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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

座頭市物語

2019-02-19 21:09:49 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は時代劇のヒーローとしてはなんと”座頭市”という盲目のやくざを主人公として大映映画で25本も作られた勝新太郎さんの記念すべき第一作
日本映画チャンネルで録画したものを視聴

もう何回見てるかわかりませんが
すっかり忘れていましたが
基本プロットは天保水滸伝の飯岡助五郎と笹川繁蔵の出入に
飯岡一家に草鞋を脱いだ座頭市と、笹川繁蔵に厄介になっていた平手造酒との
交流を中心にフィクションとしてと平手造酒とのタイマン勝負をクライマックスにもっていっていたんですねぇ

映画としてはモノクロでして、シリーズ化は考えていなかったようですね
平手造酒を心ならずも斬ってしまった仕込みを延命寺の小坊主に埋めてくれと渡して
市を慕う万里昌代さんを避けて山道をいく市が良かったなー

一応先にシリーズ化は考えていなかったって書きましたが
市のキャラクターは確実に確立されていて
このあとの作品でもさんざん使われているサイコロ博打の壷の外のサイコロとか
市自身の口から渡世人と言うか博打打ちと言わせてるし
居合いの妙技の空中蝋燭斬りとかの見せ場があるものの

市の居合いで斬られる人物は飯岡の子分二人と平手造酒だけなのね
それでいてなんだろうな結構画面からは緊張感が伝わってくるって言う演出は
三隅研次さん、

公開時の映画ポスター


1962年製作、日本映画、大映作品
三隅研次監督作品
出演:勝新太郎、万里昌代、島田竜三、三田村元、天知茂、毛利郁子、南道郎、柳永二郎、千葉敏郎、守田学、尾上栄五郎、山路義人

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