ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

201229〜30 お買い物のついでに キダチアロエほか

2020年12月30日 | 植物・園芸など
アロエの花

201229 キダチアロエ 下から上へと咲きあがっていくようだ
下から上へは無限花序
そしてどうやら、咲き終わった花は立ち上がるようだ
キダチアロエ 木立蘆會
ススキノキ科(旧アロエ科・ユリ科) アロエ属
Aloe arborescens Mill.
アロエ アルボレスケンス
単子葉植物
 

201229  ソヨゴ 長い柄のついた赤い実が目印
ソヨゴ 冬青
モチノキ科 モチノキ属
Ilex pedunculosa Miq.
イレクス ペドゥンクロサ



201230 ミツマタ三又
うつむきがちに蕾が付いてきた

咲くのが楽しみ
ミツマタ 三又
ジンチョウゲ科 ミツマタ属
Edgeworthia chrysantha Lindl.
エッジワーシア
そうか、ジンチョウゲ科なんだ
蕾が似ている
でも、落葉樹じゃなかったかな?
 
年が明けたら、ジンチョウゲ蕾をつける頃
 
 
お肉屋さんで、お惣菜のコロッケが上がるのを待つ間に植物観察

201230 ハツユキソウ
ハツユキソウ 初雪草
トウダイグサ科 トウダイグサ属
Euphorbia marginata Pursh
ユーフォルビア マルギナタ
ユーフォルビアなんだ・・・、ってことは、白い液体がでるのかしら
 

201230 キルタンサス 球根植物
1000属温室にたくさん咲いていたので覚えた
キルタンサス 笛吹水仙
 ヒガンバナ科 キルタンサス属
Cyrtanthus
マッケニータイプと思われる
 
 
自粛の冬、買い物の途中で植物観察

201227 年内に幸先参り ヤツデほか

2020年12月27日 | 植物・園芸など
初詣や合格祈願は年内や三が日後に分散してと呼び掛けられ
幸先(さいさき)参りとか呼んでいるようです
さいさきが良い・・・ということかしら
 
郵便局本局の帰り

スキマからユリ(品種不明)がさいていました
市の花はテッポウユリ

1m程離れたプランターにユリが種をつけていましたので、こぼれ種から発芽したのでしょうか

ちょっと視点をかえたら、信楽の狸が車庫を守っていました
 

錫杖寺の山門を入り、本堂への道はすっかり年末・新年を迎える準備が整い
しかも誰もいない

本堂から見下ろすと見事です


鐘楼はことしは除夜の鐘は一般公開せず、寺の関係者のみで108つ撞くとのことです
鐘楼入口には、もう紅梅が咲いていました
ウメ Prunus mume Siebold et Zucc. バラ科 スモモ属 プルヌス ムメ
 



ピラカンサが見事です
トキワサンザシ(別名ピラカンサ) Pyracantha coccinea M.Roem. バラ科
 


この名札、なんという樹かしら・・・宿題・・・
 


マンリョウ 万両
サクラソウ科 ヤブコウジ属
Ardisia crenata Sims サクラソウ科
アルディシア クレナタ
 
 
ホトトギス
日本に自生するホトトギスは葉の付け根に花をつけるが
茎の先端に散房花序につく様子はタイワンホトトギスか両者の雑種と思われる
タイワンホトトギス 台湾杜鵑
ユリ科 ホトトギス属
Tricyrtis formosana Baker
トリキルティス
 


ヤツデの花

ヤツデ
ウコギ科 ヤツデ属
Fatsia japonica (Thunb.) Decne. et Planch.
ファツイア ヤポニカ
11~12月に茎の先端に多数の散形花序が集まった大きな円錐花序をつける
丸い1つ1つが「散形花序」で、それが集まった全体が「円錐花序」
1つの丸い「散形花序」を構成する花1つは
白い花弁が5枚 飛び出ているのが雄しべ
上から下へ咲いてゆく有限花序とみた
 
・・・そして、あとから検索してみると
上部の花序には両性花で下部の花序には雄花がつき
両性花は雄しべ先熟で、雌しべが成熟する前に雄しべが花粉を散らして自家受粉を避ける
・・・これは、この写真でわかるのだろうか?
花びらのついている花には雄しべ他見えるので両性花または雄花?
花びらが落ちているのは中心に柱頭が見えるから咲き終わった両性花だろうか?
奥深い・・・ヤツデ
 
この花の感じ、ウコギ科っぽいと思う
ウド、タラノキ、コシアブラ、カクレミノ、キヅタ、チョウセンニンジン、ホンコンカポック・・・などがウコギ科
 
 
参考: 現代いけばな事典p.688 松江の花図鑑

201226 作楽会 いけばな 草月流 148 お正月花

2020年12月26日 | いけばな
今年は花判お正月花23番¥2,420
11月にXmas2番¥2,200も奮発したので
今の自分の身の丈に合った価格のセットを選び、
持ち帰ったら若松は玄関の門松に使おう・・・と、これにしました
 
1.お稽古で
1)

お願いします 2018年のマミフラワー展で購入した赤い布を敷きました
委縮している!
皆さんのお作品を見ていたら、圧倒されました・・・
写真を見ると、赤い布も波打って委縮しています・・・落ち着かなきゃ私
お正月花→格式→正当な花→遊びや奇抜や試しはだめ→私が手を出そうとしてやめた穴の開いた投入れ花器を使った初心者の方がお正月花では遊びはいらなのよと言われてるょ→普通に家にもある投げ入れ花器を使おう→でも、お正月花だもの赤いきれいなガラス花器を使ってみたい→おろおろと決められない私→でもいけなきゃ
この日のお稽古の様子はこちら→お正月花お正月花いけこみ
だいたいね、マツや葉ボタンみたいにまっすぐな花材はガラス花器に向かないのよ
 広げて見て、のびのびと
キクで広がりを出しました
そうね
 
花材: 若松,ミニ葉ボタン,小菊,水引
花器: ガラス
 
2)
途中でSさんがいらっしゃり
今年もロウバイをたくさん持ってきてくださいました
いい香りです
皆さんおみあげにいただいて帰ります
今日は全員の作品を写真に収め、会のブログに残そうと
1番に参上して最後まで居る予定
皆さんの仕上がりを待つ間に、
Sさんのロウバイも使わせていただき、
苦手な壺にいけました
普段は手にしない壺、でもお正月花には向いていると思う
正月飾りの布製の羽子板・凧と水引をいれこみました
お願いします
これは、熊手? お花は理屈じゃないのよ
前回も言われた、「お花は理屈じゃないのよ」
真ん中に集めたあれこれを散らして広げて、これくらいにしましょう
ありがとうございました
 
花材: 若松,ミニ葉ボタン,小菊,蝋梅,お正月オーナメント,水引
花器: 陶器壺
 
2.家で
1)

足元には、昔先輩方が勉強会で使った赤い板に
今年の干支の子と来年の丑
この写真を年賀状にしました
 
2) 切り捨てた松の一枝を使って洗面台に

誕生日に日比谷花壇スタイルでいただいたガーベラとあわせて
トロッケンゲビンデの稲穂飾りや松かさ・太鼓、サクソフォーンのクリップも
 
 
3) 前の花材がよくもっているので、花器はいっぱいです

 
 
 
3.今日の花材
1) 松
今日は、11人のメンバーが大王松・若松・根引松をいけました
上・・・若松(クロマツ)の一枝
中・・・若松の葉は短枝に2葉
下・・・大王松(ダイオウマツまたはダイオウショウ)、短枝に3葉
  (拾って持ち帰るうちにくしゃくしゃになってしまいました。本来は真直ぐです)
 
大王松 Pinus palustris Mill.
北米原産
Hiさんが千葉で大王松をご覧になったと写真を見せてくださいました
見上げるような大木にたくさんの大きな松かさがついており
種子がはらはら落ちてきたとのことです
花と緑の振興センターに大木がありました
松かさが落ちてきたらそっともらいたいものだと上級ボランティア講習を受けながら見上げていましたが、ついぞ落ちてこなかった
栃木に通うことを自粛しているので、今年はアカマツの松かさも拾えない・・・
 
葉がきれいに開く向きを探していける
大王松の葉の先端にΦ10㎜ほどのカラフルな球を刺したアレンジも楽しい
 
根引松(主にクロマツ Pinus thunbergii Parl.)
花材用に自然に近い形で3~5年栽培され、
根が付いたまま流通する
「根付く」「地に足が付く」と特に関西で重宝される
正月花として根を見せていけると、根上がり松として縁起が良いとされる
 
若松(主にクロマツ)
隙間なく植えて、生えてから3~4年の若い木
門松にも使う 
黄ばんだ葉や下枝をきれいに落として整形され、この形になって出荷される 
今は主にクロマツだけれど、クロマツを雄松、アカマツを雌松と呼び、
一対の門松の左右に使いわける風習もあるとのことです
アカマツ Pinus densiflora Siebold et Zucc.
 
若松の先端に芽が複数ついていました
クロマツは芽が白い、アカマツは赤い
芽は「マツのみどり」と呼ばれ、この芽が来年の枝となる
芽の根元に雄花、先端に雌花が付く
 
庭仕事では、ミドリ摘みが一苦労
10㎝程に伸びたところを指で摘み
切り詰めたり元から取り去ったりして
その年の樹形を決めていく
年末には枯れた下葉をこれも手で掃っていく
「もみあげ」作業
庭師さんの丁寧な仕事で作られる松の樹形
手が入らないとぼさぼさ・・・だけど松かさがつく
 
球果(松かさ・松ぼっくり)がいい具合についていました
4~5月に咲く雌花が、翌年の秋に熟す

鱗片には翼のついた種子が2個づつあり、風で飛ぶ
種子が一部残っていました
 

枝の下の方のふくらみ、切り取った枝の跡がある
今葉が付いている枝が3~6本車枝になっている
このふくらみが去年のこの部分になる
 
今日の若松の一枝には
*来年の枝となる芽(松のみどり)
*一か所から数本今年伸びた枝
*その元には昨年の雌花が今年の秋に熟してできた松かさと
 その中には将来の木になる種子
*松かさの下は葉がすべて取り去られた去年の枝
*枝の下の方、こぶのような膨らみは
 同じ年に伸びた枝が複数ついていたのを切り取った跡
そんな、若松一本は
こうして種まきから時間と人手がかけられてここに届いたことを教えてくれる
 
いけこみの前に、バケツの水で汚れを洗う
写真は根引松
手についた「まつやに」はベンジンを含ませた綿で拭くと取れる
いけたあと油(まつやに)が浮くようなら水替えをする
 
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
 
参考: ①現代いけばな花材事典p.637
青山花茂ブログ ・・・生産・出荷の様子が紹介されている


2) 葉ボタン

おめでたい花材の1つとして正月花によく使われる
剣山にとめやすく、水揚げももちもよい
水揚げ: 水切り
出回り:10~1月
 
参考: ①現代いけばな花材事典p.522
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・

3本あった若松の2本を玄関脇にくくりつけました
年末になるとしめ縄を売り出すお家で上輪を購入して枝に掛けました
上輪を購入するとき伺ったら
「ひもで枝の分かれ目あたりにくくるやり方や枝に輪を通して掛けるやり方もあります」と教えて下さり、
「良いお年を」とごあいさつを交わしたしめ縄屋さん
いつもはこんな会話もしないのに・・・そして
 
30日の晩は木枯らしが音を立てて吹き荒れ
31日の朝は一転して青空に暖かな日差し
心配になって見ると1本は紙垂がちぎれ(写真)
もう一本は上輪そのものが無くなっていました
探したら30m程東に離れたお宅の駐車場の柵に張り付いていました
きっとこれはうちの・・・と思ってそっと回収
今度は固定しました
 
これは、今年の厄落としなのでしょうか
それとも、来年も厳しいけれど何とかなるということなのでしょうか
・・・不思議なできごと
 
お稽古には埼京線池袋の混雑を避けて山手線田端経由にしたり
地下鉄・バス・都電を避けて大塚から歩いたり、今月は日暮里まで歩いた
 
再び、外出規制となって作楽会が活動休止になるのではないか、
お稽古はあっても自粛して欠席するべきではないのか、
いけばなは私にとって不要不急のことか
 
26日は
東京の新規感染者が949名、埼玉265名、神奈川480名
家庭でもマスクが呼びかけられるようになった
イギリスからは変異したウイルスが入ってきた
これを書いている31日、東京は1337人
 
これをピークとして収束に向かってほしい、向かわせなくては
自分にできることは少ないけどそれをする
自粛の年末年始

201224 ハンバーグサンドイッチ

2020年12月24日 | 食べ歩き・お酒 他
月1回が2回になってしまった通院の帰り、
通りからガラス越しにのぞいたら
広い店内にお客さんが1組3人だけだったので
早い夕食をここでと入店

ハンバーグも人気と知って、
手軽な価格のハンバーグサンドイッチに決めた
持ち帰りもあるサンドイッチだけど、店内だとポテトが付くのがうれしい
お肉の周りは意外にもサクサクっとしていて
スライスしたピクルスもアクセントになって
想像以上に美味しかった

メール会員のサービスで、なんとパフェをいただくことができました





こちらは、以前、メール会員のくじであたったデザートのソフトクリーム
一緒に出てきたほうじ茶もうれしかったのをおもいだした
 
お客様がとても少ないのは
いまは安心材料
でも、こんなにサービスを利用させていただいて
会計時には次回利用できるスクラッチカードもくれた
運営は大丈夫なのか、どうかつぶれないでと願いながら
そそくさ帰路につきました