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・モヌケの殻。
【意味】(「裳抜け」の意)
・脱皮した皮。ぬけがら。
・人が逃れ去った跡の家または寝床などのたとえ。
・魂の抜け去った身体。死骸。もぬけがら。
セイ、ゼイ
ぬけがら、もぬけ、もぬけ(る)
蛻
【解字】形声。虫+兌。音符の兌タイは、ぬけるの意味。虫のぬけがらの意味を現す。
- ぬけがら。もぬけ。
- 脱ぐ。外皮をぬぐ。
あれ?
似たような字をちょっと前に勉強しました。
なかなか梲(うだつ)があがらない。
・ウダチの転。
・梁の上に立てて棟木を支える短い柱。
・商家などで隣家との境に設けた防火壁。これを高く華麗に掲げて繁栄のしるしとする。卯建。
梲 = 梁の上に抜け出る支柱。
共通しているのは、「兌」という旁。
兌 兑(簡体字)
【解字】会意。八は開く・抜けるの意味。兄は祈るの意味。悦、脱、税の原字で人から抜き取る意を示す。
- 壁などにあいた穴。
- 抜け出る。抜き取る。
- ほっとする。よろこぶ。(=悦)
- 八卦の一つ。
蛻(もぬけ)
梲(うだつ)
涗(ぬるまゆ)
裞(死者の衣服)
帨(てふき)
侻(合う)
娧(うつくしい)
駾(つき進む)
普段、よく目にする漢字は簡体字である、「兑」のほうですね。
悦
鋭
脱
税
説