MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

疵と掟Ⅲ

2019-02-22 23:16:02 | Vシネマ
2月も下旬に入りまして、一応新作DVDのリリースも一段落ですが
今月はまだ見逃してる作品も多々残ってますが
なんと25日リリースのオールイン作品がフライングリリースされていたのでレンタルしましたが
今月は海ドラマの目ぼしいシリーズがありませんので残り8日見逃してるものとか
セルとかものとか見ていくのかな

でその先鋒を飾るのは安藤昇追悼記念作品として安藤昇の実子ニック安藤が企画した「疵と掟Ⅰ・Ⅱ」の続編が10ヶ月ぶりにぶりに復活
安斉組長の岩城滉一に小沢仁志が登場の代わりに波岡一喜が消えていましたが
山口祥行さんは健在でした・・・ってジャケットの絵面見ればわかりますよね
なんと西守正樹がお話しを回していくんですね
女優さん日照りのオールインには珍しく
”あこ”と芸名変更された桝木亜子さんもメインです。

安斉組長がバックアップするジャズピアニストの都子は
安斉の企業舎弟である新海のジャズクラブで演奏してる注目の新人
ある夜女に連れられて都子が演奏するジャズクラブにやって来た中浜組の三島が、
彼女にひと目惚れしてしまって
三島の猛アタックに心惹かれた都子だったが
なんと三島はご禁制のシャブをしのぎにしており
都子もいつのまにかシャブ漬けに・・・

前作までのいつものオールイン作品が得意とするアクション作品とは180度も違う
なんともムーディーなドラマでして劇伴に使われる『サマータイム』が余計に
雰囲気を醸してくれておりジャケットの一人吠えてる山口祥行でさえ完全にドラマに溶け込んだ演技です

3月に「疵と掟Ⅳ」がリリースされますが、どこまでこの雰囲気を保っていられるのだろうか

2019年製作、日本映画、スターコーポレイト21作品
港雄二監督作品
出演:岩城滉一、山口祥行、川本淳市、大浦龍宇一、白石朋也、高原知秀、neco、湯江タケユキ、舘昌美、西守正樹、あこ。小沢和義、小沢仁志
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猫侍

2019-02-22 20:25:43 | 邦画
本日は2月22日ってことで、巷では222
つまるところにゃんにゃんにゃんっていう語呂合わせで"猫の日"だそうで
ここのブログも一日限定の猫仕様
そして一日一本時代劇を見ていく企画も
本日の一本は「猫侍」の劇場版

そうなんですねなんと2シーズンもOAされたTVドラマだったようですが
私は日本のTVドラマ見ないのでこの劇場版第一作が「猫侍」の初見になります

猫の玉之丞が尋常じゃない演技力と言うかこんだけおとなしい猫もめずらしい


どちらかといったら私は猫派ですから玉之丞に完全に魅了されちゃいました
そして北村一輝演じる浪人斑目久太郎の苦虫を噛み潰したような強面の演技とのコントラストが
実にいいアンサンブルとしてこの映画を成立させているんですねぇ

"百人斬り"の異名を持つものの斑目久太郎は
ポスターの惹句に”人は斬れども”ってありますが、実は免許皆伝の剣豪でありながらも
実際には”人を斬れない”主人公
加賀藩で切腹の介錯ができずに剣術指南役の職を追われ、新たな仕官先を探して
家族を金沢において単身江戸に出たものの職は無く毎日傘張りの内職のその日暮らし

そんな彼に"猫を斬ってほしい"という依頼が舞い込む。
依頼主は犬派"米沢一家"、敵対する猫派の"相川一家"の飼う愛猫を暗殺してほしいという。
五両のお金に目がくらみ犬派猫派闘争に巻き込まれてしまうのだが・・・。
ってことで要は殆どが「用心棒」の基本シノップスに
猫と時代劇定番の仇討ちを絡ませて
人がまるっきり死なない映画を100分のコメディに・・・

もうもうとにかく玉之丞の可愛さはこの世のものではないくらいの
萌え萌キュン映画を作ったって言う作品
主演の北村一輝は主語しか発しなくて、心の声が映画を回していく
不思議な作品


2013年製作、日本映画、「猫侍」製作委員会作品
山口義高監督作品
出演:北村一輝、蓮佛美沙子、浅利陽介、戸次重幸、洞口依子、温水洋一、津田寛治、横山めぐみ、斎藤洋介、小野寺昭、寺脇康文
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