ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

都美術館 コレクション展 動物園にて

2023年12月25日 | 生物


上野動物園の帰り、都美術館のカフェに休憩に寄った、そのまたついでに、『無料』に惹かれて『動物園にて』見てきました

古い絵や資料、とても興味深く拝見しました

受付に戻って、有料の展示も見てきました

有意義な寄り道でした


https://www.tobikan.jp/media/pdf/2023/uenoartistproject_collection_flyer.pdf

221025

2022年10月25日 | 生物
風も冷たい寒い朝、男体山や浅間山で初冠雪の朝

クズに大きな幼虫発見
トビイロスズメ のようです
成虫は見たことないので、私が歩く時間帯に歩く道に飛んでない蛾なのか
まだまだ知らない生物がいっぱいいるに違いない遊歩道
 

近づくとさっとヒメガマのなかに隠れてしまう
用心深いコガモ、写ってませんが、全部で4羽いました
一見、メスの群れに見えますが、オスのエクリプスがまじっているかも
今年はちょくちょく見に来てみよう
 
 
コシロノセンダングサではなく、
どうやらアイノコセンダングサとしてよさそうなコセンダングサの変種


イヌホオズキ といっていいかは黒い実に光沢が無いのを確かめてから
また見に来よう


帰り道、ガァーグァー と飛び回るコサギがなんと3羽も
右下のコサギが一番存在感を発揮していて、他の2羽は近づくチャンスをうかがっている感じ
縄張りがあるのだろうか、♂♀なのだろうか

221012 イシミカワ と センダングサ4姉妹

2022年10月12日 | 生物
以前、旧芝川の下流でイシミカワを見た。上流では、ママコノシリヌグイやミゾソバが咲いています。
それを見るたび、あの輝くようなイシミカワの青い実をまた見たくなって行ってみました


駅近くの公園から遊歩道に入りました

岸の護岸改修にもかかわらず、のこっていたクサギが咲いていました。開花中。
クサギ 臭木 シソ科 クサギ属 Clerodendrum trichotomum Thunb. var. trichotomum
シソ科?! シソ科に木があるのか・・・茎の断面は■なのか?
クマツヅラ科からシソ科になった。
遠くから見てハート形に見える葉には悪臭がある、和名の由来。集散花序に芳香のある花をつける。
 

チカラシバ 力芝 イネ科 チカラシバ属 Pennisetum alopecuroides (L.) Spreng.
alopecuroidesは「スズメノテッポウ属Alopecurusに似た」
強靭、引っ張っても容易に抜けないのが和名の由来
 
 

まだまだ咲いていた。ブラックベリーのおうちの人がキクイモの芋・里芋のような塊茎を「ご自由にお持ちください」と軒先に出してくれる。それで去年初めて食べてみました。お芋でした。
キクイモ 菊芋 キク科 ヒマワリ属 Helianthus tuberosus L.
Helianthusは「塊茎状の」
 


カベイラクサ 壁刺草 (ヨーロッパヒカゲミズ) イラクサ科 ヒカゲミズ属
Parietaria judaica L.
judaicaは「ユダヤの」
 


旧芝川は上流から荒川近くの水門まで、いくつかのゾーンにわけて、コンセプトをもって設計された護岸で景観が作られているようです。草ぼうぼうでちっとも気が付かなかったけど・・・
 


セイタカアワダチソウ 背高泡立草 キク科 アキノキリンソウ属
Solidago altissima L. altissimaは「非常に背が高い」
 
 

オギかなススキかな

ツンツンしているのでススキでした。イネ科の花の構造に疎いので、このツンツンの名称がわからない。宿題
ススキ 薄 イネ科 ススキ属 Miscanthus sinensis Andersson
sinensisは「中国産の」
 


センダングサの仲間がいく種か生えている。ザ・センダングサは見たことがない。
5月下旬、まず咲き出したのがコセンダングサ
だいぶ遅れて9月末にこのアメリカセンダングサに気が付いた
コセンダングサに南蛮人の襟みたいのが付いている。緑色の花びらのようなのは総苞片で数は決まってなくて6~12ある。
アメリカセンダングサ 亜米利加栴檀草 キク科 センダングサ属
Bidens frondosa L.  frondosaは「非常に葉が茂った」
ウィンターコスモスをビデンスというのはこの属名から
 
そしてコセンダングサに交じってチラチラ見られるのが、白い部分のあるコセンダングサ
 
これはアイノコセンダングサと言っていいのだろうか
一番外側の筒状花のうち何個かが大きく白色になるもの。コセンダングサと子代のセンダングサの雑種。とされている。ちなみにYListには載っていない。
ミナミヒメヒラタアブが近づいてきたのは6つ程の筒状花が白くなっている。これがそのあと大きく舌状花になるのかこのままなのか。
 
こうなると大きくなった「筒状花」と「舌状花」とはどこがちがうのだろうか。
 
大きくなった白い「筒状花」にはおしべとめしべがあってと白い「舌状花」には退化しためしべがあるとの説明が「松江の花図鑑」にあった。いつもお世話になっているサイト。ありがとうございます。
こんどは細部・花の中ををみてみないと
 
じゃあこれはどうだ??
立派な舌状花が5つあるように見える
 
う~ん 面白い。
これはどうだ・・・アイノコか? コシロノの咲き始めか?これからおおきくなるのか?
 
まだまだ楽しめる夏から秋のセンダングサ4兄弟。
 
 
 

宿題
 
クルミが落ちている。上流には立派なオニグルミが1本。下流のこの辺りには数本ある。野生化しているのか植栽したものか
オニグルミ 鬼胡桃 クルミ科 クルミ属 
Juglans mandshurica Maxim. var. sachalinensis (Komatsu) Kitam.
mandshuricaは「北東アジアの、満州の」 sachalinensisは「ロシア沖のサハリン島産の」
種子は食用。殻は堅い。
 
 
そして、今年もありました。会えました。イシミカワ

ミドリ→ピンク→青になる 輝いている

イシミカワ 石実皮 タデ科 イヌタデ属 
Persicaria perfoliata (L.) H.Gross
perfoliataは「茎を葉が囲んでいる。突き抜き葉の」
タデ科だというが、イヌタデの仲間とは。イヌタデ属ってのは何が共通項なんだ?
鋭い下向きの刺毛がある。刺毛と刺はどうちがうのかな? 撮ろうと近づいたら指先につんつんさくさく引っかかってやさしく刺さってイテテって驚く。よういに離れない。三角形の葉。丸い盾状の部分を托葉鞘といい、茎を抱くというより茎が突き抜けている。花(果実)の付き方は擬総状花序。青いのは5裂した萼が多肉化したもの。中の果実は球形に近くて光沢のある黒色だそうだ。また見に来よう。そして来年は花も見てみたい。

夏は、荒川を歩いても旧芝川下流はうっそうとしていてちょっと歩きにくそうで、怖くて、おりれなかった。思い切って来てよかった。きょうは途中まで、イシミカワにあえたところで、帰路につきました。
 
 
漢字表記について
この間、コゴメイの写真を撮っていたら、名前を聞かれました。「イです」と答えたら、「どんな字」と聞かれて答えられなかった。そうか、漢字か。そういえば三崎の樹木プレートに漢字を書いておいたら、そこをほめられた。褒めてくれたのは裸で掃除に来るボランティアの方だった。こんどから、できるだけ和名の漢字を調べてみよう。学名にも漢字にもその植物tの特性が言い表されている。

220929 いつもの★とちょっと違うかも

2022年09月29日 | 生物
いつものイチモンジセセリとちょっと違うかも。後ろ羽の白い点が一直線ならイチモンジセセセリ。でもこれは白い点が丸い曲線。全体に少し灰色っぽい。チャバネセセリのようです。

チャバネセセリ Pelopidas mathias セセリチョウ科
今日はよかった、このチョウに出会えて
 
いつものホシホウジャクとちょっと違うかも。あとで写真を見たら、腹の白い所の位置が尾の近くじゃない違うような、それに翅の黄色い部分も大きいような・・・
ホシヒメホウジャクかもしれない。ホウジャクにもいろいろあることを知ることができました。ホシヒメ法じゃうならホシホウジャクより小さめの様です。飛び回っていて写真も難しいし見分けるのはとてもとても

ホシヒメホウジャク Neogurelca himachala スズメガ科
 


ホウジャクの仲間の蛹のようです。ホシホウジャクかホシヒメホウジャクか
 
 
マメ科の蔓性植物 

ヤブマメ
ヤブマメ 藪豆 マメ科 ヤブマメ属
Amphicarpaea edgeworthii Benth.
アンシカルパエア エドゥゲウォルティ 読み方あやしい・・・
翼弁・舟弁が短くて旗弁が大きく全体に小さかったらツルマメ(ダイズ属)
 
 

カルガモ 
しばらくカモ類をみていなかった。留鳥のカルガモにもあまりであってなかった。もうすぐ冬、カモの仲間、どの種が一番先にやってくるだろうか、楽しみ。
 
 
いつものススキとちょっと違うかも

秋の気配、秋に似合う、ススキかなと思ったら
硬いいつんつん飛び出た芒が無いので、オギでした
ススキなら芒があり、株立ちしている。オギはバラバラに生えている
オギ 荻 イネ科 ススキ属
Miscanthus sacchariflorus (Maxim.) Benth. et Hook.f. ex Franch.
ミスカンサス サッカリフロルス
 


花壇のコキアが赤くなってきました
 
 

ニラには実ができています
 


キンモクセイが香ってきました
秋だなという香り。ラジオでも香りがしますと各地から声がきこえていたようです。昨年は2回、3回と開花しました。今年はどうだろう
 
 
久しぶりにショッピングモールの公園にいってみました、ちいさかったコナラの実はどうなっているだろう
ドングリらしくなってきました。殻斗は鱗片が幾重にもかさなっている
コナラ 小楢 ブナ科 コナラ属
Quercus serrata Murray
クエルクス セラタ
 
 
同じく公園で、アキニレです。花を初めて見ました

アキニレ 花柱が2列して柱頭に白い毛が生えている。雄しべの葯も見える

アキニレ 雌しべの白い柱頭と雄しべの少し茶色くなった葯がみえる
雄しべの葯は落ちている

柱頭も落ちています。子房は果実になりはじめている。
 
アキニレ 秋楡 ニレ科 ニレ属
Ulmus parvifolia Jacq.
ウルムス パルビフォリア
 
 
いつものマルバルコウとちょっと違うかも。葉が羽根のようだ。

住宅のフェンスに絡んでいた
ルコウソウ  Ipomoea quamoclit L. ヒルガオ科
 
いつも見ているのと違う生物に出会った
*イチモンジセセリと少し違うチャバネセセリ、
*ホシホウジャクと少し違うホシヒメホウジャク
*ススキと違うオギ
*マルバルコウと葉が違うルコウソウ
 
初めて見る動物や植物がまた増えた、うれしい散歩と買い物でした

220927

2022年09月27日 | 生物
ゆっくり餌をついばみながら歩くキジバト
そっと歩くと飛び立たず食べ続けている
 
葯が黄色で雌しべが赤いセイバンモロコシとは違う種の様です 宿題






 
 

オンブバッタのこのペア、雄が茶色い。オンブバッタは東部の横の縁部分が白い連続点々がある

初めショウリョウバッタと区別がつかなかった。ショウリョウバッタは足が長くてがに股で体より上の方に足を広げている
 


ヒメジャノメ 少しは根が傷んでいる
目玉模様。上下の大きな丸は同じ大きさ。間の小さなマルが3つ
これが4つだとコジャノメ
 

コバネイナゴ・エゾイナゴ がゆったりと葉を食んでいる。もっさもっさもっさ・・・はむはむはむ・・・
 
 
 
オオカマキリの卵鞘
 
 
カナムグラは雌雄異株

雄株の雄花・開花している

ピントが悪いけど、これが雌花
 
 


マメアサガオに種ができてきた。全体はほぼ無毛であったのに寒さに備えているのかしら果実には毛が生えている
葉柄より短い花柄にはイボがあり稜がある
Ipomoea lacunosa L.
 
 

住宅地の空き地で アレチヌスビトハギの花
アレチは葉が葉柄に近い部分が幅広い。果実は4つ以上連なる
ヌスビトハギは葉の中央が幅があり、果実は2つ連なる
 


イタドリの、これは雌花がすでに果実になったところと考えます
いつの株をずっと見ているわけではないので、不確かですが、雌雄異株でこれは雌株
 
だんだん日の出が遅くなってきました。涼しかったり暑かったり、蝉の声が聞こえなくなって、アカトンボがやってきました。植物には実が目立ってきて、柿や栗も見載っています。
メジロやジョウビタキを見かけたという声を聞きます。です。