MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

女神よ、銃を撃て

2019-02-21 23:23:56 | 洋画未公開
カトリーヌ・ドヌーブ、ダイアン・クルーガーのW主演の映画なのに、
なんと日本ではWOWOWのジャパンプレミア枠で昨年7月にOAされたまま
ミニシアターの企画興行にも乗っからずに半年以上お蔵入りされてて
突然アルバトロスから2月2日にDVDスルーされた作品

そうだよね見ててもなんじゃこの煮えきらない登場人物たちの行動は・・・
これじゃWOWOW以降でもお蔵入りしたまんまでも仕方ないだろうな作品
いい悪いは別にしてカトリーヌ・ドヌーブもダイアン・クルーガーも
よくまぁこんな映画に出演してるなんて
って言う作品と言うかこの女優さん二人以外の男優陣に実に華がないんです
よくまぁダイアン・クルーガーがこんな男優さんとのおっぱい丸出しの濡れ場を演じたなぁ
そこいらはどっかの国の女優と豪語してる方々は爪のなんとかを・・・ですが

海が見えるフランスのどっかの町、小悪党の三人組が組織からヤクを盗み出して
だあっさりバレてしまい、ボスから追い込まれ3万ユーロを要求される
三人組の頭目ロドルフは、自分の情婦で海運会社を営むルイーズの娘ジュリアに金の無心するも
って言うかルイーズは事故で背中と膝にケロイドを負って以来、精神に異常をきたしヤク依存であり
ヤクを供給してくれるロドルフは自分にとっては手放せない男だったが
ふとした口論からロドルフを殺してしまい

そんな女をダイアン・クルーガー
その母に泣きつくと母は証拠を燃やし、死体を川に捨てるが岸に流れ着いて事件が発覚し、
三人組の一人がこの母と娘を強請って3万の金を調達しようとするが
会社経営してても大金は右から左にって訳にいかず
チンピラと母親との金をめぐっての交流が始まって
また組織のボスが金の出所に目をつけてチンピラに吐かせようとするのだが・・・

小悪党がどと母がだんだんにお互いの環境を理解し人間的な関係が深まっていく展開がメインになっていて
一応"女神"ってドヌーブ演じる母なんですが
ボスが襲ってくるときに二連のショットガンは構えるものの
一発も撃ちゃしないのになんですがこの邦題は・・・
そんなに面白い作品ではなかったなぁ

2017年製作、フランス映画
ティエリー・クリファ監督作品
出演:カトリーヌ・ドヌーブ、ダイアン・クルーガー、ネクフ、ニコラ・デュボシェル、セバスチャン・フーバニ、オリビエ・ルストー
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続・座頭市物語

2019-02-21 18:20:13 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は前作「座頭市物語」のヒットにより直ちに製作された続編でしょうか
普通にこに当時の邦画各社はパイロット的にもモノクロでして一作目を製作し
ヒットすると2作目からカラー作品に格が上がるんですが
この座頭市の続編まではなんとモノクロでして

多分監督はプロット的に完全に「座頭市物語」の完全にお話しが繋がっていたんですね
っていうことで意図的に2本で完結っていう寸法で撮ったんでしょうか
従って前作のヒロイン万里昌代さんに飯岡の助五郎の柳永二郎さんが引き続いてのご出演でしたが、監督は三隅研次から森一生に変わっている

さらに勝新太郎の兄で新東宝倒産以降城健三朗名義でfreeで活躍されてた若山富三郎を大映専属に招聘し
これまた洒落なのか本気なのか実生活の兄弟を劇中でも兄弟と言う設定で出演させ
市との兄弟の間で一人の女を奪り合った因縁と言うか
盲目の自分を捨てて女が兄に走ったことに激怒した市は兄の片腕を叩っ斬った…と言う過去が本編で明かされます

前作で寺の小坊主に仕込みを平手酒造と同時に納めて貰ったはずなのに
最初っから仕込みをもっていたり
3年前に止めた按摩業を主体にさせていたりと
多少整合性はないのも本編のシノップス上仕方ないんでしょう

まそういうことで、本作では市が実に人を斬り捲りまして
シリーズ化への第一歩はこの作品からでしょうか
しかし、兄若山との斬りあいと飯岡の助五郎を斬り捨てるシーンが引き絵なんですね

公開当時の映画ポスター


1962年製作、日本映画、大映作品
森一生監督作品    
出演:勝新太郎、水谷良重、万里昌代、城健三郎、中村豊、沢村宗之助、柳永二朗、伊達三郎、杉山昌三九、嵐三右衛門、山路義人、春本富士夫、水原浩一、南条新太郎
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