かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

若草大会

2008-03-21 | おいしいもの
ここはお菓子処松江。
いろんな和菓子がありますが、やはり一番有名なのは
かっぱ色の求肥のお菓子若草でしょう。

松江がお菓子処であること、若草が有名であることは知っていましたが
その若草をいろんなお菓子屋さんが作っていると知ったのは
結婚して松江で暮らすようになってからです。
私が知っているだけで彩雲堂・桂月堂・風流堂・一力堂・福田屋・三英堂・・・。
(ひょっとしたらまだある?)
若草通の方、写真の若草がどこのお店のものか、わかるでしょうか。

以前、実家に帰っていたときのことです。
近所のナカザワのおばちゃんと話していると、
「どこの若草がおいしいか」という話になりました。
私は彩雲堂以外の若草を食べたことがありません。
というわけで、次回帰省した時に若草の食べ比べをすることにしました。
贅沢な食べ比べ大会です。

しかし、さすがに全部の若草は一度に食べることも買うこともできません。
とりあえずまず、彩雲堂桂月堂を。
(ちなみに一度途絶えていたこの若草を復活させたのが、彩雲堂だそうです)

両者、見た目は一緒です。
しかし、切ってみると・・・彩雲堂は中がちょっと黒っぽく、桂月堂は白っぽいです。
いただきます。

おおおおお。
見た目が一緒なので、味もそんなに違いはないかと思っていたのですが、
違います。全然違います。
私は食べ物評論ができるわけではないので、うまく言えないのですが
彩雲堂の方は深い甘さ。でも甘ったるいわけではありません。
桂月堂の方はさっぱりした甘さ。
おいしい。

ナカザワさんご夫婦、私の両親、私の5人で開かれた若草大会。
さてさて、結果は・・・?
彩雲堂派、桂月堂派、やはり分かれましたね。

第2回大会は、都合により風流堂のみの参加です。
第1回の味を思い出しながらいただきます。
おおおおお。
おいしい。

松江の人って、それぞれお気に入りの若草ってあるんでしょうかね。



ところで・・・よんどころない事情により、ちょっとの間お休みするかもしれません。 
       また後日!!
    


パパ???

2008-03-18 | こがっぱ
赤ちゃんの言葉というと、「ブッブー」や「ワンワン」が定番ですよね。
息子の場合、「ぶっぶっ」「ぅわうわう」と微妙に違うような・・・。
まぁよしとして、ちょっとずつですが、言葉が増えてきました。

そんな息子がある日、突然「ぱっぱ」と言うようになりました。
パパ!!!
ダンナ、なんだか嬉しそうですが、息子が見ているのは・・・

カッパのぬいぐるみです。

「ぱっぱ」=カッパ?パパ?それとも両者??
我が家はダンナも私も「パパ」「ママ」なんて柄ではないので
「ぱっぱ」=「パパ」ではないことは明らかなんですが。

車や犬の次にカッパですか。。。
おとうさんやおかあさんを呼んでくれるのは、まだまだ先ですね。



君の名は

2008-03-13 | ちょいとそこまで
息子がよく食べるので、野菜がすぐなくなってしまいます。
おいしくて、新鮮で、できれば安くて、の地元の野菜を求めて道の駅に行くことにしました。

道の駅はうちから車で10分くらいでしょうか。
見えてきました。
ん???
「何?」とダンナ。
いや、、、今変なものが・・・。
「何があった?」
何って、、、何って言っていいのか、、、いや、見間違いかも・・・。
車を降り、店の方へ近づくと
              

おおおおお。
              

おおおおお。

        
ピシッと細身のスーツを着て、ネクタイを締めていますが、足元は地下足袋。
手には清酒・松竹梅。

これは・・・誰???



上を下へ

2008-03-10 | こがっぱ
バレンタインデーに私が息子に贈ったものです。
中にはチョコが入っていました。
(チョコは保護者である私がしっかりとおなかの中に預かりました)
一応シンカンセンなんですが、タイヤがついているので
息子はただの車だと思っているでしょう。

ところでこのシンカンセン、上の部分がちょっとカーブになっているので
上下逆さにしてちょんっと触るとクルクル回ります。
どうもうちの子は、このようにクルクル回るものが好きなようです。
「ぶっぶっ」と言いながらシンカンセンをクルクル回しては、大喜びです。

ある日、息子が一人でミニカーで遊んでいるのを見ていると・・・

みんな上下さかさまです。
                    
たまたまその向きになったのではなく、
車はこう置くものであると考えているようです。
クロネコヤマトのトラックなんて、屋根が平らなのでもちろんクルクル回らないのですが。
訂正すべきか。
でも息子がちっこい頭で考えた遊び方なんだから、放っておくか。

多分大人だったら、ミニカーをこんな風には置かないよなぁ。
子どもだから思いつく遊びですね。
息子に「車はタイヤが下だよ」なんてことを最初に教えていたら
車をクルクル回す遊びはしなかったでしょう。
たまにはあたりまえのことを取っ払うのもいいかもしれません。
違う見方をすると新たな発見がある???
ひっくり返った車を見て、そう思いました。

さてさて、息子、また新たな遊びを始めました。
ひっくり返った車の上に、別の車(もちろんさかさま)を載せようとしています。
・・・さすがにそれは無理じゃないかい?





哺乳瓶卒業

2008-03-07 | こがっぱ
息子が1歳2ヵ月になりました。
毎日見ていると、何も変わらないような気がするのですが、
ちょっとずつ大きくなっているようです。
昨日まで使っていたものを今日はもう使わない、そんなときに実感します。
例えば、、、紙オムツのサイズがS→M、M→Lになったとき。
テープ型だったオムツがパンツ型になったとき。
つなぎの服を着ていたのが、上下分かれた服を着るようになったとき。
食べるものもそうです。
おかゆだったのが、今はもう大人と同じごはんなので
炊飯器で使っていたおかゆカップの出番はなくなりました。
そして・・・

息子は産まれてからずっと、母乳のあとにミルクを足していました。
それが離乳食をガッツリ食べるようになり、
ミルクを飲む回数も減りました。
たまに昼寝から起きた時などに
フォローアップミルク(離乳食じゃ不足しがちな鉄分やら何やらが入っているミルク)を飲むくらいです。
このミルク、普通のミルクと同じように哺乳瓶で飲ませていたのですが
1歳を過ぎたら、哺乳瓶を卒業した方がいいそうです。
ほほぅ。
というわけで、コップでチャレンジ!
・・・押し戻されました。
あら。いやですか。うん、まぁまだコップ苦手だからね。
じゃぁストローマグで飲んでみようか。
・・・またもや押し戻されました。
う~ん。これもだめですか。
仕方がないので、哺乳瓶に移し変えると・・・
ちゅーっ
一気飲みです。
どうやらミルクは哺乳瓶じゃないと受け付けないようです。

何度か試したのですが、やはりミルクは哺乳瓶!
息子のこだわりです。
困りましたなぁ。
せめてストローマグで飲んでみない?

「母さん、母さんだってコーヒーを汁椀で飲まないだろ?
一緒だよ。コーヒーはコーヒーカップ。ミルクは哺乳瓶なんだよ」
そんな風に言いそうな顔です。

ちょうどその頃、地区の公民館で身体計測があったので行ってみました。
保健師さんともいろいろ話をして、そのときついでに
哺乳瓶がやめられないことを話すと・・・
「うん。やめちゃいましょう。意外と哺乳瓶のことなんて2、3日で忘れるよ」と。
うちの子は離乳食をしっかり食べて、順調に育っているので
フォローアップミルクは絶対あげなきゃいけないものではないそうです。
だから飲まなければ飲まないでいいやっ、て感じでやってみましょう、と言われました。
やってみます、と返事をしたものの、本当に哺乳瓶やめられる???

そして2日後・・・
おおおっストローマグでミルクを飲んでるよ。
次の日も。その次の日も。
すごいっ本当に忘れるんだね~。

というわけで、本当に意外とあっさりと哺乳瓶を卒業することができました。
産まれてからずっと、毎日何度も使ってきた哺乳瓶。
棚にしまうと・・・なんかちょっと寂しいような感じもしますが。

 




9年目の答

2008-03-04 | Weblog
子どもをあやす時につい口から出てくる歌、、、
姉の場合は2曲ありました。
一つは大黒さま
♪大きな袋を肩にかけ~
鳥取人にはふるさとと同様、なじみのある歌です。
そしてもう1曲がくちなしの花
・・・なぜ?

この歌は別に父親が歌っていたわけではありません。
テレビで観た記憶もありません。
どこでどう知ったのか・・・思い当たるのは、私たちが子どもの頃に近所であった納涼祭のカラオケです。
そこで近所の田中のおじちゃんがこの曲を歌っていたのです。

姉は子どもを抱っこしてゆらゆらしている時に、
何故かこの歌が出てきたというのです。
♪今では指輪も 回るほど~
姉は田中のおじちゃん風に声を低くして歌います。

ある日、姉が「なんかこの歌が出てくるだけどなぁ、歌詞が思いだせんだが~」と。
ほぅ。
「♪い~までは指ぃ輪も~ ま~わるほど~ 痩ぁせて~ やつれた~ おまえの・・・この次は何だ?」
・・・私は知らん。
「おまえの○○○○ってたぶん4文字だと思うだけどなぁ。
パッと出てきたのはおまえの指先、なぁけど変だしなぁ」
確かに。
指先で指輪をクルクル回す女を想像してみました。
痩せてやつれたわりに楽しそうです。
結局、歌詞がわからないまま時は過ぎてゆきました。。。

そしてあれから9年。
先日、買い物を終えて車に乗ると、
ちょうどラジオから「次の曲はくちなしの花」と聞こえてくるではないですか。 
おおっくちなしの花!!
9年も経ち、すっかり忘れていたあの疑問のことが一瞬で蘇ります。
痩せてやつれたなんなのさ。ドキドキドキ・・・

♪い~までは指ぃ輪も~ ま~わるほど~ 
ドキドキドキ・・・
♪痩ぁせて~ やつれた~ 
ドキドキドキ・・・
♪おまえの
ドキドキドキ・・・
♪うわ~さ~

うわさ!!!3文字!!!

ずっと4文字だと思っていたので、衝撃的な答でした。
そしてもう一つ衝撃的だったのは、歌っていたのが渡哲也さんだったこと。
田中のおじちゃんの見た目が大川榮作さんだったため、
私はずっと大川榮作さんの歌だと思っていました。

さて、9年ぶりにやっと姉の質問に答えることが出来ます。
早速姉に電話をかけてみました。
「な、くちなしの花の歌詞がわかったで。教えたげようか。へへへ~」
「ん~別にいいや」
姉は私ほど気になってはいなかったようです。
9年目にして初めて知る姉の答でした。

ふすまのそとのそのまたむこう

2008-03-01 | Weblog
東京で春一番が吹き荒れた先週土曜日、
ここ松江でも台風かと思うくらいの強い風が暴れていました。
そして、私の体の中でも強烈なカゼが暴れておりまして・・・寝込んでいました。
ご無沙汰しております。
『かっぱと暮らす』です。

さて、私より先に風邪をひいた我が息子、
ハナは垂らしていますが、熱はないので、いつもと変わらず元気です。
私は我が身さえ支えることが出来ないので、
息子のことはダンナに任せ、休むことにしました。
ん?
・・・何者かがふすまを開け、覗いています。
息子です。
お、ふすま開けられるようになったんだね~。
私を見つけ、にゃはぁと笑っています。
シャカシャカと私のそばに寄ってきました。
ごめんねぇ。元気になったら遊んだげるからね。いっぱい本も読んだげるね。
顔を撫でると、またうれしそうにすり寄ってきます。
・・・この子のためにも早く治そう。早く元気になろう。。。
すると息子は・・・
サッと寝ている私にまたがり、パッカパッカ~!!!
ぐへぇええ~
・・・思う存分パッカパッカをしてすっきりしたのか、
息子は母親の顔を見ることなく、シャカシャカと部屋を出て行きました。


その後は邪魔されることなく、しばらく寝ることができました。
ちょっと楽になったので、水分補給をしようと起きて部屋を出ると・・・

何ですかこれはー!!!
部屋中に撒き散らされた、新聞、チラシ、本、おもちゃ、、、
スリッパがあっちとこっちに。
靴下の片割れがここに。もうかたっぽはどこ?
ボールがコロコロコロ・・・。
鳥取弁で言う「ばばらけ」な状態です。
実写版ミッケ!の世界です。
そんな部屋に散らかすの大好き~!片付け大嫌い~!の男二人ミッケ。。。
なんでこのばばらけな中でくつろげるんですか。
これは誰が片付けるんですか。
・・・今の私にはそんな小言を言う元気はありません。
とりあえず今の私が出来るのは・・・このばばらけな部屋を見て見ぬフリ。
くぅぅぅ。早く治ってやるぞ。