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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

義兄の訃報。

2013-02-21 06:45:46 | 日常
 一度も逢ったことのない義兄の訃報。
 アリゾナに住む夫の姉夫婦、月江姉さんは数回帰国しているのでよく知っているけれど、その夫については話の中でしか知ることがなかった。
 四十年ほど前に日本に来たとき、姉さんは「パパの血圧が高いからあれこれ自然療法を試している」と言っていたことがある。
 脳溢血で倒れたと聞いたのは二十年ほど前、それから献身的な介護リハビリで、昨秋には「パパと毎朝散歩をしている」と電話の声も弾んでいたのに・・・。
 必要に迫られたとはいえ、車の免許も六十才を過ぎてから・・・。
「散歩のときにはビニール袋を提げて空き缶やゴミを拾って歩くの」と言っていた。


「眠る時には、いつもパパに聖書を読んで聞かせているの」(パパより先に眠らないんだ・・・)
「玄米を食べて、はと麦茶を飲んで、大根やナスや豆を煮て」と食生活にも気を使っていた月江姉。さぞ、無念だったと思う。


 
「セツコさん、(親族の)誰にも内緒だけど、前に日本に来たときには離婚をしなくてはならないと思って来たの。でもね、二ヶ月経ってアメリカに帰ったらパパが飛行場まで迎えに来てくれていたの。だから・・・嬉しかったわ」と告白した。

 一途で真面目、誠実なお姉さん。元気でいてくださいね。


「セツコさん、同じものを二つ欲しがってはいけません」という月江姉さんの言葉、出来る限り忠実に守っています。

 義兄のご冥福を祈りながら・・・。

『セロ弾きのゴーシュ』6。

2013-02-21 06:06:18 | 宮沢賢治
ゴーシュは顔をまっ赤にして額に汗を出しながらやっといま云はれたところを通りました。ほっと安心しながら、つゞけて弾いてゐますと楽長がまた手をぱっと拍ちました。

 顔は、Face→Faith/信仰。
 赤はシャクと読んで、釈。
 額はガクと読んで、学。
 褪せはカンと読んで、換。
 出すはスイと読んで、推。
 云はれたはウンと読んで、運。
 通りはツウと読んで、Two(二)。
 安心はアン・シンと読んで、案、審。
 弾いてはダンと読んで、談。
 楽長は、ガク・チョウと読んで、愕、超。
 手はシュと読んで、朱。
 拍ちはハクと読んで、白。

☆信仰の釈(意味を解き明かす)の学びに換(入れ替わる)。
 推しはかり運(めぐらせる)二つ。
 案(考える)を審(正しいかどうか明かにする)談(はなし)である。
 太陽(愕/おどろくほど超/飛びぬけて優れている)は、朱(赤)あるいは、白(あかるい)である。

『城』1190。

2013-02-21 05:55:33 | カフカ覚書
まあ、せいぜいおたのしみになることですな。しかし、言っておきますが、わたしの念頭にあったのは、この結婚のきっかけになったのはなによりもまずクラムのことだったにちがいない、という考えでした。

 おたのしみ/Freud→Friede/安全、平和。
 結婚/Heirat→Heiland/救世主。

☆平和なのかもしれません。けれど、わたしの念頭にあるのは救世主を喚起させたのは、クラム(氏族)のことだったのは明らかです。