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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

夜更けの立ち話。

2016-12-29 07:38:12 | 日常

 ゴミを外のゴミ箱に入れようと外に出た、星空である。

 黒い人影が近づいてきた、Xさんの息子さんの帰宅・・・。お母さんが集中治療室にいるという話は少し前に聞いている。
「お母さんの容態は?」と聞くと、
「2月20日が誕生日ですが、それまでは持たないと宣告されています。肝臓は二つあるそうですが二つともがもうすでに・・・管で胆汁を外に出している状態です」と言った。
「明日は仕事を休んで、寿司をもって見舞いに行きます。でも食べられないでしょう…」

 言葉が出ない。Xさんとは同世代・・・。

「母が亡くなったら、この家を売り、借金を返した後は僕も消えます」という。
 返す言葉がないほどの衝撃。
「ぼくも51才になりましたが、この先結婚をする気もないし、ただ消えるだけです。こんな世の中で生きていてもつまりません。一酸化中毒か何かで簡単に死ねたらいいんですけどね」という。
「あなた、若いんだから・・・」
「いえ、食べることもままなりません」
「・・・」

 辛すぎて、寒すぎて「じゃぁ」と別れた後、足がすくんで一歩が出ないほどの膠着状態。

 そんなこと言わないで、頑張って! 
 言葉を失った夜の会話・・・それでも頑張るしかありません!!


マグリット『旅人』

2016-12-29 07:13:04 | 美術ノート

 『旅人』

 静かな海/水平線、宙に浮遊する球体である。

 腰の位置の低い椅子は権威(地位)の象徴ではなく、単にくつろぎの椅子であることの強調かもしれない。
 女体のトルソーは、肉欲はなく・・・ということか。(女/妻とは一心同体である)
 ライオンはどこまでも強い志、挫けずめげない百獣の王たる尊厳としての誇りであり、一人で闘うという表明にも思われる。
 トランペットは、『主張』。
 樽は、飲食。
 袋は、生活を支える金銭。
 ミシンは妻の道具、少し見えているイーゼルは自身の道具。
 虚空(未知)を映す鏡。
 自然の緑、新聞の文字(活字)・・・など。

 世間とは隔絶されているかもしれないが、これがわたしの浮世離れした生活の全てであり、常に人知れず精神の旅を続ける全景である。


(写真は国立新美術館『マグリット』展・図録より)


『注文の多い料理店』1。

2016-12-29 06:52:04 | 宮沢賢治

 注文の多い料理店

 二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで白熊のやうな犬をつれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさkさしたとこを、こんなことを云ひながら、あるいてをりました。


☆宙(大空・空間)を問う。他に、霊(死者に魂)の裏(反対側)をも展(くりひろげる)。

 普く図りごとである。
 惹きつける真(まこと)の詞(言葉)を並べる他意を徹(貫き)、法(神仏の教え)を吐く。
 幽(死者の世界)の他意は普く、必ず太陽に応えるものである。
 朴(すなお)に、要(かなめ)を運(めぐらしている)。