで時間がかかるようになったので
なかなか寝てくれません。
逃げ出そうとする息子を捕まえ、布団へ戻し
・・・あっまた逃げた!!
やっと寝てくれました。

さぁ、おにぎりタイム~
ごはんはちょうどおにぎり1個分です。
海苔と梅干を用意して・・・
できあがり。

久しぶりに食べるおにぎり。
とてもおいしかったです。
やっぱり梅干はばぁさまのうめぼぅしだね。

この梅干、私の祖母が漬けた物です。
祖母は梅干のことを『うめぼぅし』と言っていました。
シンプルな梅干ですが、私には一番の梅干なのです。
市販のカツオ風味や、蜂蜜入りなんて論外で
他の人が「この梅干おいしいよ~」と奨めてくれたのも
私にとっては「おいしいかもしれんけど、でも一番じゃないなぁ」なんです。
姉に言わせれば、わがままらしいのですが。

先月末で祖母が亡くなって3年が経ちました。
今うちにあるうめぼぅしは、最後のビンです。
(たぶん実家にもないと思います)
大事に大事にちょっとずつ食べてます。
これがなくなってしまったらどうしよう。
作り方を習っておけばよかったなぁと、それだけが悔やまれます。

自分で試行錯誤しながら作ってみるかとも思うのですが、
売ってある梅は、袋にいっぱい入っています。
やっぱり1kg以上じゃないとおいしくできないもんなんでしょうかね。
毎年この時期、お店に並んだ梅の実を見ては心が揺れるのですが・・・
全くの素人が試行錯誤で作るには多すぎて、いつも諦めてしまいます。

でもいつかばぁさまのうめぼぅし復活させるぞー
・・・いつになる???




本日のおかあさん

2008-06-02 | こがっぱ
ばばらけにされた絵本。
片付けるときに、息子に「ごずんごずんの本ちょうだい」や「ぶーぶーぶわーんの本ちょうだい」と
おはなしの一部分を言うと
「あい」
と言ってちゃんとその本を取ってくれるようになりました。
ほほ~。
読み聞かせている本を覚えているんですね。
うれしいもんです。

言葉をしゃべるのはまだ無理だけど、
ちゃんとこちらの言っていることがわかるようです。
言葉遣いに気をつけないといけませんね。
ダンナにも注意せねば。

さてさて、毎日のように読んでいる本の中に
『ママママママ おかあさん ママママ』
という文があります。
ちょっと聞いてみたくなりました。
ね、おかあさんど~こだ?

息子、私の方を見てにこーっと笑って飛びついてきて
・・・そんなのを期待していたら
あたりをキョロキョロ見ています。


ブロックの箱の中をゴソゴソしています。
そんな所におかあさんはいないよ。

『おかあさん』が箱の中にないと気付いた息子は・・・
おもちゃ箱をゴソゴソしています。
そこにもおかあさんはいないよ。
しかし、なにやら見つけたようです。

取り出したのは、赤いミニカーでした。
「あい」と言って、渡してくれました。

・・・ありがとう。

さあて、私がミニカーなら・・・?
おとうさんど~こだ?

息子はまたキョロキョロしています。
ダンナは仕事なので、この部屋にはもちろんいないのですが
お、なにやら見つけたようです。
そして「あい」と渡してくれたのは・・・

ぞうのぬいぐるみ。

う~ん。惜しいな。
これはおとうさんじゃなくて、おぞうさんだ。

『ごずんごずん』や『ぶっぶーぶわーん』より
『おとうさん』『おかあさん』の方が、
日頃の会話の中に出てくる頻度が高いはずなんだけどなぁ。

息子の『おとうさん』『おかあさん』は毎日変わります。
今日は何を持ってくるんだろう。
昼寝から起きたら、聞いてみようかな。