ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220423 ツツジとブルーベリー①

2022年04月23日 | 植物・園芸など

どっちもツツジ科で、ブルーベリーもツツジも咲き始めていました

先日ボランティアで除草した東園の担当区域にあるアメリカイワナンテン

ツツジ科ってイワナンテンみたいに壺形の花もある
そういえばドウダンツツジも坪型

アメリカイワナンテン C310053 流通名はセイヨウイワナンテン 
Leucothoe fontanesiana (Steud.) Sleumer (旧walteri)
レウコトエ フォンタネシアナ
ツツジ科 イワナンテン属
低くしかも下垂するこの姿、グラウンドカバーにもなるそうだ
 
 
ブルーベリー
振興センターのHPで検索するとフルーベリー関連で13件でてくる
まったくいままで興味が無かった
けど、写真を撮って来た。違いがよくわからん
 
果実は冷凍のを使ってるけど、品種による実の味はさらにわからん。
 
花期の違いがあって、寒暖への適応の差があって、品種によって他家受精が必要だ、土地は酸性が良い
といった漠然とした具体的ではない知識があるばかり。
 
1)ラビットアイ
C020010 ラビットアイブルーベリー ホームベル
Vaccinium ashei ‘Homebell’
 
 
C110041 ラビットアイブルーベリー マル Vaccinium ashei ‘Maru’
C020013 ラビットアイブルーベリー マル Vaccinium ashei ‘Maru’
こっちのはさっきのより花が長細い??
 
 
 

C090014 ラビットアイブルーベリー ティフブルー Vaccinium ashei ‘Tifblue’
C020025 ラビットアイブルーベリー ティフブルー Vaccinium ashei ‘Tifblue’
こっちのはさっきのより花が長細い??
 
 
2)

C110014 ラビットアイブルーベリー ウッダード Vaccinium ashei ‘Woodard’
C020017 ラビットアイブルーベリー ウッダード Vaccinium ashei ‘Woodard’
こっちのはさっきのより花が長細い??
 
 

C110029 ハイブッシュブルーベリー コビル Vaccinium corymbosum ‘Coville’
 
 
C090018 ハイブッシュブルーベリー ランコーサス Vaccinium corymbosum ‘Runcocas’
 
 
3)

C110024 サザンハイブッシュブルーベリー パシフィックブルー Vaccinium  ‘Pacific Blue’
 
 
 ②
C110024 サザンハイブッシュブルーベリー サンシャイン ブルー Vaccinium  ‘Sunshine Blue’
 
 
ブルーベリーはツツジ科 スノキ属 
Vacciniumはウァッキニウムと読む
 
スノキ属は北半球に約450種、日本にはコケモモなど19種が分布する
 
1)種小名ashei アシェイは ラビットアイ・ブルーベリー
樹高が高く、樹勢は最強 花は白~淡桃~赤、果実は黒
高温・乾燥に耐える
 
2)種小名corymbosum コリンボスム は ハイブッシュ・ブルーベリー
高さは1~2m、花はやや赤褐色を帯びる白、果実は白粉を帯びた青黒色

3)サザンハイブッシュブルーベリーの解説は無かった、プレートにも種小名無しの品種名記載だった
(日本花名鑑から要点を引用)
 
次は、実がなったときに見に来よう
 
そして、できれば味見。ここでは食べられないから、品種名を記した果実ってどこかで売っているんだろうか、どこかで、JA農協売店かな?

220418 ボランティア再開・今日は除草

2022年04月18日 | 植物・園芸など
何年振りだろ、花と緑の振興センターのボランティア
 
上級ボランティア研修の卒業グループ名『松加村塾』のSさんから、「また活動しませんか、ボランティア保険はセンターがやってくれます、活動は4月18日からです」、と連絡が来て、行ってみることにしました。
2年ほど活動がなかったそうです。わたしは5年前に病気をして、研修後の活動はお休みしてました。
 
 
ここも市内なのでいきもの調査がてら駅から歩きました
このあいだ、花弁のとれた様子をみて、気がついたことは
中心の黄色い模様が放射状の柱頭でその下の緑の部分が太い子房でこの花は子房上位。花柱が無い。
 
まわりの黒いのが雄しべの花糸で黄色い模様は葯だってこと
 
ナガミヒナゲシ 長実雛罌粟
Papaver dubium L.
ポパベル デュビウム
ケシ科 ケシ属
 


ゼニゴケ(葉状体がみえないので、たぶん)雌の子実体
まるで、ジャングル。近くに雄株が見あたらない
Marchantia polymorpha L.
マルカンチア ポリモルファ
ゼニゴケ科 ゼニゴケ属
 


コンビニの駐車場で、右がカントウタンポポ、左がセイヨウタンポポ
こんなして隣り合わせではえてるなんて、たしかに違うよね、自信なくなってきた
ところで、アカミタンポポというのを見てみたい
 
カントウタンポポ Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum
セイヨウタンポポ Taraxacum officinale Weber ex F.H.Wigg.
キク科 タンポポ属
 
 

歩道沿いに、遠目にも真っ白なカーペット、近寄るとパンジー・ビオラ・ノースポールでした
 


チガヤが生えていた公園のベンチ下、いまはスギナ
Equisetum arvense L.
アウイセツム アルベンセ
トクサ科 トクサ属 杉菜・土筆
 


その横ではマツバウンラン
 
花のアップの写真は無いけど、
花には距がある
この花、表情が無い(雄しべ雌しべが見えない)、仮面状花冠というらしい
ランナーで増える(松江の花図鑑から引用)
仮面状花冠→雄しべ雌しべを包み隠すように発達した花冠、例:キンギョソウ
 
 
どこが松葉なのかなと思っていました
ここでは、株元がよく見えます

ロゼット状の部分に2~4枚の輪生、茎には互生、初めて確認した
マツバウンラン 松葉海蘭
Nuttallanthus canadensis (L.) D.A.Sutton
ヌッタランサス カンデンシス
オオバコ科(旧ゴマノハグサ科) マツバウンラン属
アメリカ原産
 


楽しみにしている季節の花壇。外環道下、交差点脇
こうして雑草を抑えたマルチに植えかえてるんだ
何にも植わって無い所は初めて見た
 
さて、駐車場でKさんにお会いしてセンターへ
この春、事務所と東園の改装が終わったところ
 
みんな確実に年齢ああがって、「これるときだけ、無理はしない。病気や家の事情がある、みな同じですから」とのお誘いの言葉に後押しされました。
 
月一回半日の作業ができるように、体力・気力を上げていく、それを健康の目標・バロメーターにできたらなと思いました。
 
そして今日。なんも連絡が無くて、行きますとのメールに返事もなく、
とりあえず行ってみよう・・・と向かうと、3名の出席でした
 
そして、なんと、会場が用意されていて、4班の合同スタート会で、
所長挨拶・担当職員挨拶、委嘱状授与・年間予定・注意、などがありました
事前にお知らせが無いから、びっくりです
 
そして今日は、東園の除草をおこないました
「10分はたらいて、30分休憩しましょう」という班なのでよかった
 
 
管理区域にホウチャクソウとイチリンソウがありますよ。と事情通のKさんが教えてくれて、自首休憩中に斜面へいってみました

ホウチャクソウ 宝鐸草
花序は茎頂につき、1〜3(〜4)花からなり、花序柄はふつうない
茎頂に花ってところが、アマドコロ(上部の茎に稜、角ばる)やナルコユリと違うところ
Disporum sessile D.Don ex Schult. et Schult.f.
ディスポルム セッシレ
イヌサフラン科(旧ユリ科) ホウチャクソウ属
 


イチリンソウ 一輪草
Anemone nikoensis Maxim.
アネモネ ニコエンシス ←日光?
キンポウゲ科 イチリンソウ属
 


ムラサキケマンだと思って撮ったけど、あとでよく見たら違った
根や全草が血流改善作用等の薬草・アルカロイド系成分
ジロボウエンゴサク 次郎坊延胡索
Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.
コリダリス デクムベンス
ケシ科 キケマン属
キケマン属のなかのこの仲間を延胡索、伊勢地方の子供の遊びでスミレを太郎坊、この花を次郎坊とよんで、距を絡ませて引っ張る勝負からの名前(ウィキペディアから引用)
 


スミレの分類は難しいので自信ない。日本に約60種が自生する。
タチツボスミレ 立坪菫
Viola grypoceras A.Gray var. grypoceras
ビオラ グリポケラス グリポケラス
スミレ科 
 
 
こっそり行ったのに、降りてきたら、職員さんに出会いました。笑って許してくださいました。関係者以外立ち入り禁止区域の柵を越えるところでした。
 
手鎌でしゃがむと立ち上がれなくなる。『松加村塾』の3人は窓付きホーなどを使って、立ったまま除草し、レーキで集めて、蓑でひろい、一輪車で捨てに行きました。これは助かった。何往復しただろう。
『縁をきれいにするとやった感がでる』という研修当時の教えを思い出し。自己満足できる仕上がりで11時半に上がることにしました。
 
 
「ミズバショウ見ました?咲いてますよ。あまりしられてないですが」と聞いてびっくり。

わずかな水路に数株のミズバショウ。今は、手作りプレートが掲示されています。

葉が茂っている隙間に、まだ花がありました
白いのは花弁ではなくて苞。つぶつぶしている一つ一つが花で、黄色いのは雄しべの葯
ミズバショウ
Lysichiton camtschatcensis (L.) Schott
リシチトン カムシュアツケンシス ← 読み方?
サトイモ科 ミズバショウ属
 


ウメ・夫婦枝垂の実を探してみました。
一つだけ実ってるのもあるけど、名前の由来どおり、一つの花から二つの実がなっているのがありました。
一つの花からというのがわかるのは、萼や雄しべがのこっているから。

夫婦枝垂、他の班の方の話では、名所のウメをいただいてきた樹だそうで、もとの名所では2代目になっているそうです。
 
ウメの花の季節も終わりました
155品種283本の梅を植栽する梅園があり、種類の多さでは関東屈指といわれているそうです。梅園は花が終わると門を閉め、次はユリの時期に公開されます。
 
 
昼食は木ぐらしさんのお弁当
 
持病があってワクチンを1回しか打っていないかたが、ぜひ一緒に食べたいとおっしゃるのを私だけ辞退できなくて、コロナ禍ではじめての会食
お店に私たち以外お客さんがいないで、天井の高いひろい古民家で、厳重な入り口での除菌(手と服)と代表者の電話番号も記録するお店の方針にだいぶ安心しました
 
配膳はせず、持ち帰りと全く同じ紙箱に入ったヘルシーなお弁当(1,000円)にお味噌汁がつきました
御馳走様でした
 
 
せっかくなので園内をめぐりたかったけど、あいにくの小雨,濡れながら駅へ

ユウゲショウ 夕化粧 別名: アカバナユウゲショウ
Oenothera rosea L'Hér. ex Aiton
オエノテラ ロゼア
アカバナ科 マツヨイグサ属
南アメリカ原産 マツヨイグサ属は新大陸に124種、世界各地に野生化している
日本にも明治に入って栽培され、いまは関東以西に野生化している
昼間から咲いているけど、なんで夕化粧? ユウゲショウはオシロイバナの別名。それに対してベニバナユウゲショウと呼ぶらしい。
 
 
今日はお疲れ様でした、『松加村塾』と自分

220415 作楽会 いけばな 草月流 164 コデマリ,コマチソウ,ソテツ

2022年04月15日 | いけばな
 

これはこれでいい として
次は、葉をとるとか線を出すとかやってみて
取った葉と花序を敷き詰めました
コマチソウは固めました
四方見です

楽しんでいけたというのがわかるわ
 
ということで
今日は途中外出を挟んで同じ花材で二通りにいけました
 
同じ花材で,3人の作品を見ることができました
それもとても面白かった、よかった
 
先生、ありがとうございました
 
 
今日の花材
コデマリ Spiraea cantoniensis Lour
バラ科
 
 
コマチソウ
ムシトリナデシコ Atocion armeria (L.) Raf. (Silene armeria)
ナデシコ科
 
ソテツ Cycas revoluta Thunb.
ソテツ科

220409 作楽会 いけばな 草月流 163 緑をみつめる

2022年04月09日 | いけばな
Yさんにならって、2杯分の花材代でグリーンを頼みました
テキスト5-4のつもりでしたが、「つもり」というのはだめで、伝わらない
先生も花判さんも困ってしまわれたとのことでした。「緑の混ぜざし」をいうことで2人分違う組み合わせで届いていました。
 
花材は
*木苺・ユーカリ・テマリ草 
*マサキ・オクラレルカ・ビバーナム 
 
私は後者をいけました
「やりたいこと、勉強したいことは具体的に」お伝えし相談しないといけないとわかったのは今日お教室に行ってからでした
 

テキストの作例をまねていけてみました
グリーンが生えるように花器は黒にしました。口が黄色い花器です
オクラレルカを曲線でいけたかったのですが、途中が不自然に折れました
先生に、どうせなら意図的に、いろんなところで楽しくおってみたらどうか、とのご指導をいただき仕上げました

四方見です

一緒にいけていたYさんHさんからは「涼しげだ」という声があがりました
それはたぶん、花判さんの花材の組みあわせの妙によるものです
もう一つのYさんの花材は、おちついたダークな緑でした。そちらは「南国の、ホテルのロビーに置きたい」とのこえがあがりました
久しぶりに皆さんと同じ時間にいけて、先生に見ていただくところをお互いに見て、一緒に勉強できました。何倍も充実した時間でした。

テーマ: 3-13 マッスと線の構成  3-19 あらゆる角度からの視線を考える 5-4 緑を見つめる
花器: 陶器
花材: オクラレルカ,ビバーナム,斑入りマサキ
 
 
今日の花材

オクラレルカ チョウダイアイリス アヤメ科 アヤメ属
Iris ochroleuca トルコ原産
水揚げ: よい。水切り。長く色を保つ。
出回り: 周年
葉先と葉の面の効果を考えていける。今日は葉を1枚ずつにて使いました
 


ビバーナム,ビブルナム(ガマズミ属の学名から) スイカズラ科
ヨウシュテマリカンボク Viburnum opulus var. roseum
水揚げ: よくない。水切り後,ミョウバンをつける(付けなかったからくったりしたのか・・・) 
出回り: 11~7月
オオデマリの仲間。緑から白になる清純で上品な色は多くの花材と調和する
 


斑入りマサキ ニシキギ科 ニシキギ属
Euonymus japonicus Thunb. f. aureovariegatus (Regel) Rehder
水揚げ: よい。水切り
出回り: 周年
丸い葉が密につく、光沢のある葉の美しさを生かす。適当に整理して粗密をつけたりマッスで特徴を生かすこともできる
 
今日の花材は
グリーンとして
*木苺・ユーカリ・テマリ草 
*マサキ・オクラレルカ・ビバーナム→これをいけました
他に
*おかか桜?・アレカヤシ・ヒマワリ
という組み合わせがありました
わたしだったらどういけるだろう
 

220409 いけばな教室への道すがら

2022年04月09日 | 植物・園芸など
いけばな教室に行く日は植物園にも寄る どっちも楽しい 

駅前広場の これはハボタン

こうやってトウがたって花が咲く、春だな
ハボタン 葉牡丹
Brassica oleracea var. acephala
ブラッシカ オレラケア アケファラ グループにいくつかもの品種がある
アブラナ科  アブラナ属(ブラシカ属)
 


バラ科の何かとしか見当がつかなかった 
ジューンベリー、アメリカザイフリボク
6月に紫色の実がなるのでジューン
Amelanchier ← 学名は混乱している(みんなの趣味の園芸による)
バラ科 ザイフリボク属
日本にはザイフリボク(Amelanchier asiatica)が自生する
 
 
播磨坂の右から3本目はウコン・鬱金
今年の解説はコロナに負けないバージョン

ウコン 鬱金
Cerasus serrulata ‘Grandiflora’
ケラスス セルラタ
盃状・高木・八重・大輪・黄緑・4月中旬
荒川堤で栽培されていた品種。ウコン染の色に似ているのが名の由来
御衣黄と近縁で、花弁に緑の線が入る個体がある
 
 

マンションの入り口にラベル付きで
ヘデラ へリックス ‘グレーシャー’
Hedera helix L. 'Glacier'
和名 セイヨウキヅタ ウコギ科 ヘデラ属
白い斑が目立つヘデラの品種 耐寒性がある
 
 

どこから来たのかしら? どなたかが? 
小石川の小石・・・