彼女は ケイケン な信者だ。
ケン
つつし(む)、ころ(す)、うば(う)
虔
【解字】会意。虎+文。
- つつし-む(謹)。おごそかにつつしむ。「恭虔」
- ただしいさま。
- かたい(固)。
- ころす(殺)。そこなう。
【敬虔主義】
ドイツ語Pietismus(英語pietism)の訳。17世紀後半から18世紀前半のドイツで興ったプロテスタント信仰復興運動。宗教体験,実践の強調と自由な信徒集会(コレギア・ピエタティス)の形成が特徴で,ドイツ神秘主義の遺産,ピューリタニズムのドイツ的展開と見ることもできる。
敬虔。
虔す=ころす
というのも少し驚きです。
「謹む」と「虔す」とではまるで対極です。
でも、思想・宗教の相違により戦争が起こっていますからね。
「敬虔な」という後ろに続く言葉といえば、
クリスチャンが7割、仏教徒が2割、イスラム教徒が1割といったところでしょうか。
統一教会、創価学会、幸福の科学など新興宗教にはそぐわない言葉だと思います。
という私も現在信仰している宗教はありません。(実家は禅宗です)
「葬式仏教」でいいのかなと漠然と考えている程度です。
ただ、何となく好きな宗教はあります。
最澄によって伝えられた「天台宗」ですが、高貴な方の宗教のイメージがありますね。
あの毒舌和尚で名を馳せた今東光氏の本によって知ることができました。
今東光氏に弟子入りし出家した瀬戸内寂聴さんの方が有名でしょうか。
実はわたしは寂聴さんのファンです。
一度でいいから生法話を聞いてみたいと思っています。
寂聴さんは出家する前に何度も
彼と相談したそうです
好きな日本作家の中のひとりです
慈悲心と信念を両方共持っていら
っしゃるすばらしい方です
何回かお会いしていろいろと話し
をしているとき 彼女の声はーと
っても明るく、強い生命力とその
生命力を最大限に「活かす」情熱
を沁み沁み感じたのです
まっ冬の嵯峨野、徹夜で案を伏し
ていらっしゃる寂聴さんの姿も消
えない記憶の一つです
寂聴さんは今東光を慕って出家したんですからね。
でも、驚くのは寂聴さんと対面で話されたという事実です。
誰でも話せる訳ではありませんから、瑠璃さんはそれなりの地位があると察せられます。
中国と日本に大きな功績を残された方なのでしょう。
このようなところへ来ていただいて本当に恐縮しています。
ただの極普通之女流之輩しか何でもないです
たまたま 仕事の関係で御縁をいただきまし
た 女性問題、女流作家の伝記とかを彼女が
何冊かを書かれたが それについての感想と
かを話しあって お互いの愛情感とかも勿論
互いに話しました まして 違う国の女性の
話等 彼女は興味深くお聞きになりました
とにかく生きる「情熱」と「生命力」の強い
女性のイメジが忘れられないでしょう・・・
殆ど優しいです
そう思いませんか?
「座席を譲るのが優しさじゃないんだよ。本当の優しさは自分が強くならなきゃダメなんだよ。」
瑠璃さんと同じ事を言われました。
本当にそうだと思います。