MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

KILLERS WITHIN/キラーズ・ウィズイン

2018-09-15 19:23:49 | 洋画未公開
いつも書いてることですが
中身のわからないDVDをレンタルして見ようとする基準は
ジャケットの絵面、次に惹句
ま絵面によってはパブロフのワンちゃんになってしまう役者さんもいますが
それ以外はこの基準ですし、
ソー言った関係でジャケット詐欺にはもう、これでもかって目に十分すぎるくらい遭ってますが

この作品もジャケットのど真ん中の真っ赤なマスクのお姉ちゃんにつられて
もう後先考えずにレンタルしてきましたが
これほどジャケットにウソ偽りがなく、かつ拾い物の映画もなかった
アイルランド製のアクションホラー映画です。
って強盗団の絵面のどこがホラーかって?そいつは見てのお楽しみ
赤色仮面のジャケットだけでこのお姉ちゃん美人さんだってわかるし

お話としては別れた警官の元夫が麻薬組織相手に潜入捜査で盗んだ60万ユーロ
その金の返済代わりに目の前で一人息子をさらわれた元婦人警察官のアマンダ
アイルランドって早くからEU離脱とか英国からの独立とか唱えている国家ですし
今は英国としてはEUを離脱してる最中でありますし
EU加盟時代でもEU圏での商業経済交流には共通貨幣であるユーロも使用していたようですが

国際的に国内的には歴史ある通貨ポンドの使用にはこだわりを見せてる国ですが
この映画ではポンドではなくてユーロだったのがちょい不思議でしたが
誘拐された子どもを救うために金のない庶民が考え出したのが
元夫婦それぞれの兄弟たちに5人で、アマンダの兄が警備を担当していた銀行家の家に押し入り家族を人質に頭取から銀行の600万ユーロを強奪する事に・・・

一応武器は携帯するが、だれも傷つけず銀行の金は保険で保障されるし・・・
で八方上手く収まるだろうと
郊外に建つ頭取の豪邸に全員防弾チョッキ着用にマスク姿で豪邸への侵入に成功したアマンダたち
銀行家はあっさりと要求を飲み、美人妻、色気づいた生意気な長女、幼い長男を人質にして、金の調達にも成功の連絡

ここまでは実はこの映画のフリでしかなくて
実は強盗犯罪映画ではなく先に書いたようにこの映画ホラー映画でして
銀行家一家にはある秘密が・・・

そうなんです人質の少年がトイレに行きたいというのでアマンダの兄がトイレにつれていくと
いきなり兄貴の悲鳴が響きます
アマンダが急いで行ってみると兄貴の血まみれの死体が・・・
この豪邸には家族と自分達の他に誰かいる・・・と言うような展開で
ここから本格的に映画が転がりだしますが

ジャケットをよく見れば大体の察しがつくようになっておりますが
ここでは何も言いますまい
一方で、映像的にはホラーの描写をもうちっとなんとか怖くして欲しかった
でもオープニングで起きた子供もとりかえせたしその他強盗もセイコーマートだし
めでたしめでたしのハッピーエンド
拾い物の1本でした3

2017年製作、アイルランド映画
ポール・ブッシュ監督作品
出演:スー・ウォルシュ、ジェフ・ドイル、ジョニー・エリオット、アンドリュー・マーレイ、サム・ルーカス・スミス
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悪魔

2018-09-14 23:27:31 | 邦画
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は谷崎潤一郎の短編小説を3人の映画監督が
現代劇として映像化するシリーズ<谷崎潤一郎原案 TANIZAKI TRIBUTE>の1本
『悪魔』を原案として藤井道人監督がメガホンをとってる
4人の若手と1人のベテラン女優さんだけのお話で
私は最近邦画をほとんど見ませんのでタイトルロールの"悪魔"を演じるのかな
大野いとさんと、その母親役の山下容莉枝さんしか知らない

大野いとさんがなんとJK役で主人公と不気味な従兄弟を惑わす役に挑戦
まだ二十代前半ですから大野いとさんのJK制服姿は決して犯罪ではありませんでしたが
やっぱり全然脱いでくれていないんですね
シャワーのシルエットのみですが
十分に男を惑わすJKとしては合格点でして
脱ぎの方は原作にない主人公の大学の同級生としてかなり尺数は短いものの全裸で濡れ場に挑戦してくれていましたが
エロチックシーンはたったこれだけなのにRー15の指定は要らないだろう
って思ったのは私だけ?

お話は大学入学のために上京してきた佐伯は、林邸に下宿することになる。
そこには大家の千枝、その娘でJK2年ながら不思議な色気と魅力を持つ照子、
そして照子を偏愛する林家の親戚鈴木が住んでいた。
照子は、酒と抗精神薬におぼれて大学生活にもなじめず、
幻覚に苦しむ佐伯の部屋を頻繁に訪れては彼の心を惑わせる。

さらに、佐伯の大学の同級生あゆみが彼に興味をもちある意味複雑な四角関係を構成していくのだが
照子、鈴木にはあゆみの存在は知られていませんが
佐伯とあゆみの唐突な肉体関係には疑問符がつきますが
一応耽美作品、エロチック作品と銘打って製作しているTANIZAKI TRIBUTEとしては
必要不可欠な濡れ場なんでしょうね
遠藤新菜が演じる。

なにかと言うとすぐに鼻血を垂らす佐伯
照子が妖艶に誘惑するように佐伯に近づく姿
佐伯の血まみれの吐しゃ物や、無闇に跳ねる生海老
笑顔の照子が佐伯の体にナイフを突き立てる姿、
ラブホで鼻血を滴らせながらクライマックスに向かってあゆみの頚を絞めていく佐伯

というような描写などが耽美妖美人と言うよりは
敢えてそうしたのかザラついた画質に相俟ってどこかホラーっぽい作風となっていたような

2018年製作、日本映画、映画「TANIZAKI TRIBUTE」作品
藤井道人監督作品
出演:吉村界人、大野いと、前田公輝、遠藤新菜、山下容莉枝
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018-09-14 20:04:05 | 洋画
リュック・ベッソン久々の監督作品ですか
フランスのコミックの映画化だそうで、確かに映像から登場宇宙人(生物)?まで
CG満載のスペースオペラでして
映像的には飽きないんですが骨子となるプロットだけだと30分で済むお話を
なんとか134分の長尺にしてるんですね
ちょっと長過ぎた感は否めない

オープニング美しい惑星ミュールに何やら飛行体が落ちてきたことによって星もろとも消滅してしまうエピソードが流れるんですが、これがこの映画の基本となるのね
で宇宙パトロールのヴァレリアンとローレリーヌのミッションが
政府の所有する変換器てのが奪われてそれを奪還するってのだけど
この変換器って言うのがオープニングで登場していた超ミニ怪獣みたいな生き物
ローレリーヌはこの生き物をずーっと持っていたのか
変な怪物に食われそうなドレスの時はどこにあったんだ
って細かいことを言ってはいけないのね

で、無事任務終了で次に与えられた任務は安全保障委員会の司令官の護衛
しかし司令官が何者かにさらわれてしまい
司令官を追って基地内を追いかけるもののローレリーヌの指示で近道だからと目の前の壁をぶちやぶって飛んで潜って走り抜けと何回か簡単に壁を突き破る突き破る
絵としては実に楽しいんですけど、
敢えて言わせてもらうなら実にお金がかかってる訳で
この資金のほとんどはチャイナマネー
もうベッソンはお金を出してくれるならチャイナでも何にでも屈してしまうのね
ってことでEuropeのロゴより先にというか映画会社のトップロゴがファンダメンタルな訳ね
なんかファンダメンタルとアリババのロゴが世界の映画界を席巻しまくってるな

ヴァレリアンからの通信が途絶えここからローレリーヌがヴァレリアン救出への活躍が
ヴァレリアンとローレリーヌはもう絵にかいたような美男美女でして
主人公としては実に合格なんですね
映画ってこういう美男美女のヒーローヒロインが
其々に危機に瀕しアワやってところで救出されるって言うのが映画の基本プロットでして
その基本をしっかり守って
ヒーローヒロインが悪を倒し、窮民を助けるてのハッピーエンド

昔から連綿と続いて来てる普遍的な冒険活劇の基本に忠実に
それをCG満載のスペースオペラとして仕立てあげたベッソンの手腕は衰えていませんが
それもこれもチャイナマネーありきでのお話でしたねぇ

2017年年製作、フランス映画
リュック・ベッソン監督作品
出演:デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライヴ・オーウェン、リアーナ、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、サム・スプルエル、ルトガー・ハウアー
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富美子の足

2018-09-13 23:11:57 | 邦画
一日1本エロチック作品を見ていく企画
今日の一本は今年の始めにTanizaki Tributeというか企画で
日本の耽美派作家と言われた谷崎潤一郎の所謂私小説と言われるエロチックな小説を現代に置き換えて三人の監督が三本の映画を製作し劇場公開されたもののDVD化されたものから
「富美子の足」を鑑賞

谷崎潤一郎の独特のエロチックな世界観を現代に置き換えてと言うことから
谷崎原作ではなくてTributeと謳いつつも大幅に原作を脚色してるからでしょうか
谷崎潤一郎原案にしてるんですね
谷崎文学の持っている独特ののエロチック感や妖美感を期待しましたが
この「富美子の足」では、残念ながらそういったこっちの期待を完全に裏切ってくれちゃいました

確かにワザワザ谷崎潤一郎原案としてるからどう映画化しても問題も何もないのですが
一体この何がいいたかったのか、私にはまるっきり理解できませんでした。
ってもヒロインの片山萌美さんのオールヌードもありましたしエロチック作品と言ってもいいのだとは思いますが
彼女の濡れ場も一応出しとけといったようなお座なりで、
これならRー15の指定も要らんだろう、意図的にRー15に指定させて逆に私みたいな
エロ映画大好きに人間を呼び込もうって言う商魂だと思われても仕方ないだろう

大体今何故Tanizaki Tributeなのかもちょっと理解ができませんし
谷崎潤一郎の原作を現代に甦らせたのかのコンセプトもわからんし
この映画だけを言わせてもらうなら、単なる足フェチの映画に終始してるだけだし

足フェチにはたまらない作品だろうな、トイレや宅配の人が来ても足をひたすら舐めまくるシでんでんがスゴいんだけど
結局最後は主要登場人物ががなりあい、怒鳴りあいで終わってしまうのがとても残念


2018年製作、日本映画、「Tanizaki Tribute」製作委員会作品
谷崎潤一郎「富美子の足」原案、ウエダアツシ脚本・編集・監督作品
出演:片山萌美、淵上泰史、武藤令子、山田真歩、福山翔大、田村泰二郎、でんでん
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トーナメント

2018-09-13 19:09:07 | 洋画
なんでしょうかこのいい加減な邦題とジャケットの詐欺度は
多分映画のポスターもこの画像で
惹句もマンマDVDのジャケットにしてるんだろうと思いますが
思いっ切り言います
詐欺じゃん!
どこがトーナメントやねん

ただ主要登場人物の4人が意味のわからないままに
って若い夫婦のヒモ男は最初は酔っ払い人身事故を隠そうとするうちに偶然5万弗手にいれて
その金をある意味独り占めしようってことかな
ヒモ男の銀行員の妻は一応良識的に人身事故も届けようって常識あるのですが
突然に男に押し入られ暴行を受けてから何かが壊れたの突然にサディスティックな性格に
その妹は人身事故の男が息を吹き替えし襲ってこられて揉み合ってるうちに事故男を射殺してしまい、義兄と一緒に5万弗を取りに行き
帰って来たら元カレがいて・・・
その元カレですが実は妹の持ち出した大金を取り戻しに・・・

このお話のどこがトーナメントなんかいな
タダタダ最初は意味もわからないまま主要登場人物の自分達が置かれた環境から
なんとか逃げようってあがいていくだけで
そんな中で一人一人と殺されていくお話で生き残るのはたった一人っていうプロットだからトーナメントってつけたのか
全くこんな邦題とそれに見合うような映画の内容にそぐわない絵面というか
邦題に沿った偽絵にした配給会社の宣伝部員は馬鹿としか言いようがない

さらに密林とかの粗筋にまで
スミスは、巧みな話術と容赦ない暴力、そして大金をちらつかせ、彼らに殺し合いのトーナメントを示唆する。邦題に寄せてウソを書いてしまうなんて
もう言語道断の極み


一応あの人気TVドラマの「ウォーキング・デッド」を何本か監督してるジュリアス・ラムジーなんで、一応最後まで見られる
って言うかオチは完全に見えてしまうのですが
男が平気で女を殴る殴る
殴る度に口の中で感じる血の味の講釈したり
頚を絞めてじわりじわり殺したり

拘束してる男の手の爪に一本一本釘を打っていったり
とか部分的にオモロイ見所はあるんですけどもね
地元のGEOさんで6本導入するほどの映画ではないよねぇ

2016年製作、アメリカ映画
ジュリアス・ラムジー監督作品
出演:アレックス・エッソー、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、ディラン・マクティー、ウォード・ホートン
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コールド・アンド・ファイヤー 凍土を覆う戦火

2018-09-13 15:55:37 | 洋画
シネマカリテ新宿で開催の恒例企画興行<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018>にて上映されたデンマーク映画
綾プロの映画だしジャケット画像から判断していつものソ連とかの第二次大戦の戦争映画だと思っていたのですが

キリル文字じゃなかったしオープニングの戦闘場面は銃口リロードの単発銃だし
塹壕での大砲連射はあるものの重機関銃での銃撃も皆無での
敵も味方も拳銃やライフル撃ちつくしてからなんと銃剣での肉弾戦
っていうことで映画の基本となる戦争は
世界史に詳しくないのですがプロイセンとデンマークとのデンマーク戦争というのを舞台にしての

小作農の息子兄弟と管理人の娘との三角関係の恋愛に
さらに領主の若旦那と言うか男爵だかの中年オッサンの横恋慕まで加わっての
四角関係がメインの戦争青春映画
DVDのCDにRー15のレイトが印刷されていたんですが
戦闘場面でのグロ映像を指定していたのか
小作人の長男と幼馴染みの濡れ場をさしていたのか

次男が従軍慰安婦にフェ○してもらうシーンが具体的過ぎたのか
映倫の審査認定基準を調べると
1864年。デンマークとプロイセンが,国境のシュレースヴィヒの帰属を巡り対立し、デンマーク史上最大の戦争となる。戦争ドラマ。刺激の強い性愛描写、殺傷・出血、肉体損壊の描写がみられ、標記区分に指定します

私が列記した辺りが当該してましたが
これくらいドーってっことないような
って言うかこれいじょうの表現でもR指定受けてない映画もあるので
結局合わせ技一本ってことなのかな

お話としてはラウストとピーターの兄弟は、地主の男爵の家の使用人の娘インゲと知り合い
三人は仲良く大人になるものの
インゲはなかなか積極的な女の子で、ふたりは振り回されぱなし
地主の男爵の息子にも遠慮はないのです
大人になっても3人は仲良しですが、どこまでいい関係でいられるのか2
兄のラウストとインゲは弟ピーターに内緒で会うようになり二人は肉体関係をもつものの

兄弟と男爵の息子は戦争に駆り出される
戦地に送付された妊娠したとのラウストに宛てたインゲの手紙を読んでしまったピーターは兄をなじり、二人の仲は険悪になるものの
兄は肺炎になって入院

さらに私生児を生むことに家を追い出されたインゲは戦地の夜営地にたどり着くものの
インゲのことを好きだった男爵の息子がラウストは病死ピーターは戦死とインゲに伝えてしまう

そしていよいよクライマックスの“デュッペル堡塁の戦い”が始まり
激闘の末ラウストは戦死、ピーターはなんとか生き残り
3年後故郷に戻ったピーターは悲しいげんじつに直面する

戦争というものに人生を狂わされた人間の挫折と希望を描いた2時間6分の作品

2014年製作、デンマーク映画
オーレ・ボールネダル監督作品
出演:ヤーコブ・オフテブロ、イェンス・セッター=ラーセン、ピルー・アスベック、ソーレン・マリン
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エンド・オブ・ニューヨーク

2018-09-12 22:09:51 | 洋画未公開
9月5日にアルバトロスの子会社ニューセレクトからDVDスルーされた作品
レンタル屋さんで初めて見た時はジャケットから来る印象と「エンド・オブ・ニューヨーク」て言う邦題から
ディザスターパニック映画だと思い
いつか見ようと考えていたんですよ、見ないじゃなくていつかは新作のラベル以内では見ようと・・・

それがなんだろうなアルバトロスの「タイムトラベラー」を見た時ですか
長い本編前のトレーラー集は実は見るのが嫌いで見ないのですがレンタルの参考になるのもあって
常にトレーラー集の1本目だけ見て、後はジャンプするんですよ
で一本目にあったのがこの作品のトレーラーでして
予告編の惹句には
「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き
再びニューヨークが

ってあるじゃないですか、確かにニューヨークのランドマークが次々爆破され
お姉ちゃんがビルの屋上から重きかんじゅうを撃ち捲ってる

なんだろうなこれってディザスター映画ではなくてテロの映画やったんや
ってことでsetに早速組み入れてレンタルしてきました

大体傾向がはっきりしましたからオープニングからお姉ちゃんが逮捕されての
尋問シーンから始まって、さては未遂か、テロ後に逮捕されての尋問と理解がつくのですが
どうもこのお姉ちゃんが記憶喪失のテロリストっぽい
尋問の主旨に答える変わりにお姉ちゃんの脳内で過去をおさらいしはじめて

失恋のショックからか精神的に不安定なヒロインの元に
抗不安薬の新薬の被験者になれば2週間で25000弗と言うかんゆうの電話が
失恋の投げやり感から被験に参加したエイプリルだったが、
初めて投薬された日に禁止されてる酒を飲んでしまったからか悪夢を見るようになって・・・

被検者になる前から精神的に不安定なヒロインですが果たして、彼女の見る悪夢は薬のせいか、それともという、よくあるプロットで綴られて行きながら謎が解かれていくと言うオーソドックスな作りの映画なんですがねぇ
実に画面が暗くかつ粗く決してA級映画の画質ではないんですが
「クズ・ゾンビ」見たく始まってすぐに画質からこれはダメな映画と言うようには感じない

で、実は新薬の“被検者”は薬によってを洗脳し、テロリストにしてしまう計画で、
ヒロインはソレに気づき、しかし洗脳の目的もわからずに一人での抵抗が始まるまでの30分を我慢すると
映画の世界観に入って行けて広いんと一緒に謎解きができる仕組みですが
演出がヘタと言うか全てのイメージ映像が画質のせいもあって
あんまりスッキリとさせてはくれないのが難点です

リンゼイ・ゴランソンという全く知らない主演女優さんの演じるヒロイン
エイプリルっていう女の過去とか職業とか全く明かされていないのに
結構体は動くし銃器の扱いから追跡者からの身のかわしかたとか
一体何者だったのか一切語られず
ニューヨークもテロに合わずに映画は終わりますが

こういった洗脳映画定番のエンディングでしたが

2017年製作、アメリカ映画
カルロス・フェラー製作・脚本・撮影・編集・音楽・監督作品
出演:リンジー・ゴランソン、ゲイリー・スワンソン、ロン・ハクストン、イアン・テンプル
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愛欲の輪舞曲(ロンド)

2018-09-12 18:45:23 | 洋画未公開
コレは一応一日1本エロチック作品を見ていく企画の
今日の一本に該当するだろうとセットレンタルに組み込んできましたが
Rー15指定だし、こういった洋画のエロチック作品は大抵文芸作品の趣が近く
それほどエロチック作品ではないことも過去の経験から重々承知しておるのですが
今回の作品は文芸作品ではありませんでしたが
一応官能ドラマの部類になるんですね
と言うことで一日1本エロチック作品の一本です

オープニングから結構激しい男女の全裸セクロスシーン
ことが終わるとどうも二人の仲が先程のセクロスの激しさ割にはその関係があんまり上手くいってないような雰囲気が伺える
女はそれなりの年齢を重ねてるようにも見えるのだが、外人さんの年齢はわかんないねぇ
彼女実はベストセラーの官能小説家セイディ
彼女の官能小説は彼女の奔放な性体験をありのまま小説にしていたもので
今日もイタリアのトリノで、出版記念の読み聞かせ出版記念のパーティが行われており
先程の関係が上手くいっていない今カレも出席していたのだが
彼女の視線は突然この会場に現れた元カレのアレックスに注がれていたのである

元カレのアレックスの誘いに乗り、郊外の古城へと向かうセイディだったが
アレックスは女友達のフランチェスカを同行させて来ていた
こんな始まり方で、古城での、そうなんですジャケットに描かれてるように
セイディとフランチェスカのレズや、さらにアレックスも加わって・・・

よくあるヨーロピアンなエロティック映画によくあるパターンの作品でした。
めくるめく官能の世界に自らを開放したセイディはこのめくるめくエロチックな体験を
再び官能小説にしたてあげ・・・的なおわりかた

女優さんたちのハダカ満載でイタリアの実際の古城でのロケと結構絵柄もイケテる
モデル出身のアナリー・ティプトンやマルタ・ガスティーニのハダカも楽しめる作品なのでした
って言うかそれ以外何もないからね

2016年製作、イギリス・イタリア・カナダ合作映画
クレイグ・グッドウィル製作・監督作品
出演:アナリー・ティプトン、マルタ・ガスティーニ、ヤコブ・セーダーグレン、ヤン・ベイヴート、アニタ・クラヴォス、ニーナ・セニカル
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リアル

2018-09-12 03:03:12 | 韓国映画
今月は韓国映画がいつにもなく数本レンタルリリースされます
今日はその内の一本「リアル」ですが
最初に言います、実に長くてよくわかんない映画だったって言うのが正直な感想
って言うか中国資本のアリババ映画からも資金が入って製作されてるんですね
中国映画の世界戦略もついに韓国に・・・
って言うか、韓国映画の世界戦略も中国の10億の民は実に魅力的なターゲットと言うことで
お互いの利害が一致して作られたわりには
実にスタイリッシュな作品であったが・・・

なんだろうなお互い漢字文化の国民でありながらインターナショナルって言うのにこだわっちゃったんだろうか
タイトルからオープニングのクレジットがすべて英語表記っていうこと自体に意味不明
そして最後まで映画を見ても申し訳ないけど私の頭脳では何がリアルでどこがリアルなんかもうあったまグッチゃぐちゃ
ただ韓国映画がニューウェーブの新世代に入ったのかなぁ・・・って見てました
中国資金が入ったせいか実にお金を、それも無駄に使ってるな感が否めなかった

いつも私が韓国映画に求めてるエロさグロさエグさの3要素のうち
エロさだけの映画を見させてもらいました
それもイ・ソンミンと言う、元アイドルだったお方のようで
お顔も美人、ちっパイもお美しくもう満足度の高い女優さんがフルヌードで濡れ場を
文字通りの体当たり演技にはどっかの国の女優と言って幅からない人たちに見倣ってほしい

主人公が乖離性多重人格で精神科医に診察受けてるシーンから始まりますが
それが物語の進行に伴って、主人公のもうひとつの人格がルポライターの姿を借りて登場します
主人公はカジノの事業主と言う所謂ヤクザでして
そしてルポライターが同じ名前、同じ顔、さらにヤクザと同じタトゥーで現れて
手始めに女を手にいれ、やがてヤクザのすべてを取り込もうと画策してくるんですね

こうここまで書いて来てようやっと気づきましたがな
つまり二重人格の人格だったもう一人の自分が他人の体を借りて実際に
自分とそっくりな人間として現れてきたってこと
そうですよねもう一人精神的な人格が"リアル"人間として現れたんですね
一つ謎が解けたのか

アクションシーンは一級の韓国映画、悪は悪で実にエグ(私が求めてるのとは違って悪人としての)いし
一人対集団との擬闘はエア擬闘とのシンクロ映像とクロスオーバーして見せたり
実にセンス・オブ・ワンダーな映像だったり実に実験的な映画を見させてもらいました
ネタばらしになるのですが、決着つけるべきヤクザの主人公がルポライターの自分を射殺できなかったのは
自分の分身または自分であると認めたからということか

見終わって調べたら韓国では完全にコケた映画なんですか

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・サラン監督作品
出演:キム・スヒョン、ソン・ドンイル、イ・ソンミン、チェ・ジンリ、チョ・ウジン、イ・ギョンヨン、ハン・チウン、キム・ホンファ、チョン・インギョム、アン・ソヒ
コメント (2)
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タイムトラベラー

2018-09-11 19:59:57 | 洋画未公開
9月5日アルバトロスからリリースされた未公開映画
主演してる方(々)がTVドラマ「ニキータ」で私自身が十分にはまったヒロインとその旦那さん
ってことで「ニキータ」が契機で私生活でも結婚された方々が
まさに夫婦で夫婦役での共演
と言っても旦那の方はプロット上でのつけたしでしかなく
ヒロインが主演のタイムリープのお話となってますが、所謂ガーリーアクション作品ですが
激しいアクションはないのでプロットで見せる映画なんですが

どうなんだろうオープニングから30分くらいは実に動きがないので
実に眠い、あまりに眠くなってきて5、6回不覚にもネ落ちしてしまいまして
気づくとまた退屈な映像とかで再び陥ていく
なん回目か自動小銃を見つけるシーンで”あらら銃器が出てきた・・・"って
ようやく意識が戻りました

で最初っからまた見はじめたもののここの銃器発見までの映像とかに既視感がない(汗
科学者だった夫の自殺で失意の底にいたヘレン
夫との思いでだけにふけるものの、そんな中、奇妙な感覚を覚えながら目覚めて
無為の一日を過ごしているようですが

ある朝目覚めてコーヒーをいれようと新聞の日付を見てると一本の電話が
“5秒後に黒のBMWがやって来るのですぐに逃げて!”という女性の声での警告
そこに怪しげな男が現れて・・・電話の指示のまま物陰に隠れて屋内から外に逃げ出すことができてるんですが
有線の固定電話の子機ってどこまでの範囲での通話が可能なんでしょうか?
まるで携帯並みに屋外で電話の指示どおりに逃げ出せましたが

そして逃げた先で気づいたのはさっきより日付が一週間も進んでいるのに気づき
タイムマシンを研究開発していた夫の死の真相を解くべく、
自分の同僚をたずねて夫の死の真相と自分を狙う男は一体誰だって言うか
その真相を探っていくと、過去からもう一人の自分がいることを知り
自分を助けてくれた電話の女が過去の自分だったこともわかりますが

最初の30分はまるっきりこっちも話の展開もわからず動きもないから眠くなったと思われますが
話しが動き出すとそれなりに面白くなって来まして
ヒロインのリンジー・フォンセカの美人度もあって
最後まで楽しく見ることができましたが

相変わらずのアルバトロスのジャケットの詐欺度はスゴいよね
こんな衣装のヒロインは一度もでて来ない
でもこのジャケットの絵面でレンタルしてきたことも事実ですから
これはこれである意味商業的には許容される誇大と言うか誇張と言ってもいいのかな

2017年製作、アメリカ映画
ディエゴ・ハリヴィス製作・監督作品
出演:リンジー・フォンセカ、リンダ・ハミルトン、グレン・モーシャワー、アレックス・ラニペクン、ノア・ビーン、ザック・エイヴァリー
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