MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ロスト・イン・北京

2018-09-20 23:19:57 | アジア映画
中国の当局に拘束されたのか、自ら失踪したのか中国だけでなくワールドワイドに活躍してるファン・ビンビンは一体どこにいるのか
完全なるスキャンダルの渦中のファン・ビンビンさんが「ロスト・イン・北京」では
大胆な濡れ場があると知っていて今年3月にDVDが再販されていたのを購入していましたので
これは話題的にも一日1本エロチック作品を見ていく企画に合致するだろうと・・・

ということで今日はこの作品ですがアジア系映画が連続してるなぁ
確かに、オープニングから20分程の間になんと中国映画には珍しい
激しい濡れ場が3回もありますがこれ以降はもうない

2007年の作品ですから舞台はオリンピックを控えて急速に近代化に発展加速している北京
レオン・カーフェイはマッサージ店の店長で、ファン・ビンビンはその店のNo.1従業員
彼女は店をクビになった後輩をなぐさめる内に泥酔してしまい、
店で眠りこけているしどけない姿に店長は
その場のいきおいでムリクリ肉体関係を交わしてしまうのだが
ビルの窓拭き清掃員であるファン・ビンビンの夫窓ふき中でがその現場を目撃して
夫は店長に慰謝料を要求してきたのだ

手切れ金を払って関係を帳消しにしたつもりだった店長だったが
なんとファン・ビンビンが妊娠してることに・・・
で物語は意外な展開になっていく
店長夫妻には子供ができなくて、ファン・ビンビンの子供が自分の子種だと証明されれば金で子どもを買うと提案してくる

金で子供を買おうとする店長、金のために子供を売る夫
この二組の夫婦を中心にして発展していくために貧富の格差を増幅させていく中国の現実問題に一石を投じた社会映画だったのね

オリンピックを契機に北京の急激な経済成長を象徴する高層ビルの数々の影で蠢くファン・ビンビンたちのような底辺の人間たち
店長を代表にするようなある意味時流にのっかって経済的に豊かになっていく人間
そんな二極の人間たちは経済発展と言うなのもとに金持ちも貧乏人も、
北京に生きる人々は金と言う魔物に人間性を失っていく姿を浮き彫りにした作品だった。

実際にはファン・ビンビンの子供も一体どっちの子供って言うのはとってつけで
富裕層は金で物事を思い通りにうごかし
貧困のどん底の人間は金になれば何でも、そう自分の子どもでも売ってしまおうとする
所謂カネによって人は魂までもと言うか人間性まで売ると言う映画だったのね

その中でファン・ビンビン演じる女性がこの中で自分を見失わずに自分の産んだ子どもをつれて北京から姿を消すラストシーンは人間性の喪失を子供によって免れたのは
完全に監督からのメッセージになっていた
確かエロチック作品を見ていたはずなのに・・・ま、たまにはいいか

2007年製作、中国映画(日本未公開作品)
リー・ユー脚本・監督作品
出演:ファン・ビンビン、レオン・カーフェイ、トン・ダーウェイ、エイレン・チン、ツアン・メイホイツ
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ミッドナイト・ランナー

2018-09-20 15:08:55 | 韓国映画
今月は韓国映画のDVDリリースが結構多い
それも9月5日辺りに集中していて、一応これで今月の韓国映画のDVD鑑賞は最後になるのかな
警察官になるための警察大学校に入った頭のよい青年と肉体派の凸凹コンビの主人公二人
こういう寸法の映画って米国映画でよく見る設定で、
オープニングからこの二人ソリが合いませんが、次第に信頼しあえる仲にって言うのはもう世界共通の設定ですが、

休日ナンパに出かけた街中で若い娘が目前で誘拐されるのを目撃して
最初は自分の足でバンを追いかけますが勿論追いつかないので
タクシーで所轄?の警察に届けますが、お金持ちのお坊っちゃまが誘拐されたとかで
全く相手にしてくれない

さらに追跡中に頭のよい方が覚えていた誘拐車のナンバーが該当しないとか
何だかんだ後回しにされてしまい・・・
警察学校のお話で普通に警察は素晴らしいって言うようなある意味プロパガンダ的な
警察讃歌の映画になってるのかって思っていましたが
やっぱそこは韓国映画
警察の権威主義、敢えて犯罪に目を向けずに日和る警察の幹部
末端警官のおバカ振りは健在だったのが実に嬉しかった

本当に役にたたない韓国警察に任せておけないと
自分達だけで事件を追う内に、ただの誘拐ではなく人身売買だったと大きな事件に発展していくんですね

授業で教わった誘拐された人命の生存時間の7時間が迫るなか急がなければ少女達を救えない
だけど2人だけでは限界もあると暴力団に立ち向かうものも多勢に無勢で交番に逃げ込むと
不審ということで手錠をかけちゃうおバカ振りはもうお約束

学校の教授に助けられるものの、教授も現場での事件性を認めるものの
広域も特捜も現在携われないとけんもほろろ
韓国警察の面目躍如な描写が実に嬉しいのに
追い打ちを掛けるように教授もここで学校に戻らねば不服従で退学だとか

それでも諦めない2人でして、最初の方に出て来てた女の鬼教官にお願い申し上げてバンを
交通監視システムから探しだしてもらって・・・
結局はめでたしのお話に・・・
しかしアメリカ映画だと表彰とか成績優秀とかで表彰去れるような終わらせ方なんですが

権威主義の韓国警察、なんと二人は表彰というよりは退学だとかのお話になっていくんですね
国民性の違いかと思えるような・・・って言うか警察学校生での続編のための終わらせ方だったのかなぁ

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ジュファン脚本・監督作品
出演:パク・ソジュン、カン・ハヌル、パク・ハソン、ソン・ドンイル
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空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎

2018-09-20 03:25:04 | アジア映画
映画に関してはあまり情報を入れないのが常ですので
邦題が示す通り空海の歴史映画だと
っても多少情報がTVスポットとかで入って来るから空海が楊貴妃の死の真相を探る映画だくらいの認識は有ったんですが
見たらびっくり、なんと実は化け猫映画だった
そうなんですよBlu-rayの付録で上記のような付録のポストカードで”あれれ?!”とは思ったら
本作での空海のは白楽天と一緒に怪猫による殺人事件をきっかけに
30年前の安禄山に端を発しての楊貴妃の死の真相を探っていくと言うお話だった

一応中国映画に原作の出版元?の角川さんが加わって
日中合作映画ということですが、製作はすべて中国で行われたようですが
やっぱ中国の映画製作に掛ける資金はかなり半端ないですよね
特に長安の都の俯瞰で見せる街並みとかのオープンセットとか
黄帝一味が長安を逃げ出す随行員の人数のモブシーンのキャストの人数の半端なさ
エキストラ数千の規模でしょ

楊貴妃の謎に包まれた死の真相に迫る過程で明らかにされていくのですが
オープニングから不気味な存在感を示している黒猫の存在なんですが
もちろん、この猫はCGで作られているわけでこの猫がすべての怪事件の鍵を握っている訳で
しかも妖猫ですからしゃべります
ちょっと説明過ぎる気味もありますが怪事件や楊貴妃の謎に関する重要なセリフは、
ほとんど猫が明かしていたような・・・
実はこの猫、幻術師の白龍が乗り移っていたのですが
その兄が丹龍でして、白龍丹龍の対って言うのは
丹龍の”丹”は意味としては”紅”ですから"紅白"の兄弟ってことで結構重要な役所の二人でしたねぇ
夢枕貘さんも意図してたんでしょうねぇ

原作者の意図としては白楽天の「長恨歌」を書いたのは白楽天じゃなかったって言うのは実に楽しい設定でしたし
李白も一応登場してきてましたし、そう言う意味では私には馴染み深い登場人物ですのである意味身近に感じる作品でもあるような

一応インターナショナル版の中国語ヴァージョンの日本語字幕で鑑賞しましたが
阿部さんとか染谷将太クンとかので中国語って吹き替えじゃなかったのかなぁ
中国語の台詞って結構しんどかったんじゃね
化け猫を主役にしての空海と白楽天の二人組のバディムービーでしたねぇ

2018年製作、中国・日本合作映画
チェン・カイコー監督作品
出演:染谷将太、ホアン・シュアン、チャン・ロンロン、火野正平、松坂慶子、阿部寛、リュウ・ハオラン、オウ・ハオ、キティ・チャン
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最凶バッド・ガールズ

2018-09-19 19:53:40 | OV
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は18日のチャンネルNECOの深夜枠でOAされていたものの
録画視聴です

ある意味ちっとも「最凶」じゃない映画じゃなかったドラマでしたが
こんなん作ってていいのかな今まで2軒有った大手レンタル店にも導入されなかった意味が
わかる作品って言うのの見本みたいな・・・

二つの不良少女グループが対立してる町って設定なのに、
お互いに頭一人に取り巻きが二人の、二グループ併せても6人しかいない
さらに主演が当時AV女優さんですのでヒロインにしてもまるっきり不良性感性差の無さ
オープニングでの頭同士のタイマン勝負にしても迫力が全くない
これってどうなんでしょうか?どこから見ても最凶のイメージがこっちに伝わって来ない

そんな町に外から第三勢力として新たな不良少女グループがやって来て
男を誘って美人局のしのぎをはじめて第三勢力と女同士の三つ巴の抗争が始まる展開。
で、この第三勢力の目的ってのが、この町に君臨している
「伝説のヤンキー」ってのがいて、この町で不良少女抗争を激化させれば伝説のヤンキーが出てくるだろうと考えたわけで、
そいつに復讐しようと自分の不良少女を利用して第三勢力を作らせて・・・って事なんで

何とも実に面倒なお話ですから、何も不良少女を利用しなくったって自分で直接伝説のヤンキーにタイマンはりに行けば良いだけの話ですが
そんな不良話に平行して
主人公不良少女と真面目なシェフとの恋愛と別れのお話がサイドストーリーになってて
実はこちらも盛り上がんねえお話で
ってこのサイド恋物語は主人公の佐伯奈々を脱がすだけの必然として必要な訳だったのね

でエンドクレジットではなんとかすみ果穂さんのお名前がトメで出てきてたのですが
かすみさんが出演してるシーンなんてなかったよなって一応反芻していたら
なんと監督クレジットの後にかすみ果穂さんが突然ヒロインの子分にしてくれて仁義きるシーンが加えられていまして
これって調べたら続編の「最凶バッドガールズ 流血全面抗争」に繋がっていくんですね
てこ入れって訳ですか

2010年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
長尾くみこ監督作品
出演:佐伯奈々、藤岡範子、川瀬忠行、冬本ジュー
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

2018-09-19 17:47:14 | 洋画
20年振りに「ジュマンジ」の映画が帰って来た
面白かったですよ、記憶によれば前作はゲームと言っても、ボードゲームの世界観が
現実世界に甦って来ると言う設定だったと思いますが
あれから20年ゲームはもうTVゲームの時代
ボードゲームなんて年寄だって遣んないかも知れませんけど

今作は副題に「WELCOME TO THE JUNGLE」とあるように、現実の人物がゲーム世界に入り込むという展開
さらに言うとゲームの世界の設定のキャラクターになって活躍するんですねぇ
実は高校生4人の男女がゲームやってるだけの映画です・・・って言うのが本当のところなんですが
ゲームの世界観をちゃんと活かすために高校生4人が其々に自分が選んだキャラクターになっていて

オタクの引っ込み思案のやせっぽちの高校生がムッキムキなロック様に変身しちゃうんだけど
ロック様って言うとここんとこすごい出演量だよね
高層ビル群の空中を飛んでる「スカイスクレイパー」、DVDがリリースされたばかりのこれまた獣たちが大暴れする映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」と同日これまたリリースされたTV連続ドラマ「Ballers/ボウラーズ」とレンタル店の店頭の棚にはロック様のスキンヘッドだらけ

オタク少年がロック様だけでなくアメフト部のスターがちっちゃい黒人に
イケテるインスタ命のJKが中年のおっちゃんに
イケテないガリ勉のJKがホットパンツの腹だしお姉ちゃんと
現実の人物像とは真逆なキャラクターに変身させたところが成功と言えてるんじゃないかな

しかしイケテるJKが中年のおっさんのチン○ンでのシモネッタ
まぁレイティングの問題もあるんでしょうが、もう知り尽くしてるはずだべ
劇中でもガリ勉姉ちゃんに男の誘惑方法を教えてるし
的に命中って朝顔に的が印刷されてるものもありますが・・・アメリカでもあるのかな

で、ちゃんとゲームのキャラクターの外見に現実の高校生の内面をしっかり見せてるんですね
あんだけ活躍してるロック様なのにライフラインが一本だけになると
おじけづく様を見せてくれる細かい設定も良かったかな
ラストにしてもムッキムキから元の時分に戻るのに躊躇させたりと細かい
さらにインスタ命のJKがもう現実の世界に戻ったらスマホ要らずのナチュラリストになっているのはちょっとクサかったですよ私には・・・

ロック様とカレン・ギランとの最高にヘタクソなキスシーンが実に良かったなー
唇はずしてるのにロック様完全にべろべろなベロの動きがもうツボでした
ってことでゲームキャラクターのマーサ役のカレン・ギランさんの谷間も良かったんだけども女優さんDDの私には良かったのはもちろんですが、JKべサニーを演じてるマディソン・アイズマン、の方が琴線に触れまくってました

これなら購入しても良かったかも、廉価版のBlu-rayが発売されたらコレクションしとこうか

2018年製作、アメリカ映画
ジェイク・カスダン製作・監督作品
出演:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、サーダリウス・<ブレイン、ニック・ジョナス、ボビー・カナヴェイル、リス・ダービー、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン、サーダリウス・ブレイン、モーガン・ターナー、マーク・エヴァン・ジャクソン
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レジェンド・オブ・スネーク

2018-09-18 15:58:27 | アジア映画
これは珍しい2008年製作のタイ年映画、なんでしょうね10年後の今時分になって
新作リリースされたんですね

お話は人間と蛇の血を引く一族の末裔を守るため、元特殊部隊の兵士がこの蛇人間のヒロインを守って彼女を追い詰める傭兵と闘うアクション映画ですが
主人公とヒロインは逃げ続けてる間に心と心を通わせ肉体的にも結ばれますが
最終的にはヒロインの兄の"人間とは種族が違う"という一言で身を引きますが
ラスト蛇に大変身したヒロインとの別れのシーンが切な過ぎますが

何せ二人して寝てますからひょっとしたら人間と蛇族と合の子の新種が生まれてきて
そんな続編も作られそうな

タイと言うことですのでクルマは右ハンドルの左側通行な訳ね
一部はフランスとイギリスに占領されたようですが
王朝政権と国土は外国統治を受けなかったアジアでも稀有な国なんですが
これまた日本と同様近代化への道はイギリスを手本ということからの右ハンドルなんですかね
国土がイギリスに統治を受けずに右ハンドルの国って日本とタイだけなんですねぇ
まるっきり国土が無事なのは日本だけですので江戸時代の薩摩藩には感謝しないといけんね

蛇族の女の血液をめぐってCIAの傭兵と元特殊部隊の主人公との攻防戦は
それなりに結構激しい戦闘と言うか銃撃戦ですけど
この二人実はタイの兵士養成機関では同級生という設定です
追いつ追われつ戦闘能力はほぼ互角
ただ傭兵の隊長さんの方は実に絵にかいたような性格の悪さです

追い詰められ崖っぷちで撃たれ撃たれた主人公が滝壺に落ちていき
ヒロインも追いかけるように滝壺に落ちていき主人公を助けますし
流された主人公たちは親切な村人に救われその村で暫し平和に幸せに暮らすことに・・・

そう決めた主人公が銃とか衛星電話とかを処分する際に衛星電話の電源が入りGPSが反応してしまったことで村に傭兵たちがやってきて村人たち全員
そう男も女も子供たちまで無抵抗の村人たちを実に楽しそうに皆殺しして
蛇人間のヒロインを確保するんですが

実はヒロインには同じ蛇人間の兄がいて・・・
何となく呼応していたようですが陰から見守っていたんですね
それが蛇に変身してヒロインを助けて

笑っちゃいけないんでしょうが変な蛇人間のCGです
タイのCG技術をあなどっちゃいませんがもう少し何とかって思ったら
この蛇人間の兄妹が実は合体してはじめてジャケットのような大蛇になるんですか
この大蛇のCGはお見事です

大蛇に巻かれて体真っ二つに切り離された傭兵のボスに自殺用の拳銃を渡して立ち去る主人公・・・普通はこの主人公の後ろ姿に一発の銃声が響かないとねぇ
敢えてキャプりませんですが
ヒロインを演じてるお方がタイの美人さんになるのかな
ちょっと不思議な魅力を醸してる方ではありましたし
主人公とその敵役のお二人もハンサムイケメンさんでした

蛇人間(美女)と人間(美男)のシンプルなラブストーリーをアクションと蛇のCGとでコーティングした映画ですか
それにしても大勢の人間が銃で惨殺される映画でもある

2008年製作、タイ映画(日本未公開作品)
ティーラワット・ルジンタム監督作品
出演:プローイ・チンダーチョート、ジェッダーポーン・ポンディー、サクダー・ケーオブアディ、エーラワット・ルワンウット
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ミスティック・フェイス

2018-09-17 17:23:14 | 洋画未公開
9月5日にDVD販売会社トランスワールドアソシエイツからリリースされたロシア映画
前からジャケットの顔半分が消えていく美女が気にはなってはいたんですが
何せトランスワールドアソシエイツの作品だって言うことで食指が動かなかったのですが
月も半ば過ぎて折り返しに入ったからもう地元のGEOさんでは
4本税抜き800円のセットレンタルできるような作品が乏しくて

セットにするためようやくレンタルしてきましたが
思っていた割にはトランスワールドアソシエイツ作品としてもそんなに悪くはなかった
ってのも
ジャケットの美女振りがやっぱり女優さんDDのなにかを刺激していたんですか
ヒロインを演じるダイアナ・ポツハースカヤが実に美人さんだった

この人を見ているだけでレンタル料金200円で十分元がとれる
さらにTV局のプロデューサーなのかADなのかな
このお姉ちゃん出演場面は全部こんな状況

デカいおっぱいの現物はそんな好きくないですが
こういう谷間はもう眼福の一言
エカテリーナ・カバクと言う女優さんらしい

お話はロシア発のCG満載のダークファンタジー作品となってまして
ヒロインがTV観覧生放送で主人公が窮余の策で生放送中に悪い魔術師に操られて呪いをかけられ
その呪いをかけられ解くためにヒロインに惚れた主人公が
悪い魔術師に能力を封印されたいい魔術師と協力してヒロインの呪いを解くというありきたりなプロットではありますが

1964年と現代を結んでの壮大な時間の流れだったり
ちょっと谷間のお姉ちゃんとかヒロインが出て来てないからと目を話してると
おいてけぼりくらってしまいますが
魔術師に運命を歪められながらも決して屈せず、前向きで凛とした強い女性を演じるダイアナ・ポツハースカヤの美しさや、豊満なボディなエカテリーナ・カバクの谷間だけでプロットなんかもうどーでもいい映画でした

2016年製作、ロシア映画
イヴァン・コルドザヤ監督作品
出演:アレクサンドル・ペトロフ、ディアーナ・ポジャールスカヤ、エカテリーナ・カバク、セルゲイ・ブルノフ、シミョン・ロパトン、キリル・コザコフ
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華麗なるエロ神家の一族 深窓の令嬢は電気執事の夢を見るかー

2018-09-16 23:46:48 | OV
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は今日新宿の中古屋さんで見つけたこの作品

吉沢明歩の「メイドロイド」を生んだ、友松直之監督が、
今度はなんと男のアンドロイドの執事ロイドをひっさげて
あの「犬神家の一族」のパロディを作ってしまいましたねぇ
2011年製作と言うことですので、本家「犬神家の一族」を市川混監督がセルフリメイクしたのがこの辺りかと思って面べてみたら
セルフリメイクしたのは2008年だった

このOVのタイトルではさらに「華麗なる一族」まで頂戴してるという御念のいり様
ってか、いくらパロディにしてもタイトル長過ぎだろ
一度CSで見てるんですが中古屋さんで見つけたので
こういう作品は見つけた時が買い時、買っておかないと二度とお目にかからなかった経験が何度も
ってっことで早速視聴したんですがもうすっかり忘れてる
小澤マリアさんってすげぇ立派なタトゥーを入れておられたんですね
タトゥーは全然覚えていなかった、AV見ないから無垢な白肌だとばかり思い込んでいた

いやはやこの友松監督の感性はダイスキです、思ったよりエロ度は薄かったですけど
深窓の令嬢役の愛音まひろさんは当時AVの女優さんだと思うのですがエロオーラは薄いんですねぇ
コレが演技だったらすごい女優さんと言えるんですが
監督さんの演出の妙なんですかね

小澤マリアさんは舌ピに両耳チェーンピアスに背中のタトゥーがもうなまめかしい
その家来のくノ一に亜紗美さん、今作でもアクションコーディネートされていたんですね
今回はそんなに目立ったアクションでもなかったですよね、只小澤さんが二刀流で真横に刀振って斬るだけで・・・

亜紗美さんは今回は脱いでなかったせめて着物の合わせ目くらいからおっぱいの片鱗くらいはチラ見というくらいの演出はして欲しかった
けどやっぱりあのべろべろベロは彼女の唯一の見せ場だったのかなぁ

金田一探偵も袴に着物とおかま帽で登場しますけど宵闇探偵金田一(かねだ はじめ)さんでして
猫神家と小澤マリアの両方に仕える二重スパイならぬ二重探偵
犬を猫に代えてパスワードが"猫が三毛"とか
執事ロイドは真っ白なマスクで名前はご丁寧にスケキヨ
さらに、小澤・亜紗美に首と胴体をぶった斬られ、亜紗美さんに蹴られて
足先上にして直立してましたねぇ

パロるにしても監督さんのこだわりが随所にみられ、い笑いころげながら楽しませてもらいました

2011年製作、日本OV、「華麗なるエロ神家の一族」film partners作品
友松直之脚本・監督作品
出演:愛音まひろ、小澤マリア、亜紗美、
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プラウド・メアリー

2018-09-16 22:03:43 | 洋画未公開
私の大好きなガールズアクション映画ですが
NASAで初めての黒人女性と言うか一応黒人と言う人種と女性と言う性差別を払拭させた実話映画「ドリーム」と言う映画でタラジ・P・ヘンソンと言う黒人女優さんをしりましたが
アクション映画の主演って大丈夫かいって言うのが正直なところでしたが

さらにp「ジョン・ウィック2」のスタッフが製作してるアクションにも対応できてて
っても、なんだろうかな意図的に画面を特にアクションシーンでは
画面を暗くかつ粗くしていたようですので
特に殆どをスタントウーマンが演じていたような・・・

凄腕の女殺し屋メアリーは今日もある男を始末したのだが、
その隣の部屋部屋ではその殺された息子がイヤホーンでゲームに熱中
普通は一人残さず消してしまうのは殺し屋のセオリーですが彼女は何故か子どもを殺さなかった

それから1年殺さ(せ)なかったダニーの事が気にかかってメアリーは、
ダニーの様子を追っていたのだった
ダニーはアンクルと言うメアリーと敵対する組織の麻薬ボスの下で麻薬の運び屋をしていたがアンクルはダニーを虐待シテルコトヲ知り
アンクルに話をつけにいくが、話がこじれ成り行きでアンクルを殺してしまい

オープニングで「ダニー・ボーイ」を劇伴に展開するんですが
これって途中にネタがふられていたようですね

さてこの一件がメアリーの組織とアンクルとの組織との抗争に発展しちゃうんだけど
自分がダニーのために起こった抗争であるが、そんなことはおくびにも出せません
メアリーの生い立ち等が抗争劇を通して語られていくと
ダニーと同じような境遇だったのが彼女の母性を呼び覚ませてしまったようですね

正直、その辺を含めて都合良過ぎというか、お話が甘過ぎなんだけど
ここまで見てきてなんだろうなこれってある意味「グロリア」のリメイクみたいな
で、敵対組織を潰滅させたメアリーは
ダニーとの秘密が自分の組織に知られて
親同然にここまで育ててくれた組織のボスのダニー・クローバーを殺し
ダニーを人質にとられ、自分の組織との決着をつけるべく・・・

って敵対組織の潰滅の時に撃たれていたのに
翌日なのにそんな怪我を忘れたかのような激しい戦闘をするのね
タラジ・P・ヘンソンは製作にも噛んでいたんですね
要はタラジ・P・ヘンソンのワンマン映画という作品でした。

2018年製作、アメリカ映画
ババク・ナジャフィ監督作品
出演:タラジ・P・ヘンソン、ダニー・グローヴァー、ビリー・ブラウン、ジャヒ・ディアロ・ウィンストン、ニール・マクドノー、マーガレット・エイヴリー、ザンダー・バークレイ、ラデ・シェルベッジア、エリック・ラレイ・ハーヴェイ
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神と人との間

2018-09-15 23:37:11 | 邦画
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日も、谷崎潤一郎の短編小説の世界観を現代に甦らせるという企画<TANIZAKI TRIBUTE>の1本「神と人との間」ですが
<TANIZAKI TRIBUTE>としては今日の「神と人との間」が最初に公開されたようで
次いで「富美子の足」「悪魔」の順に公開されたようで

私的には公開順には見て来てなかったようですが
各作品とも谷崎潤一郎作品を原案としてるだけで違うお話ですから
公開順にはこだわらなくても十分に谷崎ワールドを堪能させてもらいました

私としてはこの原作は読んではいませんが
知識としては谷崎が自分の妻を佐藤春夫に譲ったとか寝取られたことを元にした
ある意味私小説の作品だってことくらいは知ってる

お話としては田舎で開業医をやっている穂積は、熱帯魚屋で働く朝子に惚れているのだが、
穂積の親友で売れない漫画家の添田も朝子に・・・
そんなことから添田と朝子が付き合うように直接朝子にお願いしてしまうのだが
朝子はどうやら穂積と一緒になりたかったようでしたが
添田と朝子とそれからすぐに結婚し、東京に出ていき穂積とは音信不通に・・・
で心配になった穂積は朝子の妹を東京に尋ねて

添田と朝子の東京での様子がわかる
なんと添田は女を作り朝子を殆ど顧みない暮らしをしており
この穂積と添田男二人の尋常ではない思考と行動によって見ているこっちも劇中の人物同様翻弄させまくられます
この添田が起こす行動と思考が谷崎的な耽美的な思考回路なのかなぁ

とにかく、友人に好きな女を譲ったと後もその女の幸せを願う気持ちは全く理解できないし
そんな友人を弄びつつ色んな女と遊び回る男と
その男を捨てきれず、かつ未だ心の隅で穂積に恋の焔を燃やしつつ
自分は幸せになってはいけないんだって言う朝子の心理もようわかりません

とにかくこの三人の不思議な三角関係が、病みつきになるのはなるのはなんでだろう

ってことでこれまた取って付けたような濡れ場が渋川清彦と戸次重幸に用意されていまして
これでRー15指定作品の体裁を保っておりますが

こんだけ翻弄させまくられるとやっぱり最後はどんな忍耐強い男でも殺意は沸くのですが
添田の最後の三人で一つに・・・って言うのが
真の友情の証しと認知したんでしょうか?

悲しい結末が・・・

2018年製作、日本映画、「TANIZAKI TRIBUTE」製作委員会作品
内田英治脚本・監督作品
出演:渋川清彦、戸次重幸、内田慈、山田キヌヲ、萬歳光恵、根矢涼香
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