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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

真田幸村の謀略

2019-02-20 19:31:34 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は東映が時代劇の復興を掲げて深作欣二監督を擁して作った「柳生一族の陰謀」「赤穂城断絶」に続く第三弾ですか

残念ながら家光の首が飛ぶとんでも時代劇「柳生一族・・・」に比して「赤穂城・・・」は興行的に芳しくなかったのが原因かどうかはわかりませんが
脚本のメインに笠原和男を、監督には中島貞夫を起用して

主演の幸村に松方弘樹、一応大阪冬の陣、夏の陣の合戦シーンをメインに
なんと最後には家康の首が幸村によって空中高ぁ~~~~く飛ぶ
こちらも時代劇の復興というわりには相変わらずのとんでも時代劇
なんと2時間30分の長尺にしては途中ちょっとダレますが
勢いで最後まで飽きずに見られました

なんと幸村の父親真田昌幸に片岡知恵蔵御大
そして私の認識不足でした、この人だけは任侠映画ではだんびら振り回していますが
月代髷は似合わないって言う懲りかたまった認識から勝手に時代劇に出演してないって思い込んでいた梅宮辰夫が真田信幸を演じていましたが

キャスティングでのとんでもアイディアは真田十勇士の三好青海入道を女性にしてましたし
猿飛佐助って妖術を扱い宇宙の惑星を自由に操る人物でしたねぇ
オープニングからの隕石落下は佐助の仕業だったんでしょうか
ラストシーンとのシンメトリーでしょうか
シンメトリーと言えば家康の首が斬られて始まり、先に書いたように首が飛んで終わる

ま、最初の首は影武者だったんですけど、この影武者に関してはラスト十勇士の一人一人が幸村の影武者だったりするんですね
コレが所謂タイトルの”謀略”にあたるンかいな
流石時代劇の東映ですよね合戦シーンでのエキストラの人数が半端ないし
馬も実際にこんだけ集めてさらに乗馬できる人間も沢山いるんですねぇ

1979年製作、日本映画、東映作品
中島貞夫監督作品
出演:松方弘樹、寺田農、あおい輝彦、ガッツ石松、森田健作、火野正平、岩尾正隆、岡本富士太、真田広之、秋野暢子、片岡千恵蔵、梅宮辰夫、萩尾みどり、北村英三、橘麻紀、丹阿弥谷津子、市川好朗、萬屋錦之介、金子信雄、小林昭二、亀井光代、和崎俊哉、福本清三、小倉一郎、高峰三枝子、上月左知子、桜町弘子、戸浦六宏、梅津栄、成田三樹夫、丹波哲郎

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