瀬渡の蔵

管理人・「瀬渡」のゾイドとたまに日常を綴った記録の保管庫

アイアンコングマニューバカスタムについて

2014年12月14日 17時40分16秒 | コラム
*この記事は瀬渡の持論であり、公式なものではございません。
あらかじめご了承ください。

今回、このゾイドについて考えたいと思う。



アイアンコングマニューバカスタム。(以下MC)
旧中央大陸戦争ではアイアンコングMK-Ⅱ量産型と呼ばれた機体。
この機体は、アイアンコングMK-Ⅱ(限定型)の武装の中でブースターユニットとセンサーのみを採用することで機動力を高めた機体である。
(私は量産型と呼ばれていたときにはまだ生きていない為、詳しい事は分からないためここで注意書きしておく。)
さて、MCはガイロス帝国軍のエースパイロットのみが許された機体と言われている。
200トン近くの重量のあるコングに高速ゾイド並の運動性能を与えることが出来る為、一般のパイロットでは性能に振り回されてしまうからだろう。
しかし、それ以上に大きな弱点がある。
それは砲撃戦時の弾数の制限。
これはアイアンコングでも問題になっている点の一つ。
アイアンコングの砲撃武装はすべてミサイルなのだ。
これについて考えられることがある。
ミサイルなどの実弾火器はゾイドコアの影響を受けずに使える為、長時間稼働可能時間で使える点。
そしてもう一つが、プロイツェンによる軍備体制の制限である。
これは、プロイツェンの私兵部隊「プロイツェンナイツ」に使用されている機体、アイアンコングPKには様々なビーム火器を搭載させている。
プロイツェンはガイロス帝国正規軍には「強すぎず弱すぎず」を求めていた。
のちに分かる「ゼネバス帝国の復権」のためだ。
アイアンコングのような強力なゾイドをすべて強化させるのは彼の良しとしないことであった。
エース用のMCとなればなおさらである。
そこでMCには最小限の火器搭載を許したのだろう。
下がその一例である。


このMCには他のゾイドの標準武装を搭載させている。


左腕部には最大の生産数を誇るレッドホーンの標準武装の「80mm地対空2連装ビーム砲」と「地対地ミサイルポッド」を搭載している。


戦術ミサイルにはブラックライモスの「誘導対空ミサイル」を追加。
このような小改造は多く、パイロットごとに違うが、プロイツェンの制限の目から逃れるようにしていた苦しい事情を垣間見れる。


なお、MCはネオゼネバス帝国でも使用されていた。


カラーリングをMK-Ⅱ量産型仕様に変更している。
これは中央大陸にいるゼネバス派に考慮しての事だろう。

腕部に「アサルトガトリングユニット」のビームガトリングガンを装備。
これはガイロス帝国のカール・リヒテン・シュバルツのアイアンコングを参考に、対高速ゾイド用に装備されたと言われている。


戦術ミサイル部には小型の2連装ミサイルを付けられている。
これは反乱軍である共和国軍の飛行ゾイドが少なく、ナイトワイズなどブロックスが主力になっていったことへの対策であろう。


長々と語ったが、ガイロス、ネオゼネバス両軍にとってアイアンコングは依然主力ゾイドの地位が揺るがない傑作機と呼べる。










*あとがき
アイアンコングをいじっていた時にふと思いつきで書いた今回のコラム。
ガイロスMCは、クリムゾンホーンで余るレッドホーン用パーツを付けた事で思いつきました。
ネオゼネバス仕様はかなり以前(復刻版アイアンコングMK-Ⅱが発売したころ)に「カッコよく強化したい」として、色々と試行錯誤して作り、勝手に「これがネオゼネバス仕様」としました。
武装が少ない分発想の自由度が高いので、ハードポイントを使ってのオレカスタム量産機を作ってみると違った視点が出来ていいですよ。

各勢力のジェノザウラ-

2013年10月27日 20時09分13秒 | コラム
*この記事は瀬渡の持論であり、公式なものではございません。
あらかじめご了承ください。


私がこの点に注目したのは、ZAC2100年に姿を現したこの「虐殺竜」が短期間でさまざまなバリエーションで数多くロールアウトした事が言える。
オーガノイドシステムをいち早く搭載した結果、乗りこなせる人間が限られたはずのこの機体が量産、バリエーションを多く生んだ理由について非常に興味深い。
そこで私の集めた資料を元に考えを公開したい。



まずはガイロス帝国軍のジェノザウラー。
一般的にはこの色が通常とも言える。
姿こそデスザウラーと似ているものの、黒と紫のカラーは前世紀の暗黒軍のギルベイダーと同じであることがガイロス軍ゾイドと印象付ける結果となったのではないかと思う。
さて、ジェノザウラーには頭部が2種類ある。




上の写真が一般的なものと言われている。
武装は、左の「レーザーガン」と右の「レーザーセンサー」で構成されている。
下の写真は、とあるパイロット専用のジェノザウラーであり、まったく違う頭部をしている。
しかし私は幾多の戦場を取材してきて、このタイプのジェノザウラーがいくつか確認した。
その後、元技術者に出会う事が出来て話をすると、この頭部のジェノザウラーは隊長クラスが乗っていたという事を聞いた。
中央に一般版より出力を若干上げたレーザーガンと左右にレーザーセンサーで強化された。


この「ジェノザウラーホロテック」は人工的な特殊クリスタル装甲を採用した機体である。
これによりビームなどの光学兵器に対して屈折させ、ダメージを軽減させるほか、姿を消すための特殊装備「光学迷彩」の効果を増大することも期待された装備であるが、採用したときにはへリック共和国軍が本土に上陸したためにその実験機が出撃したとの記録があった。


新たに建国したネオゼネバス帝国軍でも、ジェノザウラーを使用していた。
こちらは黒に赤と、かつてのデスザウラーを髣髴とさせるカラーを採用した。
また、オーガノイドシステムの解析に成功しているため、ガイロス製ジェノザウラーよりかなり性能が向上している。

なお、最近になってどこかの企業で紺色のジェノザウラーを開発したという情報を得た。
こちらは個体自体の能力が高いとのことだがいずれ私にも見れるだろうか・・・

                                   ゾイド研究家のレポートより抜粋




補足
ほい、ジェノザウラーの自分なりの見解をレポート風にしてお届けしました。
ちなみにネオゼネバス版は「ジェノブレイカージェット」で、同梱のジェノザウラーのパーツに変更しました。
ジェノザウラーを使ったというのはEZ-65 ディメトロドン、RZ-67 アロザウラーに付いていたファンブックEXにて。
今回は純粋にジェノザウラーのみの記事のため、ジェノブレイカーやジェノリッターについては書きませんでした。
書くとかなりの量になりそうでしたので・・・

こういったのもどんどんとやっていければと思います。