かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

こびとづかん

2006-06-06 | 絵本
ひょっとしてこんなの好きじゃないですか?
と言われ、見せてくれたのは図書館の新着本

こびとづかん ( なばたとしたか 作  長崎出版 )

 ある朝、犬が草むらから変なものを見つけてきた。
 小さな全身タイツのようなもの。
 じぃじに聞いてみると、「これはクサマダラオオコビトの抜け殻じゃよ」と教えてくれた。
 大抵の人は気づいていないけど、世の中にはいろんな小人がいるんだって。
 じぃじが昔記録した「づかん」を頼りに、僕は小人を探してみることにした。

お話兼図鑑になっています。
 草むらにいるクサマダラオオコビト。青臭い。
 頭に花が咲いていて、集団で獲物を襲うリトルハナガシラ。獰猛なので、捕まえるのは危険と覚悟が必要。
 木と同化しているモクモドキオオコビト。素手で触るとかぶれやすい。
 パッと見キノコのベニキノコビト。おとなしいが頭に毒を持っている。(シチューにすると美味しいらしい)

どんな特徴か、どんな風に捕まえるのか、などが書かれています。
絵は・・・こういうのをキモカワイイというんでしょうね。
小人なんだけど、みんなおっさん顔で、私じゃ描けない怪しさです。
(実物を見ていただけたらお分かりかと)
私はあまり好きな絵ではないのですが
でもでもなぜか見入ってしまいました。
なかなか楽しめました。
小人らしきものを見た、という方、是非。