MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本抗争烈島 三極志 第二章

2019-02-24 23:07:43 | Vシネマ
昨年マンモス私学のアメフト部員の悪質タックルから
端を発した所謂大学経営者による大学の理事長のあり方からインスパイアされて作ったとしか思えないこの作品ですが

前作では本宮泰風扮する不動産業社長の荒政文治は卒業大学である麒麟大学野球部の八百長事件の真相を暴くために
麒麟大学同期で関西竜門会清武組組長実子である清武義虎と
現在半グレの小田切臣人の力を借りて麒麟大学と全面戦争に・・・
理事長の二ノ宮と彼の意を汲んだ角松組が次々と荒政文治に刺客を送り込んでくるとこで終わってましたが

麒麟大学理事長と角松組の息のかかった連中による執拗な嫌がらせの数々を
前半で見せて来ます
しかし、その嫌がらせはエスカレートし社員の安全を考慮して有給扱いで自分から離れさせたものの
妻に危害が及ぶにいたっっては”窮鼠猫を噛む”じゃないけれど
陥文治の我慢も限界を超えて
ついに怒り爆発なんですが
泰風さんは昔とった杵柄ではないですが格闘技を駆使して冷静に沈着に
麒麟大学理事長のもとに・・・

でもキ○ガイ理事長の息子が理事長を自殺に見せかけて殺してしまっており
結局最後は泰風さんと角松組組長の松田優との超大型どおしのタイマン勝負に
お互い体が動けるのでこのクライマックスのケレンはもう見応え十分です

これで完結でしょうか?キ○ガイ息子が理事長職についてるんで
さらに続けてもいいし、これで終わりにしてもいい終わらせ方でしたが
オールインのHPでは3月までのリリース予定しかなくて
さて、シリーズ化はどうなりますかねぇ

2019年製作、日本Vシネマ、「三極志」製作委員会作品
望月六郎監督作品
出演:本宮泰風、やべきょうすけ、榊英雄、南圭介、稲荷卓央、松本勝、北代高士、村上和成、菅原卓磨、神田川侑希、清水一彰、島村みやこ、板野成美、角田信明、元木大介、長谷直美、松田優、宮本真希、小沢仁志、寺田農
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孤剣は折れず 月影一刀流

2019-02-24 21:08:42 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は、鶴田浩二が、東宝から東映に移籍して
美空ひばりとコンビを組んだ東映時代劇映画
柴田錬三郎原作という事で鶴田演じる神子上源四郎は小野派一刀流の達人

柴錬原作ですから小野派一刀流と柳生但馬との将軍指南役の確執
春日局の御威光と言うかワンマン体制の江戸幕府
三代将軍は出ては来ませんが、松平伊豆の守の配下と言うか、神子上源四郎の育ての親
ある意味柳生但馬も一応敵対勢力ではあるものの春日局の悪者を縦軸にして
神子上源四郎の恩師小野忠明の敵討ちを横軸に

神子上源四郎を取り巻く将軍様の妹姫君の美空ひばり
春日を敵と狙う糸耶の妹演じる桜町弘子
の二人に惚れられる左右からかけられる斜め軸まで加わって
結構賑やかな作品

モノクロではなくカラー作品っていうことはお正月第一弾だったのね
亡き師匠の敵とには「三匹の侍」で売れる前の平幹二朗さん
もう少しニヒリズムだった方が良かった気がするけども及第点ではある

徳大寺伸が盗人で、神子上源四郎が育ての親である伊豆の家で伊豆から春日局暗殺以来を承ける密談を聞いてしまい
命を助けられて家来に・・・っていうのはあまりに安易でしょ
将軍の妹が男装で町中を馬で駆けずり回るってのも・・・

この時代の時代劇は何でもありの娯楽映画ってことですが
流石月形龍之介御大、刀のさし方立ち姿からして剣豪にの雰囲気をだしまくり
今じゃ立ってる姿だけで剣豪に見える役者はいませんね

子役の禿の植木千恵さん、お父上作品ではなく単独出演でしたが
お父上に似すぎでしょ

90分弱ですが色んなことを詰め込んだ映画
それなりに見られる作品でした

一応DVD化されてるんですがあまりにもダサいので
違う画像にしましたが・・・

1960年製作、日本映画、東映作品
佐々木康監督作品
出演:鶴田浩二、桜町弘子、藤田佳子、植木千恵、花園ひろみ、加賀邦男、毛利菊枝、楠本健二、和崎隆太郎、平幹二朗、徳大寺伸、黒川弥太郎、月形龍之介、美空ひばり
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ザ・アウトロー

2019-02-24 17:33:31 | 洋画
アメリカの所謂司法はむずかしいですよね
この映画で活躍するのは所謂シェリフ、主人公たちの防弾チョッキには”sheriff”って書かれているのと
オープニングで犯罪都市ロスアンゼルスっていうのと
空の現金輸送車を襲った時にいち早く現場に駆けつけて殲滅されてしまうパトカー警官はLAPDの警官ってっことでしょうか
彼らのテリトリーはロス市内のみの犯罪にかかわるのみで
市外や郡での犯罪にはシェリフつまり保安官がかかわる
所謂郡内の広域を取り締まるってことなんですねぇ

FBIはさらに広域州をまたがっての捜査権があるんですね
ってことでこの作品ではLASD(Los Angeles Sheriff Department)のsheriffたちと犯罪者との
攻防戦を描いてるんですねぇ
ってきとで捜査にあたるLASDのニック・オブライエン保安官と
レイ・メリーメン率いる強盗団との戦いなんですが
銃撃戦の激しい描写はどこか「ヒート」を思い出させる・・・

もうこの二人を主体にしての犯罪集団と追いかける捜査陣の町中での銃撃戦
これだけで大満足な映画なのに

保安官たちを翻弄させる強盗団のレイの頭のよさがプロット的によくできてるんですねぇ
オープニングでの対警官に向かって整然と銃撃して警官たちを殲滅させていく様は
不謹慎と言われるかも知れませんが強盗団の統率力の見事さ

その後の保安官たちの無秩序さ
見事なコントラストが最後まで続きます
って言うか強盗団が司法をだますんですね偽の銀行立て籠りとかして

しかし、強盗団にしても髭むさい
保安官たちも髭モジャ
こっちはsheriffの防弾チョッキでどっちがどっちって区別するしかない

まさかあんなオチだとは・・・
この映画「ヒート」+「・・・」へのオマージュ作品だったのね
ってことでこの映画も実尺2時間20分もあったのね

2018年製作、アメリカ映画
クリスチャン・グーデガスト原案・脚本・製作・監督作品
出演:ジェラルド・バトラー,カーティス・“50Cent”・ジャクソン,パブロ・シュレイバー,オシェア・ジャクソン・Jr、メドウ・ウィリアムズ、エヴァン・ジョー
コメント (2)
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