十手舞

一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は5日にCSの衛星劇場の昼枠でOAされた五社英雄さん原作の
トンデモ時代劇石原真理子主演の「十手舞」です
一応1986年製作の古い作品なのでVHSでのソフト化のみでDVDは未だに・・・
ってことである意味この作品に出会えたことは実に貴重ですが
今私がこの時代劇企画に求めてる方向性とはちょっとって感じですが

重罪で斬首に処せられた川谷拓三、片桐竜次、安岡力也の三人は、
渡瀬恒彦演じる同心の命令で闇の粛正集団”影十手”となって
幕府の大身が絡んだ抜け荷の秘密を探っていた
影十手達は一味のボス地井武男と情婦の夏木マリらを抹殺に向かうが、
そこには川谷拓三の娘である石原真理子が一味にいて・・・

”影十手”として喉笛を斬られてるんで手話の音声翻訳としての拓ボンの台詞はアフレコされてますが片桐竜次、安岡力也の2人には全く台詞なし
実に無駄に役者を使ってます佳那晃子はあっけなく殺されるしピーターもここでは色男ですがあっさりとこれまた殺されるし5時から男の散歩の達人とか初代散歩の達人も出演されてる
石原真理子さんが拓ボンの後釜の"影十手"となりますが
彼女の武器はなんと新体操のリボン

ってことでナンだろうなTVドラマでのシークェンス代わり目でのリボン体操を見せてくれるけども
この映画の影の主役は夏木マリさん
完全にヴァンプというかビラン過ぎでして石原さん完全に食われてまして
彼女のお色気ダンスもシークェンス繋ぎで唐突にインサートされています

時代劇と言う雰囲気は後半に登場する佐藤京一、伊吹聡太郎、福本清三のお三人さんの殺陣と竹中直人の怪演だけが見所の映画でした
二時間の長尺ですが飽きずに見られるように時代設定を無視しての五社監督の娯楽映画への情熱には感服させられる
って言うかこの時代では一応こういった作品にもちゃんとした製作費があてがわれているんですね

1986年製作、日本映画、五社プロ作品、松竹配給
五社英雄原作・監督作品
出演：石原真理子、世良公則、夏木マリ、川谷拓三、片桐竜次、安岡力也、渡瀬恒彦、佐藤京一、伊吹聡太郎、福本清三、地井武男、高田純次、佳那晃子、ピーター、小沢栄太郎

ネイキッド・フィアー

2月2日にアルバトロスからリリースされたこの作品
ジャケットからして10年くらい前にアルバトロスから裸に剥かれたお姉ちゃんを
ハンティングする「NAKED／ネイキッド」が発売され、同工異曲の違う作品を集めて5作品くらいシリーズでリリースしていましたが
それが復活したかと思ってレンタルしてきました

っていうのもナンだろうなやっぱ”ネイキッド”って言う標題に○○心が刺激されたのも事実
5人の男女(♂2、♀3)が目覚めると言うか意識が戻るとマッパで雪深き山中に放置されていた
こんなところでいくら眠り薬飲まされていたとしてもマッパで置き去りですから
薬が切れる前に目覚めてしかるべきでしょ

気づくと目前に山小屋見つけて慌てて山小屋の中に避難すると、
暖炉には火が赤々と燃えており、暖炉の上にはそれぞれの名前が記された靴下が吊るされており
その中にはそれぞれの下着が入っていた・・・

ってことで開巻2、3分で登場人物のマッパはお仕舞いってことで
○○心で見始めた私の興味は完全に喪失してしまい
ってことでもうただでさえおもろうないプロットがさらにおもろうなくなって
真夜中に見ていたので寝落ちしそうに何度もなるんですが

この5人は、セレブの乱交パーティに参加していた事人たと言う共通以外には、
互いの素性も知らず、どうやってここまで運ばれマッパにされたのかもわからずで
小屋の中の探り始めると、何と別のマッパ女性の遺体を見つけて
5人の中にこの女性の死の原因を作った者がいる、"その犯人を探せ！"というメッセージをみつけて

数多あるホラー映画のワンシチュエーション映画
オープニングから最後まで5人はマッパで通して欲しかったなぁ

一応それぞれの登場人物個々の回想シーンで映画は進んでいくのと
乱行パーティでのヌードシーンとかで、多少エッチなシーンが出てくるんで
一応寝落ちしそうになっても最後まで見られたのですが
映画自体のテンポが悪いし、オチもカナリのアポーンでして・・・
ってことで今作品のキャプなしです

2017年製作、アメリカ映画
オリア・オパリーナ製作・監督作品
出演：アーニャ・ベイ、ドリュー・ホール、セオドール・ボールオウコス、ローラ・アルマン、セリス・モーガン＝モイヤー、アリス・ヘイグ、ダレン・ケンドリック