・ヘリコプターから町をフカンする。
【意味】高いところから見おろす。全体を上から見ること。
フ
ふ(す)、ふ(せる)、うつむ(く)、うつぶ(す)
俯
【解字】形声。人+府。音符の府は、俛フに通じ、ふすの意味。人を付し、ふすの意味を表す。
- ふす。
- うつむく。うなだれる。
- かがむ。上体を前に曲げる。
- 横になる。寝る。
- とじこもる。かくれる。
- うつぶせる。顔を下に向けて腹ばいになる。
俯瞰(鳥瞰) bird eye's view
私が中学生の頃は鳥瞰と教えて貰いました。
俯瞰は聞いた事がなかったです。
現代では、上空から航空機・ヘリコプターを使い、簡単に地形建物を把握することができますが、むかしは山頂からか、高い塔からか、あとは鳥になった気分で想像で描くしか術はありませんでした。
また、岡目八目ではありませんが、物事を的確に把握する時にも鳥瞰は使いますね。
戦国大将は、山の上からじっと戦況を見守っていました。
サッカーでも観客席の上から見ると人の動きがよく見えて面白いものです。
俯 は、うつむく。
瞰 も、上からのぞきみる。見おろす。
また対義語として、
俯瞰 ⇔ 仰望・仰視
俯角 ⇔ 仰角
仰 は、あおぐ。