かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

再び探しています

2013-05-25 | こがっぱ・ちびがっぱ
ちびがっぱがいつのまにかもう1歳4ヶ月です。
ひどかった夜泣きも2月の終わりには治まり、朝までぐっすりと寝てくれるようになりました。
1ヶ月前まではよいしょと一人で立つ程度でしたが、
最近はもうスタスタと歩く歩く。
でもやっぱり急ぐとき(上の子が学校から帰ってきたとき)はハイハイですが。

ところで、最近我が家のいろんなモノが
どんどん高い場所に移されるようになりました。
そうしないと何者かが知らない間にどこかへ持っていってしまうのです。
なぜかよく狙われるのがダンナのケータイ。

ある朝のこと、、、会社に行く準備をしているダンナがケータイがないことに気が付きました。
テーブルの上にも、座布団の下にもありません。

トーマスの乗り物のシートをパカッと開けると、中に物を入れられるようになっていて
よくそこに積み木やブロックが入っていることがあるのですが・・・
そこにもありません。

時間もないので、電話をかけて鳴らしてみると・・・

 ブブブブブブブブブブ

微かな音がどこからか聞こえます。
ダンナも私もこがっぱも、し~~~ずかにして音の鳴る方へ。
あ。あった。CDプレーヤーの中に。
誰がこんな所に?
もちろんただ一人我関せずで遊んでいるちびがっぱです。

数日後、またダンナのケータイが行方不明になりました。
テーブルの上も座布団の下もトーマスの中もCDプレーヤーの中も探しましたが、ありません。
どこだ???
また電話をかけると・・・

 ブブブブブブブブブブ

どこかでまた鳴っています。
本棚?・・・ではないな。カーテンの裏?・・・もない。
ん~~~~?????
近いぞ近いぞ。
え?まさか、まさか、ここ?
・・・あ。あった。キーボードの箱の中に。
よくこんなとこに入れたなぁ。

そしてまた数日後。
こがっぱが学校から帰って「おやつたべよ~っと、、、あれ?ない」
楽しみにしていたお菓子がないというのです。
2日前に買った『謎の実』というお菓子です。
前の日に少し食べ、テーブルの上に置きっぱなしになっていたので
ちゃんと片付けんさいよ、と注意したのは私も覚えています。
息子はそのときにいつものお菓子置き場に片付けたようです。
変な場所に入っちゃったんかな~と周辺を探しますが見つかりません。
これはもしや、そこで赤ちゃんせんべいを食べている小僧の仕業か?
私とこがっぱ二人でちびがっぱが入れそうな場所を探します。
トーマスの中もCDプレーヤーの中もキーボードの箱の中も。
でも見つかりません。
どこだろう。
あ、そういえば今朝ダンナのカバンをゴソゴソしていたような。
ひょっとしたら中に入っているかもしれません。
そこでダンナにメールを送ると、、、しばらくして電話がかかってきました。
「お菓子は入っとらんかったけど、おもちゃのキュウリが入っとったぞ」
・・・・・

『謎の実』は現在も行方不明です。
一体どこへ行ったのでしょう。謎です。
数年後引っ越すときに、どこからか賞味期限の切れた『謎の実』が出てくるのでしょうか。


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探し物発見

2013-05-11 | 絵本
実は絵本ブログの『かっぱと暮らす』
ブログを始めたときに、ある思惑がありました。
これから先、絵本に興味を持っているいろんな人がこのブログを読んでくれるかもしれない。
ひょっとしたらアレを知っている人がいるかも・・・。
そう、私がずっとずっと探しているあの絵本です。

子どもの頃に出かけるたびに(たぶん鳥取駅の中にあった本屋さんだったと思います)
買ってもらっていた絵本があります。
それが小さなかいぶつくんシリーズです。
まずは1巻のガブガブくん。次に行ったときには2巻。
10巻まであるのですが、私が買ってもらったのは5巻まででした。
この絵本は30年経った今でも実家の本棚に残っています。
今では中学生になった甥っ子や姪っ子たちも家に来るたびに喜んで読んでいましたし、
現在では私の子どものお気に入りの絵本です。

残り5冊も揃えたいのですが、残念ながら絶版になってしまいました。
出版社にも問い合わせましたが、入手不可能とのこと。
東京神田の古本屋でも見つけることはできませんでした。
通販のフェリシモで絶版になった本を復刻しようという企画があり
それにも出したのですが、無理だったようです。
鳥取の図書館にも松江の図書館にもありません。

そしてブログを始めたのです。
始めてすぐに記事にしても、読んでくれる人がいないのでは意味がないので
そこそこアクセス数が増えた頃に書いてみたところ・・・・・
反応ナシ。
ま、仕方ないですわな。

そして7年が過ぎました。
もうかいぶつたちのことは諦めて、ブログも忘れた頃だけ絵本ブログになっていたある日
ブログにコメントが届きました。
『この絵本持ってます』


!!!!!
もう「ひぃぃぃぃ!」だか「ひょぉぉぉぉ!」だかわからないくらい大興奮です。
鼻血が出そうです。
実際に手に入れたわけでもないのに、この絵本のことを知っている人がいる、持っている人がいるだけで
とてもとても嬉しいのです。
しかも私が持っていないゆきぼうずではないですか。
あぁ羨ましい!!
も~~京都まで行って全ページ複写させてもらおうかしら。
(入手困難な資料は前頁複写が許されるのです)
出版社にもどこにもなくて、あとは国会図書館かなんて思っていたのに、持っている人がいるなんて~
テンション上がりまくりになっています。
落ち着け、私。
でもさ、だってさ、出版者に直接聞いたり、鳥取、松江、広島のいろんな図書館でも探したけどなかったんだよ。
それが、それがっ・・・!!!
ん???そういえばここに引っ越してから図書館で探してなかったっけ。
ま、たぶんないだろうけど一応検索っと・・・・
!!!!!!
ありました。10巻全部が。
ずっと探していた本が、歩いて5分ほどの図書館で借りられるのです。
また鼻血出そう。。。

早速予約です。
当然貸出中ではなく、他に予約している人もいません。
数日後『本がご用意できました』メールが届きました。

カウンターで本と対面したとき、もう嬉しくて嬉しくて
またまた鼻血が出そうです。
聞かれてもないのに「この本ずっと探していたんです。絶版でもう見つからなくて」と図書館の人に語りかけたい。
でも怪しまれては困るので、いかにも子どもが読みたがっていたかのように
「よかったね~。絵本来たよ~」と息子に話しかけます。

本を持って帰り、、、
さぁ息子たちよ、今夜は早く眠りなさい。
子どもたちが眠ってからが、私の自由時間です。

30年経っていても、私にとっては新刊です。
5冊ともタイトルだけは知っていたので、30年中身がとても気になっていました。
たすけて!ガブガブくんはきっと1巻のガブガブくんの続編だ、
と子どもでもわかっていたので、一番読みたかったものです。
まずこれから・・・
なんと!!1巻でヒーローになったガブガブくんが、
「あんな立派な家に住む必要はない!」だの「モリモリサンド(石油のサンドイッチ)なんて贅沢だ!」と
人々に冷たくされているではないですか。
最後はまたヒーローになり、めでたしめでたし、なんですが。

そしてガブガブくん以上に衝撃を受けたのは、
まぬけかいぶつ はんぶんこぞうでした。

   

はんぶんこぞう、なんと絵の中に登場しません。
いや、出てくるのですが、犬だったり時計だったりいろんなものに形を変えて登場するので
本体は出てこないのです。
ただ、犬に化けてもしっぽがない。
時計に化けても針がない。
そう、何かが足りないのです。
で、何が衝撃かというと、この絵本の表紙を見てください。
これははんぶんこぞうが姿を変えたゾウなのです。
だから鼻がない。
私、30年ずーーーーっとこのゾウみたいなのがはんぶんこぞうという怪物だと思ってました。
ゾウみたいな怪物がいろんなことをするお話しなんだろうな~。
小僧とゾウをかけてるんだね、と。
今回本を借りなかったら、一生誤解したままだった。(たぶん生活に何も支障はないと思うが)


あんちょこ☆さんのおかげで念願の本を読むことができました。
ありがとうございます。
ブログバンザイ


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