かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

おひめさまようちえん

2016-03-08 | 絵本
どうもこの時期は毎年誰かが(私以外が)寝込んでしまうようです。
一人寝込み、元気になったと思ったら次の子が。
そして最後に父さんが
小学校の方はインフルエンザがまだまだはやっているようなので油断は出来ませんが
今はなんとかみんな復活しました。

前回書いたのが冬休みのお話でしたね。
それなのに、時は既に花粉だ、開花予想だ、と春になってしまいました。
1年前の今頃は、下の子が入園を控えていて
いろいろ準備が忙しかったり、幼稚園でやっていけるのかと心配だったり・・・。

心配事の一つが、初めてのバス通園でした。
上の子は徒歩通園だったので、私にとっても初めての経験です。
同じバス停の子と仲良くなれるのだろうか。
お母さんが幼稚園のボスママのような人だったらどうしよう。
我が家以外は女の子なので、「あらやだ男の子!」なんて人だったらどうしよう。
と不安はいっぱいだったのですが(←ネットやドラマに影響されすぎ)
同じバス停の女の子、お母さん、みんなとても優しくて安心して幼稚園生活をスタートさせることが出来ました。

ところが入園から半年過ぎたとき、
同じバス停の女の子がお引越しすることになりました
お別れのとき、何かをプレゼントしたい・・・そう思い、このえほんを選びました。


    


   おひめさまようちえん(のぶみ 作)


  アンちゃんちの近所にこんな建物がたちました。
  「ここはおひめさま幼稚園でございます。よろしければ中で遊びませんか?」
  園長先生が話しかけてきました。
  大きな門が開くと、金色のメリーゴーラウンドにリボンのブランコ・・・
  金の泥だんごを作ったり、ダイヤのクレヨンでお絵かきしたり。  
  毎日ここで遊びたい!アンちゃんは入園テストを受けることにしました。

そう、プリンセス大好きなお年頃の女の子は、もう開くページ全てにとなるのです。
特に
  「この中から一つお選び下さい」



とズラーッと並んだドレスや宝石の木のページは、もうお母さんまでもがです。

あらゆる年代の女の子のハートをがっちり掴むお話です。
お引越しで新しい幼稚園に行くことになった女の子、今年新しく幼稚園に入る女の子にオススメの1冊です。
(もちろんそうじゃない女の子にも)


さてさて男の子二人の我が家には縁がなかったこの本ですが
お友達にプレゼントする前にもう一度ちゃんと読んでみようと、図書館から借りてきました。

・・・せっかくなので我が息子ちびがっぱに読んでみました。
どう反応するのでしょう。
あら。意外と楽しんでいるようです。
例のドレスを選ぶページも「ん~~~、これ」と選びました。
左下の和服っぽいドレスを。
やはり城と言えば、プリンセスがいる城ではなく、殿がいる日本の城が好みの息子ですから

ちびがっぱに読んでいるのを見て、なぜか上の子が「さっきちびがっぱが読んでた本、見ていい?」と言ってきました。
気になるようです。
静かに絵本を開く息子。
読み終え、私が「どう?」と聞くと無言でうんうんとうなずく息子
何かわからないけど、合格点のようです。
ではちょいと意地悪な質問をしてみましょ
ドレスどれを選んだ?
「えーーーっと、、、って着れるわけないだろーー!!」
おおっとナイスのりツッコミ。
やっぱりそうだよね。
さすが小学生男子。幼稚園児のちびがっぱとは違うわ。と思ったら
「幼稚園サイズが着れるわけないだろーー!!」
ええええっサイズの問題でしたか!!


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