かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

東野圭吾

2010-06-29 | 絵本じゃない本
さて今日は私が好きな東野圭吾作品についてのお話です。
というわけで、全く興味が無い方はわけわからぬままひいてしまう、
本日のかっぱブログのはじまりはじまり。

初めて読んだ東野圭吾作品は『秘密』でした。
ちょうど映画化されたときなので、10年くらい前でしょうか。
今までに映画だったりドラマだったり、といろいろと映像化された東野圭吾作品。
たぶんほとんどを見ているのですが、そのぅ、まぁ、、なんというか、、、がっかりしてしまうことが多い…
だって、原作とかなり違っているから。
結末が違ってるなんてのもあるし。
何度テレビの前で「はあぁぁぁ???」と叫んだことか。

というわけで、4月から始まったドラマ『新参者』もあまり期待していませんでした。

これはなかなか良かった!(と私は思う)
「原作とは最後が違う」という話を聞いていたのですが、
原作のイメージを壊すことなく、終わったのですっきりです。
これでもし犯人が違う人だったりしたらもう、わたしゃテーブルひっくり返すところでした。
そして気になるのが、加賀と父親の関係についての話です。
『新参者』の事件に関係が無いのにあえて話題にし、でも深くは触れず
ちょっとひっかかりを残したまま終わるということは・・・
ひょっとしていつか『赤い指』が同じキャストで???
あの作品は私が好きな東野圭吾作品のBEST5の一つなので、
『新参者』のスタッフとキャストなら見てみたいです。

ところで、私のBEST5には他に『さまよう刃』があります。
とても重くて、辛い。もし自分だったら・・・。
読み終わった後、いろいろ考えてしまう作品です。
『新参者』が終わってしまい、少々抜け殻気味となった先週
ツタヤで『さまよう刃』のDVDを借りてきました。

・・・・・えーーーーーーっと。
いや、この作品を「これから見るんだよー!!」という方もいらっしゃるでしょうし
見た方で「良かった~」という人もいるでしょうから
私が妙なことを言ってはいけないとは思うのですが
でもなぁ。。。
まさかこの作品を見て苦笑するとは。
なぜこんな軽さを感じるのだろう。
なぜこんな設定に替えてしまったのだろう。

DVDがある意味衝撃的な作品だったので、原作を読み直したくなりました。
・・・・・
やっぱりこれは中途半端にするくらいなら映像にしてほしくなかった。
と思うのは私だけ?


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    『新参者』豪華な俳優さんたちでしたね。
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へんしーん!

2010-06-24 | Weblog
先日我が家にやってきた2匹のカブトムシの幼虫
ダンナが「この大きさだと雌と雄だな」と言ったので(大きさでわかるものなんでしょうか)
私が勝手にリサとガスパールと命名しました。

我が家にやってきたとき既に土の中にいたので、私は姿を見ていませんでした。
それがある朝起きたとき、土の上でうにうにと動いている姿を見てしまい
その大きさに驚き、一気に目が覚めました。
不意打ちで見てしまうと、ドキドキしてしまいます。

このように、リサの方はもぞもぞと頻繁に土の上に出てきます。
そしてまたもぞもぞと潜ってゆくのです。
私はうにうにした虫が苦手なのですが、だんだん、だんだん見慣れてきました。

我が家にやってきて数週間が過ぎました。
またリサがもぞもぞ出てきました。
そしてもぞもぞ潜っていきました。
おや?中途半端な場所で止まっています。
上半身(?)だけが土の上に出ている状態です。
そしてそのまま動かなくなりました。
1日、2日、、、同じ位置です。
真っ白だった体が何となく茶色っぽくきたような気がします。
ひょっとしてこれはさなぎになっているのであろうか。
それとも・・・・・。
おおっ。ちょっと動きました。
良かった。生きているようです。
子どもの頃、昆虫図鑑にカブトムシの幼虫とさなぎの写真が出ていたのを見たことがあるけれども
さなぎになり始める幼虫がどういうものなのかなんて知りません。
大体、こんな中途半端な場所でさなぎになるものなのか?
例えて言うなら、畳の上に布団を敷いているのに、腰から上だけが布団からはみ出ているような、そんな場所です。

3日経ち、4日経ち、、、相変わらずちょっと土の上に出ていますが
どうやら本当にさなぎになってきているようです。
あとどれくらいで成虫になるのでしょう。
ちょっと楽しみになってきました。
無事にカブトムシになりますように。
まだ白い幼虫のガスパールも、元気なカブトムシになりますように。

カブトムシの幼虫と暮らし始めて、虫が苦手だった息子も少し平気になったようです。
うにうに動くリサをじーっと観察したり
外でダンゴムシを捕まえたり。(一時期我が家には10匹ほどのダンゴムシも同居していました)
そんなとき、幼稚園で「むしとあそぼう」というイベントが。
ヘラクレスオオカブトやギラファクワガタなど珍しい虫がやってくるそうです。
息子も楽しみにしています。
そしてその日の帰り・・・
「きょう、いろんなむしがきてたよ~」
へ~。どんな虫だった?
「いーっぱいねぇ、いろんなむしがしんでたよ~」
・・・息子よ、それは標本というものだよ。
間違ってはないんだけどね。

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ランチグッズ

2010-06-19 | こがっぱ
半年前、息子のお弁当箱を買うとき、
どんなものが使いやすいのかな?と姉やら友達やら
いろいろ先輩ママさんのお話を聞きました。
で、ほとんどの人から出た意見が「横をバチッバチッて留めるお弁当箱はやめたほうがいい。年少さんは開けるのが難しいし、壊れやすいよ」でした。
私が働いていたときこのタイプを使っていましたが、確かに蓋がくっついて開けにくかったことがあったっけ。
子どもだとそのまま持ち上げてしまい、そのうち本体がボトッと落ちてしまうということもあるそうで。
ほほぅ。じゃぁバチッバチッじゃないものを買いましょう。

で、お店に行くと、、、なんとまぁバチッバチッタイプの多いこと。
私が子どもだった頃はカポッてかぶせるタイプだったのですが
今って意外と少ないんですね。(あるけれどほとんどアルミのキャラクターもの)
いわゆるタッパータイプも使いやすいと思うけど
「シール容器」と称され、なぜか入子式の4つセットばかりだし。
4つもいらん。使いやすい大きさのものが1つあればいいのにな。
・・・不思議だ。
世のお母さんが求めている声と、実際売られているものって微妙にずれているような気がします。

選択肢は少なかったのですが、運良くカポッタイプにちょうど息子が好きなはらぺこあおむしのものがあったので
お弁当箱はこれに決定です。
そして3点セット(スプーン、フォーク、お箸)もお揃いにしました。

お弁当が始まるまでに、家でお弁当を食べる練習をしました。
お弁当袋は斜めにしちゃいけんよ。
蓋はここに置いて、スプーンを出して、、、出して、、、開かない??
スライド式の3点セットのケースが開かないようです。
私が代わりに開けると、うむ。確かにちょっと力が要るかも。
息子が開けるにはちょっと難しいかもしれません。
ケースの蓋を押さえて、ここを引っ張って、、、、、開きません。
うーーーーん。
他の子どもはみんな開けられるものなのかなぁ。
気になって調べてみると、モノによっては固いものがあり、開けるのが難しいのがあるとか。
うちのもどうやらその「モノ」のようですな。
でも買うときにお店で開けたり閉めたりの確認ってできんしね。
頑張れ息子よ。困難を乗り越えるんだ。

しかしその後何度か練習をしたのですが、やはり開けることができません。
息子も開ける練習を嫌がるようになりました。
息子が幼稚園でお弁当を食べる前に開けようと努力している姿を想像しました。
・・・・勢いあまってコップを倒してお茶がこぼれ、お弁当もガシャーンと落ちてしまう姿が。。。
はぁぁぁ。諦めますか。(ケースもったいないけど)

代わりになるようなケースを探したのですが、
空の箸箱はあっても、スプーンやフォークを入れる空のケースってありそうでないものなんですね。
入園グッズの作り方の本にはよくカトラリーケースが出ているので、
市販されていてもいいと思うのですが、これまた不思議です。

ないのなら・・・というわけで、また作っちゃいました。
大好きな黄緑色のゾウさん柄で、息子はとっても喜んでくれました。
おまけに元のケースと比べると断然軽い!!
それにガチャガチャ音がしない!!
ケースが開けられないから代わりのものを、ってひょっとして過保護???なんて思っていたけど
こりゃぁいいわ。


お弁当が始まって1か月。カビた。。。
ラミネート素材で作ったため、手洗いだったのがいけなかったのでしょうか。
(一度洗濯機で洗ったら、色がはげてシワシワになったのです)
黒い点がポツポツと。

残念ながらゾウさんとはお別れです。
でも明日持っていくの、どうしましょう。
あ。1か月たった今なら、元のケースが開けられる?
・・・やはり無理なようです。
お箸だけ、、、もまだ無理なようです。
仕方ありません。再びケース作りです。
このまえの分は、汚れが落ちやすいようにと選んだラミネート素材が逆にいけなかったのかもしれません。
布を買いに行く時間もないので、とりあえず家にある普通の布でダダダダダーーー!
糸の色が微妙に合っていないけど、ちょっと斜めになったけど、
手作り感があってよろしいじゃないか。(ということにしておこう)

完成。                                閉じるとこんなのです。
 

前回のゾウさんバージョン二つと今回の二つを作り
だんだんコツもわかり、制作時間も短くなってきました。
カトラリーケース職人になろうかしら。
・・・今回のケースがカビることなく、いい感じで使い続けることができたらね


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2016年1月追記  
 5年以上経ってもこの記事を読んでくださる方が多いようなので、このカトラリーケースのその後をお知らせします。
 このケース、無事に2年間使うことができました。
 (最後の1年はお箸だけだったので、使いませんでした)
 軽くて、子どもも使いやすかったようで、作ってよかった!のグッズでした。
 そして今・・・この記事を書いたときにはいなかった下の子が幼稚園に持って行ってます。
 毎回洗濯するので少々色褪せた感じはしますが、何の問題もなく使っています。

3歳児検診

2010-06-15 | こがっぱ
息子の3歳児検診のおしらせがやってきました。
この辺りでは、3歳5ヶ月頃に受けるようです。
平日の午後1時からなので、幼稚園を早退して行かなければなりません。
幼稚園では11時半頃からお弁当の準備が始まるそうなので
そのちょっと前に迎えに行くことにしました。
家に帰ってお昼ごはんを食べて出かけたら、ちょうどいい時間でしょう。

当日。。。
幼稚園に行くと、あっさりと他の子どもたちに見つかってしまいました。
「こがっぱくんのおかあさんだーっ」
「どうしたのー???」
肝心の我が子が全く私に気づいていないというのに、
元気なお友達に囲まれ質問攻めです。
今日ね、3歳児検診に行かないといけないんだ~。
すると、ほとんどの子が3歳児検診経験済なので
「ぼくこのまえいったよーっ」「ぼくもー!」「んっとねーたいじゅうはかったよー!」
と次々と体験談を語ってくれました。
子どもたちの話が続くので、なかなかその場から逃げられません。
君やちゃんの話にうんうん、そうか~と相手をしていたら
息子がやっと出てきました。
そして
「じゃーん。ほんじつのどろぐつ~
ひぃぃぃ・・・泥靴、、、そして今着ている服もやや泥服。。。
今日は早く帰るから、泥遊びをする時間はなかろうと白いTシャツを着せたお母さんが間違っていたよ。
そう。時間は作るもんだよね。。。
はぁぁぁ。。。帰ったら急いで全身着替えだな。
泥モノは検診から帰ったら洗おう。

お友達が大きな声で見送ってくれました。
「こがっぱくーん!けんしんがんばってねー!!
「がんばってねー!!!ばいばーーい!!!

ありがとう。また明日ね~。
息子と一緒にバイバイの挨拶です。
門を出て、もう姿が見えていないはずなのに、まだ「がんばってねー!!!」の声が聞こえます。
・・・3歳児ながら、検診が一大イベントだってことわかっているみたいですね。

さて、家に帰ったら大慌てです。
まず着替えてお昼ごはん急いで食べてトイレ行って
ああっ鼻の下が鼻水でカピカピなってるっ
予定してた時間より、ちょっと過ぎてしまいましたがなんとか出発!

歯科検診から始まり、内科検診、色や数の検査(いろんな色、長さの棒の中から「緑を2つとってね」「一番長いのはどれ?」といった質問)などなど。
1歳半検診の時はいろいろとやってくれた息子ですが、
今回は穏やかに順調に進んでいます。
最後は栄養相談です。
1歳半検診の時は「食べすぎが気になる」だったのが
今回は「あまり食べなくて気になる」という相談です。
「こがっぱくんは何が好きかな?」
「んっと、、、たまねぎ!」
・・・息子よ、母さん初耳だ。
「あと、ねぎ!」
・・・・息子よ、どっちも「嫌いではないが別に好物でもないもの」ではないのか?
「そうかぁ。じゃぁたまねぎのどんな料理が好きかな?」
スープ!!」
・・・・・息子よ、母さんたまねぎのスープなんて作ったこと無いぞ。

そんなこんなで2時間かけ、なんとか無事に(?)3歳児検診全てが終了しました。


次の日はいつもどおり幼稚園へ。
帰ってきた息子が「せんせいにね、けんしんのおはなししたよ~」と。
どんなお話したの?
おちんちんのけんさしたよ~って」
・・・・2時間の検診の中で、なぜその数秒で終わる一瞬の検査のことを???
あのね、今度ちゃんが3歳児検診だけど、その話はしなくてもいいからね。


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     ブログご無沙汰している間にこちらは梅雨入りしました。
      それなのに、愛用の傘がないことに今日気がつきました。 
      いつどこに忘れたのか・・・・・。
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6月ですから

2010-06-04 | 絵本
6月になりました。
今日は最近図書館で借りたこの時期ならでは、の絵本を。

まず最初は・・・
絵本コーナーにカエル絵本がたくさん並んでいます。
というわけで、新作のこんな絵本を。

 がんばれけろファミリー! ( 作 井上よう子  絵 相野谷由起 ひさかたチャイルド )

 小さな池のほとりに住むけろファミリー。
 「かあちゃん、おなかへったよう」
 「ぼうふらもっと食べたーい」
 「こんな水たまりみたいな池じゃ食べ物も見つかんないよ」
 そんなとき、相撲大会があることを知りました。
 チャンピオンには蚊の缶詰一年分!!
 その日から父ちゃんの猛特訓が始まりました。
 さぁ、優勝商品は誰の手に???

すんなり『猛特訓と家族の声援のおかげで父ちゃんは優勝しました』なんて終わりではありません。
私がお勧めする絵本ですから。


さてお次は、

 こどもがえ ( 作 おおすみてつひろ 絵 はらだゆうこ 新風舎 )

子どもの頃「衣替え」を「子どもがえ」だと勘違いしていた、という笑い話をちょこちょこ聞くのですが
まさにそう。そのおはなしです。
(ただ10月の衣替えの話なので、今の時期とは逆ですが)

「子どもがえ」をしたケンちゃんはなぜ寂しそうじゃないんだろう。
決まりとはいえ、お母さんはなぜ「子どもがえ」を気軽に考えているんだろう。
もし隣の中村さんの家の子になったら・・・。
自分はよその子どもと換えられてしまう???と
深く深く悩み、悲しむカズ君。
とても真剣に思い悩んでいるので、「おいおいカズ君、違うって」と教えたくなります。
子どもよりも、数々の勘違いや聞き間違いを経験した大人の方が楽しめるかも。


だんだん暑くなってきましたが、みなさん衣替えはされましたか?
うちの子はなぜか半そで半ズボンを断固拒否。
「うわーっかっこいいよー!カエルのTシャツ似合うよ!」と褒めまくる母。
「ながそでのズボンがいいー!!!」とせっかくはいた(無理やりはかせられた?)半ズボンを脱ごうとする息子。
イラストに描いたようなバトルが毎朝繰り広げられています。


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