MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ミスエデュケーション

2019-02-09 21:33:56 | 洋画未公開
三連休初日に大雪警報がでましたが、実質我が身には朝方1、2cmくらいの積雪
そして昼は雪が止んでいたので見終わったDVDを返却に行きましたが
地元のTSUTAYAさんが閉店したお陰で、もう一軒のGEOさんは
三連休初日と事前に流れた大雪警報からかGEOさんの新作のほとんどがもうレンタル中に
皆さん雪対策をしてるようですが、大事にならなくてまずは一安心
夕方再び降雪してるようですが朝方同様な振り方、どこが大雪やねんってことで・・・
後は連休最終日の雪にどう対応するかですか

新作人気作品は底をついてたので色々苦労してセットレンタルしてきました
でクロエちゃんのレズ映画「ミスエデュケーション」原題は「THE MISEDUCATION OF CAMERON POST」
「ミスエデュケーション」っていうのはそのまんま”間違った教育”と言うことですか
何が間違いかっていうとクロエ・モレッツ演じるヒロインのキャメロン・ポストがレズビアンだという事で
この映画の時代背景は1993年、四半世紀前ですか
この25年で我々人間の性に対する考え方180度変化しています
原作は2012年にエミリー・ダンフォースの小説だそうです

一応日本では未公開ですが米国では2018年に公開されていたようですが
輸入DVD屋さんでも輸入盤は見ていなかった
っていうのもクロエちゃんなら見つけ次第に購入してるはずだしね

ヒロインのキャメロンがプロムの夜にプロムクイーンのコーリーと
車の後部座席でレズ行為中に座席ドアが開いてしまいレズビアン行為を目撃されてしまい
キャメロンが同性愛者であることが・・・
古い考えの叔母のルースはキャメロンを
所謂LGBTをstraight性愛者へと転換させる治療施設”神の約束”と言うカルト集団みたいなセラピー施設へ入院させます

ってこのセラピー施設LGBT者を女は女同士の居室で生活させてるんですが
これってレズれってっことでしょうか
straight性愛者に変貌させるなら男女での同居っていうのが施設の主義には則してるような・・・って思う私の考えって間違ってるのかなぁ

LGBTが社会的に認知されない時代のお話しと
本当に訳のわからないLGBTに対する教育カリキュラムに反発しつつ
その施設で出会った仲間たちとの同世代のLGBTたちとヒロインとの絆と成長の物語でした
ラストは気のあったLGBTの仲間との施設脱出だったけども
クライマックスのない映画でしたが

クロエちゃんを見てクロエちゃんを単純に楽しむ映画
こ難しくLGBTをどうのこうのというのはありませんが
2018年のサンダンス映画祭"長編コンペティション部門"でグランプリとった作品

2017年製作、アメリカ映画
デジレー・アカヴァン製作・脚本・監督作品
出演:クロエ・グレース・モレッツ,ジョン・ギャラガー・Jr、サッシャ・レイン、フォレスト・グッドラッグ、マリン・アイルランド、オーウェン・キャンベル、ケリー・バトラー、クイン・シェパード、エミリー・スケッグズ、メラニー・エアリック、ジェニファー・イーリー
コメント (2)
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女犯十手裏仕置

2019-02-09 19:02:12 | Vシネマ
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は渡辺いっけい主演の時代劇Vシネマ

大分前にチャンネルNECOの深夜枠でOAされたものを録画したまま
未見の録画の山に放置しといたまんまだったのを
今回のブログ企画のネタとして引っ張り出されてようやく日の目を見ました
一応製作元のキングレコードからジュエルケースで2部までDVDがリリースされてるようですが
1しか見つけられなかった

渡辺いっけいが女犯(にょぼん)と言うことで
同心の下引き役ですのでお姉ちゃんのおっぱいがふんだんに出てくるVシネマですので
一応オープンセットを借りてるし
登場する役者は渡辺いっけいを除いて皆髷を結ってる
しかし渡辺いっけいの衣装も姿形もどこから見ても
江戸時代の士農工商の身分制度外の人別帳には載らない身分の人みたいな格好

で巾着切りには下引きとしてこんなお仕置きしてみたり
エロは期待してた以上に女優さんたちが脱ぎまくってくれてる

大小様々なおっぱいが画面に咲き乱れてくれてましたが
ちっパイ好きにはたまらない

エロさを引いてもちゃんとした時代劇のプロットだったし
クライマックスではしっかりとしたアクションも用意されてて
娯楽時代劇としても成立していたなぁ

1994年製作、日本Vシネマ、キングレコード作品
酒井信行監督作品
出演:渡辺いっけい、小松みゆき、田井宏明、平沙織、西奈真理、依田小夜子、伊藤敏八
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パリ、憎しみという名の罠

2019-02-09 14:17:57 | 洋画未公開
2月2日にレンタルリリースされたフランス映画
最近のフランス映画にこういった散文風の邦題が実に多い
さらにそのほとんどがギャングとか悪徳刑事とかのストーリーですが
なんとこの映画の主人公は堅気
それも資産者階級の我が儘娘を嫁に貰い、自ら運送会社を立ち上げたものの事業に失敗し
義父からは息子の親権係争まで起こされてるん普通の中年おっさん

この冴えないおっさんをブノワ・マジメルが演じて
灰汁の強い義父をジェラール・ドパルデューが・・・
WOWOWのジャパンプレミアにて先行公開された後にDVDスルーされると言う
いつものパターンの未公開作品
オープニング、主人公であるブノワ・マジメルがいきなり何者かに銃撃され
死を迎える意識の回想といった雰囲気で映画は始まります

運送業事業に失敗したアントワヌは
元々京都議定書による排出ガス規制に間に合わせる資金繰りに行き詰まったことから
温室ガスの余った排出量を売買できるとことに注目して
この制度を利用して複数のダミー会社をEU各国に起業し、
フランス政府から脱税する方法を思いつき
ポーカー仲間たちと実行に移そうとギャングから資金を得て、
闇ビジネスは軌道に乗り法外な実利益をあげるものの
金を借りたギャングが借金返済以外に、儲けの半分を求めてきた

京都議定書や温室効果ガスってことで時代背景は20世紀末のお話しのようですねぇ
ブノワ・マジメルが、非合法でしこたま金を稼いで、
自分を馬鹿にした奴らを見返してやるんだけど
結局、お金持ちにはなったものの所詮堅気ですからギャングに攻められ
資産家の義父からも商売を探られ二進も三進もいかなくなり
仲間はギャングに殺されて・・・

さらに愛人は資産家の我が儘妻にフルボッコにされるという有り様
女の争いは怖いよね女の命とも言われてる"髪"をズッタズタに切り刻むっていうのですから
そしてオープニングの主人公が撃たれてしまうシーンに
ってことで実はバッドエンドなんですが
彼を撃ったのは実に意外でもありある意味当然って言う人物でして

こういったフランス映画は実にフィルムノワールってことで
映像自体のザラつき感にノワール映画の雰囲気が醸されているんですが
この映画のはデジタル器材で撮影したまんま綺麗な画質でしたが
ある意味主人公が堅気ですからこれでよかったのかもしれない

2017年製作、フランス・ベルギー合作映画
オリヴィエ・マルシャル監督作品
出演:ブノワ・マジメル、グランジ、イディル・シャンデ、ローラ・スメット、ミカエル・ユーン、ダニ、パトリック・カタリフォ、ムーサ・マースクリ、カトリーヌ・アルディティ、キャロル・ブラナ、ファリド・ラービ、ジェラール・ドパルデュー
コメント (2)
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