MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

タクシー運転手 約束は海を越えて

2018-11-12 18:29:18 | 韓国映画
韓国映画の持ってるエグさに惹かれ、韓国映画以外は見ませんけども
DVD化されたらその殆どを見ることにしてまして
この映画もDVDリリースされた途端に見たかったんですが
レンタル中ばっかで中々見る機会に恵まれませんでしたが
ようやく見ることができました。

正直に言いますと、私は”光州事件”の名称だけは知っていましたしが、
その実、事件の実態については”全くと言っていいほど何も知りませんでした
隣国とは言え、韓国映画の面白さにはまったのもここ2、3年前だし
”光州”と言っても中国の"広州"いう字を咄嗟に書いてしまうようなごく平均的な日本人
韓国での地図上での場所がどこなのかもわかりませんが

この映画での感じだと、昼頃ソウルからタクシーで出掛けても日帰り可能の地理的条件の位置にあるんだろうと感じましたが・・・
そんな地理的な場所で1980年と言えば未だ軍事政権下の韓国で
このような軍政権が人民に向けて銃口をって言うか実弾の火蓋を切ってしまうとは
まさに文字だけの民主国家だったのねぇ
そして当時は決して他国には触れられたくない事件であることは十分に理解できるけど
一体どうして"光州"だけでこんなことが起こってしまい、ここだけ隔離され戒厳令がしかれたのか・・・

隣国である日本でも、韓国政府が流すフェイクニュースのみだけしか報道されていないんだよね
韓国でも光州以外では軍事政権が流すニュースしか知らされていませんし・・・
しかし、30年経過して現在の韓国でこの映画が作られたってのは
劇中に実際の映像も流れたドイツのジャーナリストが16年に亡くなられたから製作できたのかな
日本でもママあることですが、当事者が亡くなったから・・・って言う映画もあるわけで
韓国側のタクシードライバーもドイツ人に教えていた名前も仮名で
多分にどこの誰かわかってないんでしょうね

と言うことで半分ノンフィクション、半分は映画的な面白さを追求してのフィクションとして作られてるようですね
クライマックスのカーチェイスなどは多分にフィクションって思って見てましたが
コレがもしかすると現実だったのだら全く怖い国韓国と言うしかないし
まさかのタクシー連合だって感動を換気させるプロットでしかないでしょう

最近韓国映画にはまった私にはソン・ガンホとユ・ヘジンの競演と言うと
必ず見ても損しない作品であることはようやくわかって来てる状況ですねぇ
実際にこの映画はテーマは重いのですがそれをまさに感じさせずに一本のエンターテイメント作品にしてるのはこの二人の演技だろうねぇ
韓国映画なのにいきなり見慣れた塔が出て来ておろろいたけども
そうだよね80年当時の東京のランドマークったら東京タワーしかないし

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
チャン・フン監督作品
出演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル、パク・ヒョックォン、チェ・グィファ、オム・テグ、チョン・ヘジン、コ・チャンソク

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女賭博師花の切り札 | トップ | 女賭博師 壷くらべ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (ヒロ之)
2018-11-12 19:40:00
コメントありがとうございました。
外国人記者を乗せて送って又引き返すだけのある意味『怒りのデスロード』に似た設定ですけど、そこにちゃんとカーチェイスとかを入れて一級のエンタメに仕立て上げいる所が見事ですよね。
タクシー運転手が団結して、というシーンに胸が熱くならない方がおかしい、てか真実を漏らさないよう隠蔽させちゃう所に韓国という国の厭らしさが見えて少しぞっとしました。
返信する
Unknown (morkohsonimap)
2018-11-13 00:15:10
ヒロ之さん、今晩は、コメントありがとうございます。
現実云々のスーパー入りませんでしたね
しかし、80年ってごく最近ですよね、
韓国ってこんな国だったんですね
最近韓国映画を見てきていろいろ知ることができますねぇ
胸あつに張と作るとこが韓国映画の真骨頂ですねぇ
胸あつ映画をつくってくれない日本映画の行く末は・・・
返信する

コメントを投稿

韓国映画」カテゴリの最新記事