ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

190929 チョコっとしゃべらナイト

2019年09月29日 | 音楽・美術 他
横浜・馬車道駅近く、キングスバーさんへ
吹奏楽講師としてご指導頂いている松本理沙先生のトリオ、チョコレートダモーレの5回目のコンサートを聴きに行ってきました
チョコレートダモーレを一緒に吹いたことのあるトランペットのMさんとご一緒でした
あわよくばまた一緒吹ける曲はないだろうかということも
あり…でも実力がまだ無理…


前回のクラシックのコンサートとはまた違うジャジーで魅力的な演奏でした
先生が何者なのかまだわからない…底知れない…

Mさんとも感想が一致したのは、他でも聴いたことのある♪チョコレートダモーレや♪スペインも3人の世界の曲になっていて違って聞こえるという事でした(プロというのはそういう事なのかな?)

ララランド、椎名林檎メドレーも大いに盛り上がり、最後列で2人して🇯🇵を打ち振りました
ピアニスト秋元さんが自分で耳コピして、楽譜を起こし編曲したというのも凄い、プロってそういう事が出来るんだ

ゲストのパーカッション岡田さんがカホンを叩くといろんな音程の音が出てdrumsみたいに複数の打楽器を叩いているかのように聴こえるのにも感動(これもプロなら当然?むしろこんなこと言ったら失礼なのかも?)

とにかく、お店の雰囲気、飲物、トーク、そして演奏で、大いに盛り上がりました
席に、一人一人に向けて先生達からメッセージカードが添えられていて、心温まる夜でした




190929 久しぶりの芝川

2019年09月29日 | 植物・園芸など
コロッケが揚がるのを待っている間に、久しぶりに芝川に降りてみました

両岸を埋め尽くしている植物の多くは





オナモミの仲間でした
オナモミ、オオオナモミ、イガオナモミの3種がある
芝川のは三崎の海岸のより一回り小さいのではないかと思われます
こういう時、8月の小石川植物園市民セミナーで伺ったように、標本にしていれば、後から三崎のと芝川のと比べたり、図鑑にあたったり出来るんだと思い知りました
ちゃんと勉強するにはそれなりの方法を取らないと、写真だけじゃあダメなんだな…



歩道の植え込みにはサフラン

ご近所のネムノキは、蕾から実までついていました

190928 ピアノ教員によるコンサート

2019年09月28日 | 音楽・美術 他
いつもなら行かれない時間ですが、いろんな条件が重なって、聴きに行くことができました


空席があり当日券が出ていましたが、大満足のコンサートでした

プログラムの5曲はどれも初めて聴く曲でしたが、素晴らしい演奏でした
すてきな曲、素敵な演奏家との出会いがあるとうれしいです

同じ列の白髪の紳士お2人が、曲間に話していた内容に共感! そんなこともあって、気持ちの良いコンサートでした
プログラムを読んで、「彼女は、リスト弾きなんだね」「いやー、リスト、良かったねー」
「シューマンはいいね、メロディーがたっていて」
こんな調子で、コンサートを心から楽しんでいる。
歳を重ねて、こういう楽しい時間を共有するできる友達がいるっていうのは、羨ましいなと思いました

わたしも、2曲目のリスト 巡礼の年第3年S.163 4.エステ荘の噴水 は感心しました
水をイメージする音の流れがすばらしかった
演奏者自身によるプログラムノートを読んで知らなかったリストの人生にもびっくり
卓越した演奏技術、「交響詩」という形を作り出した業績など、幸せで充実した人生かと思いきや
作曲家としては不遇な人生で、超絶技巧的なものは軽薄、編曲物は想像力欠如といわれて、
本人の求める芸術と観客の求める姿との祖語に苦しんでいたそうだ
オーストリアの辺境の村で生まれて、読み書き計算だけは学んだが一般教育をほとんど受けていなかったため、
不動の名声を得ても、そのことを後悔し根強いコンプレックスを持っていたという

1曲目のフォーレは パリ国立高等音楽院の院長として、学院の体制を大きく刷新して数々の業績を残した人

4曲目 シューマン 森の情景 作品82
9つの曲には詩が添えられていたという物語のような曲

5曲目のスクリアビン は左手のコサックといわれた人
不思議な終わり方の曲だった

アンコールは、ショパンの雨だれ と ドビュッシーの喜びの島
聴きたかったショパンと惹かれるドビュッシーだったので、嬉しい驚き
知らない曲を知る喜びもあるけど、知っている曲を生で聴いて味わう感動もある
どっちも大満足の素敵な今日のコンサートでした
知っている曲を弾いて貰える

野原みどり 先生は 藝大在学中に第56回日本音楽コンクール第1位 首席で卒業後パリ・エコールノルマルに留学、ロンティボー国際ピアノコンクールで優勝他、多数の受賞歴のある方だそうです
閉会後、先生とお話ししようと多くのお客様が、順番を待つ長い列ができていました



190923 ピアノ、バイオリンとチェロのための三重協奏曲

2019年09月23日 | 音楽・美術 他

自由が丘に出かけたので、帰りに東京音大の中目黒・代官山キャンパスのコンサートを聴いてきました

指揮科主催のコンサートで、三重奏を2曲
3年生がオーケストラを振る2曲
3人の先生がリレーで三楽章を振る協奏曲
と、盛りだくさんでした

なかでも、最後のベートーベンの協奏曲は、67歳の増井先生も始めて振るという、演奏会ではあまり取り上げられない曲でした
でも、先生もバイオリンの福田ひろみさんもそれぞれ若い頃にレコードやCDを聴いて、一度はやってみたいと思っていた曲だそうで、演奏者にとっても、指揮者にとっても、聴衆にとっても、貴重な一夜になりました
ピアノは、ベートーベンが、パトロンで友人でピアノと作曲の生徒であったルドルフ大公が弾くことを想定して書いたそうですが、仲田みずほさんが弾いてみるとあちこちハッとするところがあったそうで、やさしめと言っても大公はなかなかの腕前だったに違いないとのことでした
バイオリンとチェロは、技巧的な演奏でピアノを支えるようにプロの演奏家に向けて書かかれているそうです
チェロは当時のJ.ハイドンのエステハージ・オーケストラの著名な首席チェリスト、アントン・クラフトという人の為に作曲されたことがわかっていて、チェリストにとって超絶技巧の難曲だそうで、朴賢女我さんの熱のこもった素晴らしい演奏でした

参考:本日のプログラムノート