かっぱと暮らす

日々の暮らしの中の「うれしいなぁ」を綴っていきます

秋の装い

2022-10-30 | ちょいとそこまで
寒くなってきました。
おしゃれにあまり興味がないので、この時期は
黒のスカートかパンツに暖色系のセーターというのが、私の定番です。

3年前のある日のこと。
ショッピングに行くか、と黒のスカートにオレンジ色のセーターという
いつもの格好で家を出ました。
マンションを出て前の道に出ると、ちょうどお散歩中の保育園の子たちの列と一緒になりました。
・・・ここで私の頭の中は一瞬フリーズします。
なぜなら、子供たちがみんなおそろいの黒いとんがり帽子にオレンジ色のマントをつけていたから。
すっかり忘れていました。
そう。この日はハロウィンだったのです。

狭い歩道だったので、私は子供たちの列の後ろをゆっくり歩いていくことになりました。
黒い帽子とオレンジのマントでかわいく仮装した子供たちの後ろにいる黒とオレンジの服の私は、
はたから見ると絶対付き添いです。
仮装ではないけどめちゃくちゃハロウィンカラーを意識した保護者ではないか。

広い道になり子供たちの列とはお別れしたのですが、
一度意識してしまったため、なんだかこの格好が恥ずかしく思えてきました。
周りの人を見ても、いろんな色の服の人がいますが、私の配色の人はいません。
「あ、あの人ハロウィン意識してる~」なんて思われているのかな。
いえいえ、私は服に無頓着なうっかりハロウィンの人なんですよ。
と心の中ですれ違う人に説明します。

どれくらいの人に(心の中で)説明したでしょう。
しばらく歩くと、前方から黒のパンツにオレンジ色のカーディガンの人が歩いてきました。
おおおおっ!!
全く知らない人ですが、なんだか仲間のように思えてきました。
あなたもうっかりハロウィンの人ですね。
ここまで来るのに、ちょっと気まずかったことでしょう。私もですよ・・・。
そう心の中でエールを送ってみました。
が、
すれ違う寸前で気がつきました。
この人、紫色のスニーカー履いてる・・・!
黒、オレンジ、紫・・・この3色になると、うっかりではなく狙ったハロウィンなのか???
仲間なのか?違うのか??

なんだかもう服が気になってしまったので、ささっと買い物を済ませて帰ることにしました。

帰り道、カルディのハロウィン柄の紙袋を下げて歩く私は、行きよりもハロウィン度アップしてしまいました

皆様、10月31日の服装にはお気を付けください




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