MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

黒人魚

2019-02-26 23:04:25 | 洋画
今年も始まりました、ってもう一月を経過している<未体験ゾーンの映画たち2019>にて上映
されたロシア産のホラー映画です
輸入屋さんで表題の「mermaid」に吊られて購入して
allcinemaさんで原題で検索かけて
未体験の一本であることを知りました

見ていっちゃん残念だったってのが
こっちで勝手に想像していた上半身美女で、下半身がお魚っていう
そんな人魚は一切でて来ません
そりゃそうだ原題(英題)の副題には「lake of the dead」って湖に人魚はいねえやねぇ
ってことで配給会社も苦肉の策として"人魚"の前に"黒"つけたんだろうね

湖畔にある自分の別荘に男友達たちと静養にやって来たローマ
深夜一人で湖で泳いでいると謎の女に出会いなんだろう憑かれたようにキスしてしまい
その女に遭って以来、恐ろしい幻影に襲われ、日ごと体力が衰えていく
ローマの婚約者のマリーナもローマ同様に自分の家で幻影に悩まされるようになる
ローマの異変を感じたマリーナは湖畔の別荘に向い、
かって、この湖で起きた女の入水自殺を知る
その女の恐ろしい襲撃がローマとマリーナに襲いかかってくる・・・


ってことでマリーナ演じるヴィクトリア・アガラコヴァっていう女優さんが結構美人
早速女優さんDDの記憶にインプットしときました
人魚って妖怪って言うかもうアレですか、完全に妖怪というよりお化けでしかない
どこが人魚じゃい
ってきとですが、音で脅かすわけでもなく、スプラッターな切り株映像もなくて
ただ水を自由に操るお化けに翻弄される映画です

あんまりおもろうなかったなぁ
って言うか本国ロシアの原題は「RUSALKA: OZERO MYORTVYKH」
ってことで人魚ではなくロシアに伝わる"RUSALKA(ルサーカ)”って言う水を自由に操る妖怪の伝説っていうのをモチーフにしたも作品だったのね

米盤のBlu-rayで英語吹き替えに英語字幕での鑑賞

2018年製作、ロシア映画
スヴィヤトスラフ・ポドガイエフスキー監督作品
出演:ヴィクトリヤ・アガラコヴァ、イェフィム・ペトゥルニン
コメント (2)
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将軍家光の乱心 激突

2019-02-26 19:28:49 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は時代劇復興を狙った東映の一連のとんでも時代劇の流れをそのまま汲んでるもののの
さらに千葉真一がご自身が率いるJACに剣戟シーンを任せたアクション時代劇です
が、主演に新国劇出身の緒形拳を据えて
それに対峙する悪役として千葉真一&松方弘樹を配するという事で
悪が強ければ映画は面白いっていうことですか
ってお陰で長門裕之さんがクライマックスで油を被って・・・まで殆ど見せ場なしっていうくらい影が薄い

千葉ちゃんの関係からか香港の電影から数人アクション専用に起用されての
日本時代劇映画
まさかのインターナショナルですか
でも時代劇ですからねぇ台詞なし・・・でもアクションを通して十分に通用してるんですね

家光が嫡男である竹千代を疎んで次男に跡目を継がせたいと竹千代を暗殺しようとするのを
家光に自分の妻を盗られ封建的世界から脱した剣豪が
竹千代を幕府軍勢から守って江戸城まで届けるまでの攻防戦映画
剣豪演じる緒形拳が幕府軍勢に囲まれてのストップモノクロシーンで終わっても良かったかなぁ
でもその後の蛇足部分が東映名物とんでもシノップスだったんですね

なんと竹千代に刃を向けた家光を毒刃で刺してしまう竹千代の乳母って
それを病死と言い含める松方弘樹
東映とんでも時代劇の真骨頂ですねぇ

もうこういったとんでもには驚きませんが
原作・脚本に中島貞夫・松田寛夫ってオープニングのクレジットにあったもンだから
中島貞夫が監督してるかと思いきや
なんと監督には高倉健大好きって公言して憚らない降旗康男だったんですね
私の記憶によると時代劇演出ってこれしかないと思うんですが

ま、たぶんに千葉ちゃんにおんぶにだっこで出来上がったんでしょかねぇ
アクション部分とドラマ部分との乖離がなんとも微妙な作品ですが
アクションが面白ければそれでオッケーですが

1989年製作、日本映画、東映作品
中島貞夫・松田寛夫原作・脚本、降旗康男監督作品
出演:緒形拳、松方弘樹、千葉真一、加納みゆき、二宮さよ子、真矢武、織田裕二、浅利俊博、荒井紀人、成瀬正孝、茂山逸平、京本政樹、長門裕之、丹波哲郎
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