雨。最低気温16.7度。最高気温18.5度。朝から雨。風もあり肌寒い一日。
韓国語では牛乳のことを「ウユ(우유)」という。「ウユ(우유)」とは「牛乳」という漢字をそのまま韓国語読みしたものだ。
以前、妹がソウルに来た時のことである。
その時は私も妹が泊まっているホテルに部屋を取っていたので、朝食を私の部屋で一緒に食べた。もちろんルームサービスなんて頼まない。ホテル近くのコンビニで前の日の夜に調達しておいた牛乳とサンドイッチなどだ。
私が牛乳パックに書いてあるハングル文字を指差して「この牛乳はソウルウユ(서울우유)っていうんだ。ソウル牛乳って意味」と言うと、妹は「え、ソウル牛乳?もし日本で“東京牛乳”っていう牛乳があったら売れないだろうね」と言った。妹曰く「“東京牛乳”なんて不味そうで飲みたくない」とのこと。
そう言われてみればそうだ。搾りたての美味しい牛乳からイメージされるのどかな風景と、高層ビルが林立し、二十四時間眠らない東京の街とではあまりにもギャップがありすぎる。もちろん都内にも牧場はあるし乳牛も飼育されているが、それは世間一般が考える“東京”の姿ではないだろう。
翻(ひるがえ)って「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」を考えて見ると、ソウルの街も今では東京にひけを取らないほどの発展を遂げ、人口集中や交通渋滞そして環境汚染などの諸問題は東京以上に深刻である。しかし「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」は1937年にその前身である「京城牛乳(キョンソンウユ=경성우유)」が誕生して以来、68年もの間韓国内において多くの人たちに愛されて来た。そして私も今まで当然のごとく飲んでいた。不味いとも、不味そうと思ったこともない。
これは私の勝手な想像だが、「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」が誕生した頃の韓国において「ソウル」という言葉が持っていたイメージは、日本における「銀座」という言葉が持っていたそれと比較的近かったのではないだろうか?
写真は今日のブログの主人公「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」。
韓国語では牛乳のことを「ウユ(우유)」という。「ウユ(우유)」とは「牛乳」という漢字をそのまま韓国語読みしたものだ。
以前、妹がソウルに来た時のことである。
その時は私も妹が泊まっているホテルに部屋を取っていたので、朝食を私の部屋で一緒に食べた。もちろんルームサービスなんて頼まない。ホテル近くのコンビニで前の日の夜に調達しておいた牛乳とサンドイッチなどだ。
私が牛乳パックに書いてあるハングル文字を指差して「この牛乳はソウルウユ(서울우유)っていうんだ。ソウル牛乳って意味」と言うと、妹は「え、ソウル牛乳?もし日本で“東京牛乳”っていう牛乳があったら売れないだろうね」と言った。妹曰く「“東京牛乳”なんて不味そうで飲みたくない」とのこと。
そう言われてみればそうだ。搾りたての美味しい牛乳からイメージされるのどかな風景と、高層ビルが林立し、二十四時間眠らない東京の街とではあまりにもギャップがありすぎる。もちろん都内にも牧場はあるし乳牛も飼育されているが、それは世間一般が考える“東京”の姿ではないだろう。
翻(ひるがえ)って「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」を考えて見ると、ソウルの街も今では東京にひけを取らないほどの発展を遂げ、人口集中や交通渋滞そして環境汚染などの諸問題は東京以上に深刻である。しかし「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」は1937年にその前身である「京城牛乳(キョンソンウユ=경성우유)」が誕生して以来、68年もの間韓国内において多くの人たちに愛されて来た。そして私も今まで当然のごとく飲んでいた。不味いとも、不味そうと思ったこともない。
これは私の勝手な想像だが、「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」が誕生した頃の韓国において「ソウル」という言葉が持っていたイメージは、日本における「銀座」という言葉が持っていたそれと比較的近かったのではないだろうか?
写真は今日のブログの主人公「ソウル牛乳(ソウルウユ=서울우유)」。
私見ですが、韓国製品はまず何よりもネームバリューが大事のような気がします。だからある商品が大ヒットすると、似たようなネーミングの商品が必ず現れます。そういった面では「イメージ重視」の間接的表現が多いのかも知れません。
以前はどんな商品も「イメージ」が大切で、間接的表現が多かったけど、このごろは「おいしい」とか「たっぷり」とか直接的表現が増えてきた。
韓国はどう?
「ソウルウユ」はどこにでも売っているし、ネームバリューのせいか、他の牛乳よりも若干高いですよね?それでも、慣れ親しんでいるせいか私もがぶがぶ飲んでしまいます。