ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

都美術館 コレクション展 動物園にて

2023年12月25日 | 生物


上野動物園の帰り、都美術館のカフェに休憩に寄った、そのまたついでに、『無料』に惹かれて『動物園にて』見てきました

古い絵や資料、とても興味深く拝見しました

受付に戻って、有料の展示も見てきました

有意義な寄り道でした


https://www.tobikan.jp/media/pdf/2023/uenoartistproject_collection_flyer.pdf

230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分

2023年02月03日 | いけばな
グリーンだけで2杯分の花材をいけました
線と面、線の要素をもった葉が3種類来ました
 

花が無いのでディアネラの白い線を花のように集めてみました
 
「グロテスク」との評で
最初はドラセナの茎を入れたのですが「異質なのでないほうが良い」
と上の写真のようになりました

四方見です

「花器の縁からどろっと流れた色とあっている」とのことでした
「今回は立体的な円、丸だけど、これを並べて面にもできるわね」
師範の資格を持つ方からは「今回のグリーンは線ばかりで面は来なかったんですね」
こんな言葉をヒントに、次は葉を並べて面を作ってみました
花器に入れて留めてみたのですが

「恵方巻きね」「わー面白い」と・・・
今日は節分、コンビニで山となって売られていた恵方巻きや豆まきの話をしていたので、無意識に巻き寿司のようにいけてしまったのかもしれません
タニワタリの葉軸の色とドラセナの色、花判さんはこれを意識して花材に組んでくれたのでしょうか
 
テーマ: 4-2 葉ものでいける 5-4 緑をみつめる
花材: タニワタリ,ディアネラ, ドラセナ
花器: 陶器
 
今日の花材
1) タニワタリ
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
質感と色を生かしていける
チャセンシダ科 チャセンシダ属
シマオオタニワタリAsplenium nidus L.
または
オオタニワタリAsplenium antiquum Makino
nidusは巣のような・・・そういえば西表島で見たシマオオタニワタリ。四方に平開して真ん中に恐竜が座って卵を温めそうな感じだった・・・
antiquumは古代の
 
違いはオオタニワタリは葉縁まで胞子が付くが、
シマオオタニワタリは半分まで
ということなので、これはシマオオタニワタリのようです
 

胞子が葉脈と葉縁の半分までついている→シマオオタニマツリ
 
 
 
2) ディアネラ
水揚げ: 
出回り: 
ススキノキ科 キキョウラン属 Dianella に約40種ある
 
 
3) ドラセナ(センネンボク) あかドラセナ
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
リュウゼツラン科 コルディリネ属
ドラセナは総称でリュウゼツラン科のリュウケツジュ属(Dracaena)とセンネンボク属(Cordyrine)属のいろいろな植物がある
今日のはあかドラセナ オーストラリア北部のセンネンボクの多数の園芸品種の中の愛知赤とおもわれます

230120 作楽会 いけばな 草月流 185 枝ものでいける

2023年01月21日 | いけばな
2杯分の花代金で枝物を頼みました
どちらも撓めがきき、曲げても折っても撓められるので、自然の枝ぶりに加えて内にも外にも大きく曲げてみました
 
花器の高さがあったほうが落ち着く、バランスが良いのではないかと
先生と試した見たのですが・・・最初の黒い花器一つで「許す」とのお言葉をいただきました

この、花器の高さが足りないとたびたび言われます
作品の安定感、バランスと言ったところの勉強をもっとしたいと思いました
 
テーマ: 4-3 枝ものでいける
花材: サンシュユ,ボケ
花器: 陶器
 
今日の花材
1) サンシュユ 山茱萸
水揚げ: 水切り後枝を割る
出回り: 1~3月
マンサクに次いで出回る黄色の花。撓めて変化を付けられる。多くの花材と調和する
ミズキ科 ミズキ属
Cornus officinalis Siebold et Zucc.
officinalisは「店で売られている、有用植物」
江戸時代中期に薬用として入ってきた。赤い果実は滋養強壮、酒に浸してサンシュユ酒をつくる
 
おお~っ命名者はシーボルト
 
 
2) ボケ 木瓜
水揚げ: 水切り
出回り: 花10~5月
撓めがよくきく 小枝が変化した刺がある
バラ科 ボケ属 Chaenomeles speciosa (Sweet) Nakai
speciosa は「人目を引く」

230105 作楽会 いけばな 草月流 184 啓翁桜,スイートーピー,ツバキ

2023年01月06日 | いけばな
2023年 正月 年初めのお稽古
今年もいい花がいけられますように
いいお稽古ができますように
 

この黄色の大きな花器と仲良くなりたくて、念頭にあたり、選びました
縁から花器を覆うようにツバキを入れたのがポイントです
 
黄色と桜が合うだろうかという先生のご指導
 
私も最初は白い花器がいいのではと思ってはいたので、剣山なしでもう一杯いけました
 
白い花器に剣山なしです
後ろから見ておられた先生から、中央の枝の足元が丸見えだとの指摘があり
葉で隠してOKがでました
 
テーマ: 剣山なし
花材: 啓翁桜,スイートピー,ツバキ
花器: いずれも陶器
 
 
今日の花材
啓翁桜
桜の水揚げ: 水切り,枝を割る
出回り: 他のサクラより早い1月から
撓め、折撓めができる
切り枝で温度調整して出荷するようです

花持ちはよかった。やがて新葉が展開してきた
 
 

ツバキ: 品種名不明
水揚げ: 水切り
出回り: 11~4月
撓めがきく
花と葉のバランスを考えていける
枝の線が見えるようずいぶん葉を整理しました
 


スイートピー 品種名不明 この色は初めて
いけるときは枝物とのバランスが難しかった
家ではサクラとの相性がとても愛らしくて楽しめた
水揚げ: 水切り
出回り: 10~7月
多くの花材と調和する花
 

1月21日はスイートピーの日だそうだ
その理由が植物学的で
花弁の構成が1:2:1だからだという
面白い
この構造、マメ科の特徴で、スイートピーだけではないけれど・・・

221216 作楽会 いけばな 草月流 183 正月花 南天,葉牡丹,若松

2022年12月16日 | いけばな
お正月花いけこみ

下がギュッとしていいいけ方 まあオーソドックス、と先生
これを年賀はがき用にする
 

もう一作はボリュームを出して
ここに小さな白の四角を添えたけれど、無いほうが下に重みが出てまとまりが出ました
 
持ち帰ったた若松は門松にします
 

松を洗う
松脂が付いたらベンジン・アルコール、洗顔オイル等で落とす
 
花材: 若松,ナンテン,葉牡丹
 
センリョウは市が立つ前だったのでかわりにナンテンが来ました
ボリュームがでてよかった
 
 
 
2) 他の方は今日、クリスマスの花を御池になります
松ぼっくりにマニキュアや石膏をつけたり、リボンなどを用意して差し上げました
 
また、テレビで先生の御関係の猪飼先生が紹介していた割りばしを
芯にしたスワッグをつくってみっていきました
インスタグラムに投稿したら、
いけ花の花材の残りで作るなんて嬉しいですと返事が来た