子どもが幼稚園に行くようになったら、ちょっとのんびりできるね。
そういろんな人に言われ、自分でもそう思っていました。
が、
登園初日からバスの説明会、クラス懇談会、保護者会・・・
子どもがバスに乗るのを見送って、母さんは幼稚園に向かうべく駅に向かう日々です
幼稚園ってこんなに忙しかったっけ?
数日何事もない日がやっと訪れたと思ったら、今度は家庭訪問です。
このころ幼稚園はまだ午前保育で、息子が帰ってくるのは13時前でした。
しかし家庭訪問の予定時間は13時半から。
なかなかハードなことをしてくれるではないですか。
部屋の掃除は、息子が幼稚園に行っている間に完璧に済ましておかなければなりません。
お昼ごはんはチャッチャと用意できて、チャッチャと食べることができて
尚且つボロボロこぼさないもの。
そして臭いが残らないもの。
片付けが楽なもの。
というわけでパンに決定です。
家庭訪問当日。
朝、バスを見送ったあと家に帰って、母さんのミッション開始です
まずは部屋の掃除です。
普段リビングにおもちゃをドサッと入れたケースを置いているのですが、
今日はこれを別室に移動させます。
見えないようにドアを閉めて、と。
ほほぅ。リビングがとてもすっきりしました。
人様に見せられない息子&父さんの部屋のドアも閉めておき、開かずの間が二つできました。
お茶の用意もしておかなければ。
あと、スリッパの用意も。
息子が帰ってきてから一緒にお昼ごはんを食べていたら、
片付けに時間がかかるので、私だけ先にお昼ごはんをいただきます。
準備完了。
お迎えの時間になりました。
家に帰ってきた息子は、すぐにおもちゃのごちゃごちゃ箱が別室にあることに気がつきました。
「なんでここにあるの?」
息子よ、それは大人の事情なんだよ。
息子がお昼ごはんを食べている間、私はカバンの中身のチェックや制服の片付けをします。
食べ終わった後の片付けも終え、間もなく13時半です。
「といれ~」
おおっ息子よ、なぜこのタイミングに!
急いでトイレに連れて行くと
ピンポーン
おおおっ先生もこのタイミングに!!
「はーい」と何事もなかったかのようにインターホンに出ると、カメラに写っているのは先生二人。
おおおおっ一人分しか用意してなかった!!!
内心バクバクを隠し、「どうぞ~」とオートロックの開錠ボタンを押し、母さんダッシュ。
上がってこられるまでに、もう一人分のお茶をセットし、スリッパを出した所で
今度は玄関のピンポーン
間に合いました。
「こんにちは~」と穏やかに玄関を開けます。
息子もちょうどトイレから出てきたところでこんにちはです。
このとき、息子は幼稚園に通い始めたばかりで
幼稚園にはすんなり行ってくれるものの、部屋ではずっと泣いているようでした。
「でもこの前、とってもかわいいダンスを見せてくれたんですよ」
「え。ダンスって、、、ひょっとしてこんなのですか?」
「あっそれですそれです」
いつも家で兄ちゃんと一緒に踊っているこれぞ男子、という感じの踊り。
・・・入園数日で息子のへんてこりんさがばれました。
他にはおうちではどんな風に話していますか?と聞かれて答えたり
トイレがまだ不安なこと、好き嫌いが多いこと、引っ込み思案なこと・・・
そんなお話をしました。
その間、息子は楽しそうにひたすら自分のプラレールコレクションをテーブルの上に並べています。
鬼太郎列車、蒸気機関車、阪急電車、間に先生のお茶、新幹線、ゆふいんの森・・・
どうして男というものは、自分のコレクションを見せたがるのだろう。
息子は幼稚園の先生が自分の家にいる、という状況がたまらなく嬉しいようです。
次々出てくるお気に入りアイテム・・・
「こっちにもあるんだよ~」
別室に移動させたおもちゃ箱から持って来ようと部屋を出る息子。
「もう持ってこなくていいよ~」慌てる母
「ちびがっぱくん、いいよ~先生がそっち行くから~」
「いえいえっあっちは開かずの間なんでー!!!」
家庭訪問終了
1年で一番美しく片付いている部屋は、あっという間におもちゃが散らばるいつもの部屋に。
・・・あ。今気がつきました。息子がズボンを後ろ前に履いていたことを。
イラストエッセイランキング
部屋が一年で一番片付いているのは、大掃除後の年末より家庭訪問の日だ、という方はポンッとお願いします。
そういろんな人に言われ、自分でもそう思っていました。
が、
登園初日からバスの説明会、クラス懇談会、保護者会・・・
子どもがバスに乗るのを見送って、母さんは幼稚園に向かうべく駅に向かう日々です
幼稚園ってこんなに忙しかったっけ?
数日何事もない日がやっと訪れたと思ったら、今度は家庭訪問です。
このころ幼稚園はまだ午前保育で、息子が帰ってくるのは13時前でした。
しかし家庭訪問の予定時間は13時半から。
なかなかハードなことをしてくれるではないですか。
部屋の掃除は、息子が幼稚園に行っている間に完璧に済ましておかなければなりません。
お昼ごはんはチャッチャと用意できて、チャッチャと食べることができて
尚且つボロボロこぼさないもの。
そして臭いが残らないもの。
片付けが楽なもの。
というわけでパンに決定です。
家庭訪問当日。
朝、バスを見送ったあと家に帰って、母さんのミッション開始です
まずは部屋の掃除です。
普段リビングにおもちゃをドサッと入れたケースを置いているのですが、
今日はこれを別室に移動させます。
見えないようにドアを閉めて、と。
ほほぅ。リビングがとてもすっきりしました。
人様に見せられない息子&父さんの部屋のドアも閉めておき、開かずの間が二つできました。
お茶の用意もしておかなければ。
あと、スリッパの用意も。
息子が帰ってきてから一緒にお昼ごはんを食べていたら、
片付けに時間がかかるので、私だけ先にお昼ごはんをいただきます。
準備完了。
お迎えの時間になりました。
家に帰ってきた息子は、すぐにおもちゃのごちゃごちゃ箱が別室にあることに気がつきました。
「なんでここにあるの?」
息子よ、それは大人の事情なんだよ。
息子がお昼ごはんを食べている間、私はカバンの中身のチェックや制服の片付けをします。
食べ終わった後の片付けも終え、間もなく13時半です。
「といれ~」
おおっ息子よ、なぜこのタイミングに!
急いでトイレに連れて行くと
ピンポーン
おおおっ先生もこのタイミングに!!
「はーい」と何事もなかったかのようにインターホンに出ると、カメラに写っているのは先生二人。
おおおおっ一人分しか用意してなかった!!!
内心バクバクを隠し、「どうぞ~」とオートロックの開錠ボタンを押し、母さんダッシュ。
上がってこられるまでに、もう一人分のお茶をセットし、スリッパを出した所で
今度は玄関のピンポーン
間に合いました。
「こんにちは~」と穏やかに玄関を開けます。
息子もちょうどトイレから出てきたところでこんにちはです。
このとき、息子は幼稚園に通い始めたばかりで
幼稚園にはすんなり行ってくれるものの、部屋ではずっと泣いているようでした。
「でもこの前、とってもかわいいダンスを見せてくれたんですよ」
「え。ダンスって、、、ひょっとしてこんなのですか?」
「あっそれですそれです」
いつも家で兄ちゃんと一緒に踊っているこれぞ男子、という感じの踊り。
・・・入園数日で息子のへんてこりんさがばれました。
他にはおうちではどんな風に話していますか?と聞かれて答えたり
トイレがまだ不安なこと、好き嫌いが多いこと、引っ込み思案なこと・・・
そんなお話をしました。
その間、息子は楽しそうにひたすら自分のプラレールコレクションをテーブルの上に並べています。
鬼太郎列車、蒸気機関車、阪急電車、間に先生のお茶、新幹線、ゆふいんの森・・・
どうして男というものは、自分のコレクションを見せたがるのだろう。
息子は幼稚園の先生が自分の家にいる、という状況がたまらなく嬉しいようです。
次々出てくるお気に入りアイテム・・・
「こっちにもあるんだよ~」
別室に移動させたおもちゃ箱から持って来ようと部屋を出る息子。
「もう持ってこなくていいよ~」慌てる母
「ちびがっぱくん、いいよ~先生がそっち行くから~」
「いえいえっあっちは開かずの間なんでー!!!」
家庭訪問終了
1年で一番美しく片付いている部屋は、あっという間におもちゃが散らばるいつもの部屋に。
・・・あ。今気がつきました。息子がズボンを後ろ前に履いていたことを。
イラストエッセイランキング
部屋が一年で一番片付いているのは、大掃除後の年末より家庭訪問の日だ、という方はポンッとお願いします。