MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

組長への道 餓鬼極道2

2019-02-23 23:25:22 | Vシネマ
先月リリースされたオールインの若手が登用された「組長への道」シリーズの第二弾「組長への道 餓鬼極道」の第二作がリリースされましたし
来月第三作もリリース予定
ってことで一応前作のお話しをはこの第二作で完結をみていますが
タイトルの「組長への道」へまっしぐらって言う展開になって行くようです

中村龍介って言う面構えが実にいい男優さんと生島ヒロシの息子さんである生島翔のW主演で作られてますが

族の頭からリーマンに転出したものの営業成績は伸びない
お得意様の接待での無理難題についにキレてしまい
高校時代の友人からとうとうヤクザになった清田
自分が考案した舟券術で稼いだ上納金を法外組に収め、組幹部の山崎にも可愛がられるようになった彼を見るにつけて内心面白くない気持ちがわいてき
清田に追い越され、焦り始める細川は・・・

ってとこで前作は終わってましたが
そんな細川は内心が表に出て来てついにけつもちの飲み屋の堅気の客に手を出して
警察沙汰になってしまう
一応不起訴ででて来たものの焦りからか清田の勝ち舟券術を無視して稼いだ金を
倍プッシュしてはドボンの繰り返し億の金をすってしまい
組の金の強奪を図るも失敗

生島翔のお話しが今回のメインとなってますが
彼はとうとう捕まって・・・
更に清田の目前で前川が射殺され清区は
ってことで実はこの後二転三転したいき
タイトルの「組長への道」に繋がって行くところで終わります
それなりにヤクザの世界での裏切り上昇指向のお話はそれなりに面白いですねぇ

2019年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
石川二郎脚本・編集・監督作品
出演:中村龍介、生島翔、木田佳介、品川拓哉、山口岳彦、森羅万像、桜井奈津、湊祥希、鈴丘めみ、前田ばっこ、ー谷遼、洲矢新吾、上西雄大、ハヤテ、本宮泰風
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猫侍 南の島へ行く

2019-02-23 20:11:25 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は、結局”1”を見てしまいますと”2”を見ないと・・・
って言う血液型の性格でして、
「猫侍」の2作目にして最終章です

って言うか、もう白猫の玉之丞に、おんぶにだっこの映画
なんじゃコレって言う映画
ここまで観客っていうだけでなく、映画って言う存在自体を小馬鹿にしてるなんて
前作には一応「用心棒」っていったようなパロディになっていましたが、
2は完全にアポーン過ぎるだろう

敢えて私の貧弱な映画鑑賞履歴からひもとけば
これはあれですか、東宝のゴジラやモスラ映画の中で描かれていた原住民たちのパロディ
って見てはいけないのかな
皆黒いし・・・
って今は差別にあたるって映画では表現できないから
松崎しげるさんの起用って
松崎しげるの肌が黒い→原住民って言う発想なんでしょうか
あまりに安易スギでしょ

あと土佐行きの船に乗り遅れる木下ほうかの忍者って
結局なんだったんだ・・・って奥方の姑さんが雇っていたんでしょうか
なんのため


主役の猫ちゃん玉之丞って
あなご・さくら(若)さくら(大人)の三匹が演じていたんですね
であなごちゃんが人気者なンですか
知らなかった

2015年製作、日本映画、「猫侍」製作委員会作品
渡辺武監督作品
出演:北村一輝、LiLiCo、高山善廣、木野花、横山めぐみ、木下ほうか、酒井敏也、緋田康人
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1987、ある闘いの真実

2019-02-23 02:53:43 | 韓国映画
最近、韓国映画にはまっているんですが
こんな国内の暗部を自ら告発するような映画を作れること自体が羨ましい
「タクシー運転手 約束は海を越えて」では
軍事政権下での民主運動の弾圧を、当事者ではない所謂外部者の目を通して描いているンですが
本作「1987年、ある闘いの真実」は、全斗煥軍事政権を倒すきっかけとなった
1987年に、ソウル大学の学生が民主化の取り締まり側の軍事警察によって拷問死した事件を契機に

それを隠蔽する国家権力である軍事警察と、その死の真相を暴くマスコミや
学生達の蜂起が韓国全土に広がった民主化運動の実態を双方の当事者側から描いてる映画
自由民主化を求めてデモを開始学生や市民らが、軍事警察の目をかいくぐり
命を賭して民主化運動へ突き進んでいく姿と
実に軍事政権下での権力の象徴として取り締まりの名目で拷問するようなことが
30年前の隣国で起きていたとは・・・

その民衆運動は、権力と暴力に屈せずにたたかう一般市民であるわけで
ジャケットにあるお姉ちゃんは実際はノンポリ大学生であったンですが
身内のオジサンが軍事警察に捕まったり、
ちょっと優しくしてくれた学生の闘士が警官によって銃撃されたことから
民主化デモに目覚めるストーリーが実にうまい

登場人物としてはパクを演じるキム・ユンソクの憎々しさは秀逸
彼の過去も確りと描かれていて
彼がこれほどまで反共を敵視することにも納得で来るように作られてのがよくわかる
韓国映画の底力を見せつけられた映画

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
チャン・ジュナン監督作品
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、パク・ヒスン、ソル・ギョング、イ・ヒジュン、キム・ウィソン、キム・ジョンス、オ・ダルス、コ・チャンソク、ムン・ソングン。ウー・ヒョン、チョ・ウジン、ヨ・ジング、カン・ドンウォン
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疵と掟Ⅲ

2019-02-22 23:16:02 | Vシネマ
2月も下旬に入りまして、一応新作DVDのリリースも一段落ですが
今月はまだ見逃してる作品も多々残ってますが
なんと25日リリースのオールイン作品がフライングリリースされていたのでレンタルしましたが
今月は海ドラマの目ぼしいシリーズがありませんので残り8日見逃してるものとか
セルとかものとか見ていくのかな

でその先鋒を飾るのは安藤昇追悼記念作品として安藤昇の実子ニック安藤が企画した「疵と掟Ⅰ・Ⅱ」の続編が10ヶ月ぶりにぶりに復活
安斉組長の岩城滉一に小沢仁志が登場の代わりに波岡一喜が消えていましたが
山口祥行さんは健在でした・・・ってジャケットの絵面見ればわかりますよね
なんと西守正樹がお話しを回していくんですね
女優さん日照りのオールインには珍しく
”あこ”と芸名変更された桝木亜子さんもメインです。

安斉組長がバックアップするジャズピアニストの都子は
安斉の企業舎弟である新海のジャズクラブで演奏してる注目の新人
ある夜女に連れられて都子が演奏するジャズクラブにやって来た中浜組の三島が、
彼女にひと目惚れしてしまって
三島の猛アタックに心惹かれた都子だったが
なんと三島はご禁制のシャブをしのぎにしており
都子もいつのまにかシャブ漬けに・・・

前作までのいつものオールイン作品が得意とするアクション作品とは180度も違う
なんともムーディーなドラマでして劇伴に使われる『サマータイム』が余計に
雰囲気を醸してくれておりジャケットの一人吠えてる山口祥行でさえ完全にドラマに溶け込んだ演技です

3月に「疵と掟Ⅳ」がリリースされますが、どこまでこの雰囲気を保っていられるのだろうか

2019年製作、日本映画、スターコーポレイト21作品
港雄二監督作品
出演:岩城滉一、山口祥行、川本淳市、大浦龍宇一、白石朋也、高原知秀、neco、湯江タケユキ、舘昌美、西守正樹、あこ。小沢和義、小沢仁志
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猫侍

2019-02-22 20:25:43 | 邦画
本日は2月22日ってことで、巷では222
つまるところにゃんにゃんにゃんっていう語呂合わせで"猫の日"だそうで
ここのブログも一日限定の猫仕様
そして一日一本時代劇を見ていく企画も
本日の一本は「猫侍」の劇場版

そうなんですねなんと2シーズンもOAされたTVドラマだったようですが
私は日本のTVドラマ見ないのでこの劇場版第一作が「猫侍」の初見になります

猫の玉之丞が尋常じゃない演技力と言うかこんだけおとなしい猫もめずらしい


どちらかといったら私は猫派ですから玉之丞に完全に魅了されちゃいました
そして北村一輝演じる浪人斑目久太郎の苦虫を噛み潰したような強面の演技とのコントラストが
実にいいアンサンブルとしてこの映画を成立させているんですねぇ

"百人斬り"の異名を持つものの斑目久太郎は
ポスターの惹句に”人は斬れども”ってありますが、実は免許皆伝の剣豪でありながらも
実際には”人を斬れない”主人公
加賀藩で切腹の介錯ができずに剣術指南役の職を追われ、新たな仕官先を探して
家族を金沢において単身江戸に出たものの職は無く毎日傘張りの内職のその日暮らし

そんな彼に"猫を斬ってほしい"という依頼が舞い込む。
依頼主は犬派"米沢一家"、敵対する猫派の"相川一家"の飼う愛猫を暗殺してほしいという。
五両のお金に目がくらみ犬派猫派闘争に巻き込まれてしまうのだが・・・。
ってことで要は殆どが「用心棒」の基本シノップスに
猫と時代劇定番の仇討ちを絡ませて
人がまるっきり死なない映画を100分のコメディに・・・

もうもうとにかく玉之丞の可愛さはこの世のものではないくらいの
萌え萌キュン映画を作ったって言う作品
主演の北村一輝は主語しか発しなくて、心の声が映画を回していく
不思議な作品


2013年製作、日本映画、「猫侍」製作委員会作品
山口義高監督作品
出演:北村一輝、蓮佛美沙子、浅利陽介、戸次重幸、洞口依子、温水洋一、津田寛治、横山めぐみ、斎藤洋介、小野寺昭、寺脇康文
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女神よ、銃を撃て

2019-02-21 23:23:56 | 洋画未公開
カトリーヌ・ドヌーブ、ダイアン・クルーガーのW主演の映画なのに、
なんと日本ではWOWOWのジャパンプレミア枠で昨年7月にOAされたまま
ミニシアターの企画興行にも乗っからずに半年以上お蔵入りされてて
突然アルバトロスから2月2日にDVDスルーされた作品

そうだよね見ててもなんじゃこの煮えきらない登場人物たちの行動は・・・
これじゃWOWOW以降でもお蔵入りしたまんまでも仕方ないだろうな作品
いい悪いは別にしてカトリーヌ・ドヌーブもダイアン・クルーガーも
よくまぁこんな映画に出演してるなんて
って言う作品と言うかこの女優さん二人以外の男優陣に実に華がないんです
よくまぁダイアン・クルーガーがこんな男優さんとのおっぱい丸出しの濡れ場を演じたなぁ
そこいらはどっかの国の女優と豪語してる方々は爪のなんとかを・・・ですが

海が見えるフランスのどっかの町、小悪党の三人組が組織からヤクを盗み出して
だあっさりバレてしまい、ボスから追い込まれ3万ユーロを要求される
三人組の頭目ロドルフは、自分の情婦で海運会社を営むルイーズの娘ジュリアに金の無心するも
って言うかルイーズは事故で背中と膝にケロイドを負って以来、精神に異常をきたしヤク依存であり
ヤクを供給してくれるロドルフは自分にとっては手放せない男だったが
ふとした口論からロドルフを殺してしまい

そんな女をダイアン・クルーガー
その母に泣きつくと母は証拠を燃やし、死体を川に捨てるが岸に流れ着いて事件が発覚し、
三人組の一人がこの母と娘を強請って3万の金を調達しようとするが
会社経営してても大金は右から左にって訳にいかず
チンピラと母親との金をめぐっての交流が始まって
また組織のボスが金の出所に目をつけてチンピラに吐かせようとするのだが・・・

小悪党がどと母がだんだんにお互いの環境を理解し人間的な関係が深まっていく展開がメインになっていて
一応"女神"ってドヌーブ演じる母なんですが
ボスが襲ってくるときに二連のショットガンは構えるものの
一発も撃ちゃしないのになんですがこの邦題は・・・
そんなに面白い作品ではなかったなぁ

2017年製作、フランス映画
ティエリー・クリファ監督作品
出演:カトリーヌ・ドヌーブ、ダイアン・クルーガー、ネクフ、ニコラ・デュボシェル、セバスチャン・フーバニ、オリビエ・ルストー
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続・座頭市物語

2019-02-21 18:20:13 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は前作「座頭市物語」のヒットにより直ちに製作された続編でしょうか
普通にこに当時の邦画各社はパイロット的にもモノクロでして一作目を製作し
ヒットすると2作目からカラー作品に格が上がるんですが
この座頭市の続編まではなんとモノクロでして

多分監督はプロット的に完全に「座頭市物語」の完全にお話しが繋がっていたんですね
っていうことで意図的に2本で完結っていう寸法で撮ったんでしょうか
従って前作のヒロイン万里昌代さんに飯岡の助五郎の柳永二郎さんが引き続いてのご出演でしたが、監督は三隅研次から森一生に変わっている

さらに勝新太郎の兄で新東宝倒産以降城健三朗名義でfreeで活躍されてた若山富三郎を大映専属に招聘し
これまた洒落なのか本気なのか実生活の兄弟を劇中でも兄弟と言う設定で出演させ
市との兄弟の間で一人の女を奪り合った因縁と言うか
盲目の自分を捨てて女が兄に走ったことに激怒した市は兄の片腕を叩っ斬った…と言う過去が本編で明かされます

前作で寺の小坊主に仕込みを平手酒造と同時に納めて貰ったはずなのに
最初っから仕込みをもっていたり
3年前に止めた按摩業を主体にさせていたりと
多少整合性はないのも本編のシノップス上仕方ないんでしょう

まそういうことで、本作では市が実に人を斬り捲りまして
シリーズ化への第一歩はこの作品からでしょうか
しかし、兄若山との斬りあいと飯岡の助五郎を斬り捨てるシーンが引き絵なんですね

公開当時の映画ポスター


1962年製作、日本映画、大映作品
森一生監督作品    
出演:勝新太郎、水谷良重、万里昌代、城健三郎、中村豊、沢村宗之助、柳永二朗、伊達三郎、杉山昌三九、嵐三右衛門、山路義人、春本富士夫、水原浩一、南条新太郎
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極道の紋章 第十八章

2019-02-20 23:03:58 | Vシネマ
日本映画専門チャンネルでは日本統一劇場が1月からOA開始され
ここのブログでも一応「日本統一4」まで記事のアップもされましたし
日本統一劇場の前のOA企画の極道の紋章劇場も外伝のOAもこの2月で終わり
血液型からしては最後まで完結させないとあかンやろ

ってことで見残していた「極道の紋章 第十八章」から再開です
前崎の関西共友会と、関東睦会とはついに全面戦争に突入し、
日本各地で激しい抗争が繰り広げられていたのだった
そんな中でも関東睦会の東京での抗争は激化し、多くの若者が血を流すこととなっているのを憂慮した東京での関西共友会辰巳一家組長の鹿野は

昔は同じ代紋であったよしみで関西共友会に一応抗争を終結させるために
関東睦会と話したいと許可を取り
関東睦会会長代行桐生と話し合いを持つものの関東睦会会長代行桐生の片腕速見にけんもほろろに蹴られてしまうという体たらく・・・

って言うか速見と辰巳一家の若頭とはなんと肉親の義兄弟だったようで・・・
理桐生は新潟から売り込んできた新興勢力新流会という愚連隊組織を使って
鹿野を誘きだして騙し討ちしてしまう

擬闘ではプロレスラーですけども藤原喜朗さんあんまり体動けなくて
擬闘よりも真剣勝負に向いてるんでしょうが
組長が本気で動いたら怪我人出ちゃいますからぎこちない動きだったようですねぇ

さて速見演じる本宮さんと妹の旦那で辰巳一家の若頭に勝矢さん
親をとられて血肉の争いは手垢のついたシノップスですねぇ
前崎も関西共友会会長となると役的にも優柔不断と言うか
物思いに耽るシーンが多くなって来ちゃいましたが

ってことで千葉真一演じる九州の大親分が乗り出して
関西、関東共に譲れないものの
辰巳一家と、抗争の使用者責任で二代目親分をもってかれた前崎組のシマそのままでの
手打ちに

20巻での終了ですが残りニ章でどうけつまつをつけるのでしょうか?

2012年製作、日本Vシネマ、オールインエンターテインメント作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、小沢仁志、本宮泰風、中野英雄、国本鐘健、宮村優、藤原喜朗、武蔵拳、勝矢、Koji、木村圭作、千葉真一、岡崎二郎、桑名正博
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真田幸村の謀略

2019-02-20 19:31:34 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は東映が時代劇の復興を掲げて深作欣二監督を擁して作った「柳生一族の陰謀」「赤穂城断絶」に続く第三弾ですか

残念ながら家光の首が飛ぶとんでも時代劇「柳生一族・・・」に比して「赤穂城・・・」は興行的に芳しくなかったのが原因かどうかはわかりませんが
脚本のメインに笠原和男を、監督には中島貞夫を起用して

主演の幸村に松方弘樹、一応大阪冬の陣、夏の陣の合戦シーンをメインに
なんと最後には家康の首が幸村によって空中高ぁ~~~~く飛ぶ
こちらも時代劇の復興というわりには相変わらずのとんでも時代劇
なんと2時間30分の長尺にしては途中ちょっとダレますが
勢いで最後まで飽きずに見られました

なんと幸村の父親真田昌幸に片岡知恵蔵御大
そして私の認識不足でした、この人だけは任侠映画ではだんびら振り回していますが
月代髷は似合わないって言う懲りかたまった認識から勝手に時代劇に出演してないって思い込んでいた梅宮辰夫が真田信幸を演じていましたが

キャスティングでのとんでもアイディアは真田十勇士の三好青海入道を女性にしてましたし
猿飛佐助って妖術を扱い宇宙の惑星を自由に操る人物でしたねぇ
オープニングからの隕石落下は佐助の仕業だったんでしょうか
ラストシーンとのシンメトリーでしょうか
シンメトリーと言えば家康の首が斬られて始まり、先に書いたように首が飛んで終わる

ま、最初の首は影武者だったんですけど、この影武者に関してはラスト十勇士の一人一人が幸村の影武者だったりするんですね
コレが所謂タイトルの”謀略”にあたるンかいな
流石時代劇の東映ですよね合戦シーンでのエキストラの人数が半端ないし
馬も実際にこんだけ集めてさらに乗馬できる人間も沢山いるんですねぇ

1979年製作、日本映画、東映作品
中島貞夫監督作品
出演:松方弘樹、寺田農、あおい輝彦、ガッツ石松、森田健作、火野正平、岩尾正隆、岡本富士太、真田広之、秋野暢子、片岡千恵蔵、梅宮辰夫、萩尾みどり、北村英三、橘麻紀、丹阿弥谷津子、市川好朗、萬屋錦之介、金子信雄、小林昭二、亀井光代、和崎俊哉、福本清三、小倉一郎、高峰三枝子、上月左知子、桜町弘子、戸浦六宏、梅津栄、成田三樹夫、丹波哲郎
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座頭市物語

2019-02-19 21:09:49 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は時代劇のヒーローとしてはなんと”座頭市”という盲目のやくざを主人公として大映映画で25本も作られた勝新太郎さんの記念すべき第一作
日本映画チャンネルで録画したものを視聴

もう何回見てるかわかりませんが
すっかり忘れていましたが
基本プロットは天保水滸伝の飯岡助五郎と笹川繁蔵の出入に
飯岡一家に草鞋を脱いだ座頭市と、笹川繁蔵に厄介になっていた平手造酒との
交流を中心にフィクションとしてと平手造酒とのタイマン勝負をクライマックスにもっていっていたんですねぇ

映画としてはモノクロでして、シリーズ化は考えていなかったようですね
平手造酒を心ならずも斬ってしまった仕込みを延命寺の小坊主に埋めてくれと渡して
市を慕う万里昌代さんを避けて山道をいく市が良かったなー

一応先にシリーズ化は考えていなかったって書きましたが
市のキャラクターは確実に確立されていて
このあとの作品でもさんざん使われているサイコロ博打の壷の外のサイコロとか
市自身の口から渡世人と言うか博打打ちと言わせてるし
居合いの妙技の空中蝋燭斬りとかの見せ場があるものの

市の居合いで斬られる人物は飯岡の子分二人と平手造酒だけなのね
それでいてなんだろうな結構画面からは緊張感が伝わってくるって言う演出は
三隅研次さん、

公開時の映画ポスター


1962年製作、日本映画、大映作品
三隅研次監督作品
出演:勝新太郎、万里昌代、島田竜三、三田村元、天知茂、毛利郁子、南道郎、柳永二郎、千葉敏郎、守田学、尾上栄五郎、山路義人
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