ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210422 ムサシノケヤキ、ヒメウツギ ほか

2021年04月22日 | 植物・園芸など
通院の為、一駅歩きました
最近は月2回なので、春から夏の季節の移り変わりを同じところを2週ごとに楽しめるので、それもいいかなと思います

ブラシノキが満開です
種名・品種名はわかりません

ブラシノキ、キンポウジュ、カリステモン
「はじめてのオージープランツ図鑑」を購入したけれど、分類に関しては記述が少なくさっぱりわからん・・・
フトモモ科 Callistemon属マキバブラシノキ属 
カリステモン
 


ギンヨウ(銀葉)アカシア`プルプレア`に実が付いていました
マメ科らしい莢に入った豆
他のアカシアもこんな風に豆がつくのかしら
Acacia baileyana F.Muell.
アカシア ベイリアナ
マメ科 アカシア属
 


ユーフォルビアの1種と思われます
ユーフォルビアは、切ると白い液が出る共通点がある
けれど、姿かたちはまるでサボテンのようなものからハナキリンみたいなのもあり、とても多様
ユーフォルビアの園芸品種でカラシアス(Euphorbia characias)、マルティニなどが近いように思います
トウダイグサ科 トウダイグサ属Euphorbia
 


常緑で冬芽が黒かったこの木
花と緑の振興センターで、もっと緑が濃いのがあって、名前がわかりました
ハイノキ
Symplocos myrtacea Siebold et Zucc.
ハイノキ科 ハイノキ属
葉が黄色い園芸品種か近縁種ではないだろうか
近縁種がよく似ていて、ハイノキ自体、分類が難しいとの記述がありました

 実を結びつつあります、何の花だったんだろう


線路を渡って、ボケが素晴らしかった住宅街に面白い形の花を発見
柑橘系の何か?最近あちこちで柑橘系の花がいい匂い🍊



クリニックの近くのレストランの植え込みで
ベルフラワー、オトメギキョウ
カンパニュラ ポルテンシュラギアナ
または
カンパニュラ`メリーベルシリーズ‘とおもわれます 
なかなかいい花だな・・・
キキョウ科 ホタルブクロ属(Campanula属) portenschlagiana?
 
 
・・・・・ 受診を終えて、北浦和公園へ
 
ヤマモモの雄花が地面にいっぱい落ちている、落ちてない木が雌
雌の木では、実が膨らんできました、やがて赤く熟します
Morella rubra Lour.
ヤマモモ科 ヤマモモ属
 
 

近代美術館のレストラン前の常緑のモクレンの仲間、向かって右側、花期が早かったこちらは実になってきました

向かって左側、花は2週間おそかったけど、こちらも実になってきました。モクレンやコブシと似ている

この2本以外も花はついてなかったようだけれど、常緑のモクレンのようで、ぜひとも種名・品種名を知りたいです
 
 
同じ敷地、隣の老人公園では

葉が痛いクロマツの松のみどり(新梢)が伸びて、先端に雌花

みどりは新梢で、とげみたいのが葉になる、下の方には雄花

クロマツ
Pinus thunbergii Parl.
ピヌス ツンベルギー
マツ科 マツ属
 


こちらはちょっとひょろっとしていて、葉が痛くない、アカマツ
淡い色の雄花と小さな雌花がついている
アカマツ
Pinus densiflora Siebold et Zucc.
ピヌス デンシフロラ
マツ科 マツ属
 


りそな銀行の並木は赤花でした。ベニバナトチノキと思われます

ベニバナトチノキ
Aesculus x carnea J.Zeyh.
アエスクルス カルネア 
トチノキ科 トチノキ属
セイヨウトチノキとアカバナアメリカトチノキの交配種
 
 

シラー  ペルビアナ 和名はオオツルボ
Scilla peruviana L.
キジカクシ科 シラー(ツルボ)属
昨年、Mさんから「植えた覚えのない花が咲いた」と写真を見せていただいたのがこの花
少し離れた食堂のUさんの庭にはあったのを覚えている
どうしてMさんの庭に? この花、球根なんだけどな…と不思議に思っていたら
シラーには種子もできて、それがまた小さくて、アリを誘引するエライオソームが付いているのだそうだ。だからアリが運んだのかもしれない。運んでるとこを想像するとなんか夢があるな
三崎ではアリがよく行列してたし、宿泊棟の2階の部屋にだって沢山入って来るほどだったし、アリが運んだってのはあり得る

カナメモチ、あちこちで花が咲いている、といっても刈り込みされていない木で
いま、休園中の新宿御苑でオオカナメモチが咲いているらしい、大木土門の側で
カナメモチ(アカメモチ)、オオカナメモチ、その雑種のセイヨウカナメ、その園芸品種のレッドロビン
見分けられないので、カナメモチってことで
カナメモチ 別名アカメモチ(赤芽黐)、ソバノキ(花がソバに似てるから・・・ソバはタデ科だけどね)
Photinia glabra (Thunb.) Maxim.
フォティニワ グラブラ
バラ科 カナメモチ属



県庁の庭で、道沿いの細いのがムサシノケヤキ

県庁正面のムサシノケヤキ
これは、むさしの1号と思われます
こんど、花と緑の振興センターへ、あらためて1号2号を見に行こう
 
 

お庭にヒメウツギが咲いていた。雄しべに翼があり、ヒメウツギは先端が角みたいに飛び出ていると知って(松江の花図鑑)

用意していった100均のスマホ用ルーペはピントが合いづらい、私には使いにくい
虫眼鏡の方がうまく撮れることがわかった
Deutzia gracilis Siebold et Zucc.
アジサイ科(旧ユキノシタ属) ウツギ属
アジサイは4弁で、これは5弁だけど
アジサイ科なんだ・・・
科の特徴を勉強したい
 
また2週後、歩いてみよう

210421 イチョウの雄花序ほか

2021年04月21日 | 植物・園芸など
いつもの散歩道で、医療モールの庭では

サワラの枝に今年(緑)と去年(茶色)の果実がみえる
花は目立たなかったけど、こうしてみると今年結構花が付いていたんだなとわかる
 


お寺のカエデ、品種名はわからない、
カエデには果実が葉の下に下がるのと葉の上に立つのがあるようだ
 
葉を見るとイロハモミジの仲間だろうと思う・・・
 
先日、モミジバスズカケノキを教えてくださったお掃除の方にハンカチノキの実について聞いてみたいと神社にむかう
あいにく実についてはわからないとのことでしたが
 

 先日いけばなの折、大学構内で見たイチョウの雄花序
梢にあるのを見たいなと思っていたら
神社の大木の下にも落ちていた雄花序、
もしやと思って見上げたら、ありました

黄色い花序がいっぱい、イチョウは雌雄別株なので、この木は♂

植物の講義で、みんなは気が付かないだろうけど、イチョウの花が咲いているよと太田先生に言われていく年月、この時期は新学期で、落ち着いて木を眺めようとは思わないよね
その後、就職の挨拶が無いと呼びつけられたり(いっしょにたしなめられた同級生は昨年急逝)、先生のもとで仕事をする機会が来ることなんて当時の私は思いもしなかった
 


大切に保存されていた狛犬、江戸時代末期文久元年小川長四郎作の小松石(安山岩)製
 
 
冬芽がなかなか展開しなかった、アオギリ、サルスベリ、ユリノキ

アオギリは1つの冬芽から放射状に複数の葉が出てきました


今でもあるのね二宮金次郎像
栃木にいちごのおいしい二宮町があるし、栃木の人だと思っていたら
こんかいちょっと調べてみたら小田原の人だった
 

アンギョウカンザクラ並木、実が付いていました
 
 

さわやかな緑の季節、風もさわやか、スーパーと駐車場、そして旧芝川の空にたくさんの鯉のぼり

口いっぱい、体いっぱい風をはらんで泳いでいる


働いていたときは駅とうちの最短距離しかこの街をしらなかった
この季節こんな風景があることも
 

セダム、多肉のベンケイソウ科、メキシコマンネングサと思われる
Sedum mexicanum Britton
セダム
ベンケイソウ科 マンネンクサ属
帰化植物
 

アメリカフウロと思われる
Geranium carolinianum L.
フウロソウ科
 
 
 
イヌシデの雌花序が実になってきた、ルーペで見てみた

小苞(果苞)に根元の実(雌花)が付いていて1対が閉じている

茶色いのは雌しべの柱頭? 先が2つに分かれている

今日は1つ取ってしまって申し訳ない、興味が先に立って抑えきれなかったです
 
松江の花図鑑さんは、各時期の写真が豊富で、ほんとにお世話になります

210421 春から夏へ

2021年04月21日 | 植物・園芸など
晩秋から楽しんできたパンジー・ビオラにアブラムシが付いて、薬を撒いたりスプレーしたのも効果なく、すっかり弱ってくったりしてしまい、半分さよならした
 
先生が趣味の園芸でグリーンサムをめざす氷川きよしさんの手伝いをする講師として登場
お二人のお話しを聴いていたら、わくわくしてまたペチュニアをそばに置きたくなり花屋さんへ
さくらさくらはでていなかったけれど
さくらさくらに似たピンクのペチュニア4ポット連結をD2で購入

線路の向こうの花屋さんで、3鉢500円
補色の紫と黄色、これなら暗い玄関にたどり着いても見えそうだなと思ってレジに向かうと、
やさしい色が好きなんですね・・・といわれた
しばらく玄関に置いて、しげっているので結局ベランダの大きな鉢に植えてしまった
3鉢目は一緒に並んでいた鉢、小ぶりのペチュニアかな、それにしても・・・
名前がわからず教えてもらったらシレネでした扱い方を調べないと
ずいぶん小さな5弁の花が咲いた、花柄摘みがちょっと面倒そう
シレネ(マンテマ属)は種類が多いようです
カロリニアナかペンデュラかこれがどのシレネなのかさっぱりわからん
もうすこし調べないと
リナリア、これも初めて、イメージしてたのより花穂が短いな・・・
サントリーの花手鞠、花付きでなかったのでラベルを見て元気な赤を買い求めました
2週後、花がつきました、残念だけど今後のために摘心しないと
もう一苗バーベナを購入しましたが、まだ花が出ない・・・
神社への散歩の途中、店先にお買い得の150円の苗が出ていたのを見て初めて寄る花屋さん
M先生の専門だったオステオスペルマムを連れて帰ることにした
たくさんたくさんさし芽をしたオステオ
これも家でつきあうのは初めて
べランダには、冬を越したベコニア、ずいぶんしげった

年を越したナデシコ、また花が上がってきた
 
公園の花壇ではまだパンジーが元気だった
うちに1株残るビオラが連休まで持つかしら

210417 フジ、イチョウの花

2021年04月17日 | 植物・園芸など
今日は、いけばなのお稽古で駅へ
月3回を2回にしようと思う

あちこちのフジ、いろはいろいろ

フジ 別名ノダフジ
Wisteria floribunda (Willd.) DC.
マメ科
 
 
 


ラジオ体操発祥の公園には桃色のフジ
 
お稽古のごみ(棚から落下して頭に当たって落ちて木端微塵になった2個の花器)を捨てに校内に入ると

イチョウ並木、梢には見えませんでしたが

足元一面におちていました 雄花序
イチョウ
Ginkgo biloba L.
ギンクゴ ビロバ
イチョウ科 イチョウ属
 
今日はちょっと注意散漫だったかもしれない
いけばなは2作品いけました
久しぶりにお教室の笑い声・会話を聞いてすこし疲れてすこし元気が出ました

210417 作楽会 いけばな 草月流 150 花会に向けて3、他

2021年04月17日 | いけばな
お稽古が再開され2回目です

存在感のあるバラの、上から見た顔がきれいなので、手前に突き出すようにいけました
ただいけただけ、どうしたの、意欲が感じられない、もっとこの花器のことを考えてみて

花器の形をいかすようにいけかえました
そうね、普通の人が見たら何?ってことだけど、私たちとしてはこれの方がいいわね
 
皆さんのお写真をとるためのこっていたので、もう一つ、前からやってみたかった水切りボールをつかっていけてみました

留まったわね・・・緑に粗密をつけてみて

そうね、ここからね、緑をもっと追究して
トルネードと枝で留めてあるのですが、さらにいけるには、ざるをもっとしっかり固定しないといけないことがわかりました
 
テーマ: 3-11花器の形を考える 5-25花会にむけて
花材: イボタ,バラ,トルネード花留
家庭にある素材: ボール
花器: 陶器
 
 
先生にストローの試作の構成パーツを見てもらいました、「割いてしごいてカールするのは、変貌ではない、ストローに見えない、ストローでなくてもいい」
少し落ち込みましたが、翌日またやってみました
ではこれは?
家にある素材: ストロー、フライ返し
 
先生に写真を送りましたが、スルーです・・・
お稽古お休みする日もあり、あと2回お稽古して
5/28準備、29土・30日が本番
家で作って、持ち込むやり方の発表会
 
とても心配だけど、できるだけ楽しんでいこう
 
 
今日の花材 イボタ
 
イボタ 水蠟樹・小蠟樹 
Ligustrum属 
モクセイ科
水揚げ: 水切り後、切り口を割る
出回り: 4~9月(葉の時期)
葉や小枝を整理し、粗密をつけて枝ぶりを強調する
しげりを生かして使えば足元を引き締めるのにも使える
葉は風に当てない、水が揚がればもちは比較的よいほう 
呼び名はこの属の植物に寄生するイボタカイガラムシから取れるイボタ蠟がかつて疣をとる薬だったから。イボタ蠟は戸の滑りや家具の艶出しにも使われていた 
 
いけばなのイボタはモクセイ科のオオバイボタを指すことが多い
今日のイボタは縁に黄色の斑入りの2㎝程の葉でした
オオバイボタLigustrum ovalifolium Hassk.の園芸品種のオウゴンオオバイボタなのか
セイヨウイボタ別名ヨウシュイボタLigustrum vulgare L.なのか
あるいは自生種のイボタノキLigustrum obtusifolium Siebold et Zucc.なのか
不勉強でわかりません
 
イボタの扱いがボールの作品では未熟だった
先生に粗密を・・・と言われたのは
イボタの扱いの基本でもあり作品作りの基本でもあった
 
 
参考: 現代いけばな花材事典p.87