ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220831 カノコガ、オンブバッタ 他 旧芝川の昆虫

2022年08月31日 | 生物
 

チョウ目 ヒトリガ科 カノコガ亜科 Amata fortunei
昼行性で蜜を吸う。
小さな黒い虫がひらひら目より低い位置を飛ぶのを追って行ったら、もう一頭いて、こうなりました。どうしてここにいるのがわかったんだろう、目で見て?匂いで?
飛んでいたのは雄の様です。写真の左の細い方が雄。
名前の由来は羽の鹿の子模様。白く見えるけど、ここは透けている。
 
 
やっと、おんぶしてるとこ見つけました。大きい方がメス。

オンブバッタ科 オンブバッタ Atractomorpha lata
植物食。眼の先に口があると思ってたもんで、先日、葉をもぐもぐしているところを見てびっくり、からだが折れちゃったのかと思った。口が前脚の付け根位の位置にある。
この衝撃は、デンキウナギは長いからだなのに肛門がエラのすぐ後方(つまり体の真ん中よりよほど前)にあるのを発見した時に近いものがある。
 
 

カマキリ科 チョウセンカマキリ(オオカマキリかもしれないけど)
Tenodera angustipennis
カマキリの眼が前についているのは、狩をするからと書いてあった。哺乳類や鳥類の肉食の動物の眼が前についていて距離感をつかむというのと同じ。
 
 

オナジマイマイ Bradybaena similaris と思われます
先日花と緑の振興センターで見たミスジマイマイよりも小さい
本来は東南アジアのカタツムリ。農作物にくっついて帰化し、北海道南部以南の各地で見られるそうです。
 


まったくわかりづらい写真ですが、中央やや左の同じ枯草の、上の方にコフキトンボ、下の方にシオカラトンボ。よく似た2種がいっぺんに見られました
 


コメツキムシ科 サビキコリ Agrypnus binodulus
と思われます。1.5cm 位。雑食性。各地で普通。
 

カメムシ目 ヘリカメムシ科 ホソハリカメムシ Cletus punctiger
ホソハリカメムシはイネ科の穂にいることが多いそうで、イネのコメを吸汁して害を及ぼす(斑点米)。そういえばそろそろ刈り入れ・新米の時期。
 


アオサギ
このところ、良く見かける。灰色なのでまだ子供かとおもう。
 
 

カメムシ科 ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum
白い紋が目立ち、体の縁が縞模様。西洋の盾か紋章みたい。
マメ科・キク科の植物にいて、ダイズ・ワタ・ゴマ・イネの穂も食害する害虫とのこと。それは困るよ。どれも大事な農作物。
 

イトトンボ科 アオモンイトトンボ Ischnura senegalensis
このあたりの縞って低めの草の合間でよくよく見かけるお馴染みになってきた。
 
 
コガネムシ科 スジコガネ亜科 アオドウガネ Anomala albopilosa
としておきますが、アオドウガネとドウバネブイブイとの違いが良くわかってないので自信が無い
 


ピンク色ががかっている。オンブバッタ?
 


タヌキを見たと聞いた。いるんだな。すっかり除草されて歩きやすくなった遊歩道

2羽ずつ連れ立っていたムクドリが、このごろは集団で飛んでいる。
 
 
 

220827 作楽会 いけばな 草月流 174 番外編・課題「私の夏休み」

2022年08月27日 | いけばな
先生からお教室のラインに、「私の夏休み」と題した作品の写真が送られ、「参加お待ちしています」とのお言葉
 
朝の散歩、旧芝川の遊歩道でざっくりと雑草と呼ばれる植物をいくつか採集して作品にしてみました
 
1) 食材をいける

最初に作ったのは、先生のお作品のまねで、家にあったの食材を使いました
お稽古のテーマに「野菜・くだものをいける」というのがあります。食材の違う表情を発見するという勉強ですが、これではまだ丸のままや断面での丸・直線の組みあわせだけで掘りさげが浅いです
 

これを追及するのはやめて、あっさり花材を変えました
 
2) 雑草でミニアチュール

5-15 ミニアチュールのつもりですが、容器がミニといえるか・・・中途半端。だから、植物の部分に注目するという大切なお稽古ができてなくてそのままいけているだけになった。
 
で、これも追及するのはやめて、次は植物を分解しました
 
 
3) 水のないいけばな
実は、初期のテキストにあった「平面分割」を植物でやってみようと、散歩しながらずっと考えていました。
ふと家にプラスチックの容器があるのを思い出して、この作品を思いつきました
台は額掃で使った残りの波型の段ボールです。旧芝川の流れにぴったり。

「草月展・水の無いいけばな」を見学したことがあります。「植物を使ったレリーフ」にも通じる。
 
お稽古がお休みの8月。先生から課題で3作品、楽しみながらいけました。ほかのお弟子さんはどんな作品をいけたのかしら、楽しみです。
 
テーマ: 私の夏休み、1)野菜や果物をいける、2)ミニアチュール、3)平面分割または植物を使ったレリーフ
花器: 1)ビーカー,皿  2) ちょこ,ソバ徳利ほか 3) 標本ケース,シャーレ
花材: 1) キュウリ,ジャガイモ(シャドークイーン,アンデスレッド),セロリ,デラウェア,トマト(アイコ),夏子夏
2) 3) アカツメクサ・アレチハナガサ・ギシギシ・キンエノコロ・ケキツネノボタン・コゴメイ・センニンソウ・ツユクサ・デラウェア・ノブドウ・ブドウ(デラウェア)・メヒシバ・ヤノネボンテンカ

220826 東京音大 トランペットアンサンブル コンサート

2022年08月26日 | 音楽・美術 他
2020年はコロナ禍で中止でした
今年は3年ぶりの大編成復活(舞台狭ま目なので密が心配)
私は2019年以来3年振りに行きました
第7派で1,000人を超える日もある川口市だから、こわかったけど
近くのリリアでやってくださってありがとうございます

当日のパンフレット
当日のパンフレット
 
 
第1部は小編成、トランペットと賛助で6曲
 
ジョンウィリアムスのオリンピックファンファーレ・・・華やかに幕開け
トランペットのキラキラした魅力がたっぷり
ファンファーレはやっぱりトランペットだね
トランペットの仲間の楽器11台にトロンボーン・テューバ・パーカッションを加えて
コンサート全体の期待感が高まります
 
バレエ・シンデレラ 全50曲から6曲
 
魔笛 序曲 トランペット7本とティンパニ・・・トランペットが歌っている
 
ウェストサイドストーリー・・・舞台の演出も楽しい
 
こうした知られている曲に挟まれて
 
パガニーニの主題による狂詩・ラフマニノフ 
ピアノとオーケストラの曲をトランペット5台で。そうとは思えない広くて厚い編曲と演奏
 
Music forTrumpets・・・20世紀のホルン奏者の作曲によるトランペットのための曲、難しそう
 
第2部は大編成(3年振りニ
狂詩曲「スペイン」
亡き王女のためのパヴァーヌ・・・こんなしっとりした曲にも挑戦するんだと驚き
交響曲第5番第4楽章
 
 
第3部 ・アンコール 大編成
1曲目  4年生のそろ回しによる「夢やぶれて」・・・美しく悲しい音色が会場に響く
2曲目  曲名わすれちゃった
3曲目・最後の「アルフレッド・リードのギャロップ」が速い速い
2015年の映像がネット上にありました
何度聞いても楽しくなってしまう
今年も聞けてよかったよかった
今年はさらに速かったような・・・
 
第1部は小編成 パーカッションの賛助が付いて厚み・迫力のある演奏
第2部とアンコール は 大編成
トランペット44人(~4年+オーケストラアカデミー2+吹奏楽アカデミー1+院生1)それに三女としてトロンボ-ーン「3、バストランペット2、テューバ3.パーカッション7、ハープ1
 
Music forTrumpets以外は今日のために編曲した楽譜が必須。素晴らしい仕事をなさった編曲者が会場に来ていて、拍手でねぎらわれ・たたえられました。
 
興奮状態で会場を出たら、勢いで揚げ物中心のお弁当2つにカクテルまでを買ってしまい。どう
するんだこのチキン・炒飯・春巻き&焼きそば。。。おまけにカット野菜に果物
高揚した気持ちと食事ををゆっくりかみしめて気持ちを落ち着かせよう
 
楽しかった、ありがとうございました、ぜひまた来年もリリアでお願いします
 
 
ますますサクソフォンアンサンブルが聞きたくなったよ、年明けに聞けるといいな、その頃コロナはどうなっているだろう。他大学のも聞きに行きたい、
フルートアンサンブルもトロンボーンアンサンブルもホルンアンサンブルも、そして吹奏楽も
 
 
 
 
 
 
 
 

220822 ジャガイモ シャドークイーン と ノーザンルビー

2022年08月22日 | 食べ歩き・お酒 他
このカラフルなポテトチップ、JAさいたま直売所でみつけたジャガイモで作りました
 
 
シャドークイーン ばれいしょ農林57号
北海道生まれ。2006年11月に公表された。北海道農業研究センターで、紫肉品種「キタムラサキ」からつくられた。アントシアニンの含有量が高い。生いも1gあたり8.16mg。
 


ノーザンルビー ばれいしょ農林56号
旧農林水産省北海道農業試験場で育成され、2006年にノーザンルビー・ばれいしょ56号の名で命名登録された。アントシアニンの含有量が高い。
 


シャドークイーンをポタージュにしてみました
 


黄色はトヨシロ、油と相性の良いポテトチップ用のジャガイモ 柑橘は夏子夏

ポテトチップにしてみました。色がはっきりしてキレイ・楽しい

混ぜてみても楽しい
 
JAさいたま直売場では、ジャガイモの品種がこれ以外にもたくさん並んでいました
また行ってみよう
 

220816 旧芝川散歩

2022年08月16日 | 植物・園芸など
クレマチス、テッセンと同じ仲間

雄しべがにぎやかにたくさんありますが、これが花弁より長いとボタンヅルという別の種になります。葉は1枚ずつついているように見えるけれど、実は3~7枚の小葉からなる奇数羽状複葉だとのことです。葉柄(小葉柄)がクネっと曲がってからまっているので、良くわかりませんでした。このクネっと曲がって絡みつく性質はクレマチスと同じ


キンポウゲ科 センニンソウ属 センニンソウ 仙人草
Clematis terniflora DC. クレマチス テルニフロラ
ternifloraは「3枚葉の」 でも多いのは5枚葉だそうです
常緑でつる性半低木、そういえばクレマチスも株元から木化するな
北海道南部~九州の山野の道端
両岸のツツジの植栽の上を覆って咲いている。花は円錐花序につくので、にぎやかで目立つ
 
 

トウネズミモチの実が撮りたくて分け入ってみたら、そうだ葉も撮っておこうと思い表と裏を比べてみます

裏から見ると葉脈が透けて見えるので「透」。葉の縁も明るい黄緑色
モクセイ科 イボタノキ属 トウネズミモチ
Ligustrum lucidum Aiton リグストラム ルキドゥム
lucidumは「明るい、輝く、透き通った」の意味
おお~っ、葉脈が透き通ってることが種小名になっているのか
 


アブラナ科 イヌガラシ属 イヌガラシ 
Rorippa indica (L.) Hiern ロリッパ インディカ
スカシタゴボウかもとおもったけど、これは角果が1.5cm以上と長くいのもある
のでイヌガラシの様ですい。それに葉の切れ込みも少ない。スカシタゴボウは角果が短く7mmで曲がっている
 
 
今日の散歩は、昆虫に詳しい方とお会いして、もっぱら動物の写真を撮ったものだから、めずらしく植物の写真がすくないです。そちらの様子は別途まとめました。