特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

会社を辞めて減ったもの

2006-01-02 15:56:55 | ただ今一時帰国中
 曇りのち雨一時みぞれ。最低気温2.4度。最高気温5.7度。

 携帯電話やネットが日本以上に普及しているからでしょうか、韓国の人たちは手紙を書くということをあまりしません。逆にプレゼントなどを贈る際には簡単なメッセージカードなどを必ず添えてくれます。プレゼントを貰えるだけでも充分嬉しいですが、メッセージが添えられているとその嬉しさが何倍にも膨らみます。近頃は日本でもメッセージカードを添える若い人たちが増えていますが、年配の方々も恥ずかしがらずにメッセージを一言添えて見てはいかがでしょうか?
 あ、そこのお父さん、ヘンな下心などがあると却って逆効果になりますのでくれぐれもご注意を

 私が日本での会社勤めを辞めてから減ったものの一つに年賀状の数があります。減ったというより激減しました。それまでいかに“お付き合い”で出していた相手が多かったかを痛感させられました。

 韓国に留学してからはもっぱら年賀状に代えて「クリスマスカード」や「クリスマスはがき」を出しています。私がクリスチャンということもありますが、クリスマス生まれの私は「今年もみなさんのお陰で無事に一つ年を重ねることが出来ました」という感謝の思いを込めて送っています。と、書くと聞こえは良いですが実際は喪中の方にも気兼ねせず年末年始のご挨拶が出来るからです。実際に私がクリスチャンであることを知る人はこのブログを読んで下さっている友人、知人くらいですから。

 特に最近は電子メールを使った「グリーティングカード」が多いので、外国の切手が貼られた「カード」が届くだけでも、相手にかなりのインパクトを与えることができます。私は「官製はがき」や毎年年末に郵便局で発売される「官製グリーティングカード」を利用しています。自分で撮ったソウルの街角の歳末の風景を印刷し、簡単な手書きのメッセージを添えて送ります。

 メッセージは、受け取られる方ごとに違う内容のものを書くように心がけています。一言「旧年中は大変お世話になりました」とか「今年も宜しくお願いします」とだけ書いて送っても構わないのですが、自分が貰った時のことを考えるとちょっぴり物足りない気がするからです。でも、そうやって一枚一枚メッセージと住所を全て手書きにするとかなりの手間がかかるのも事実です。これも会社を辞めたお陰だと感謝しています。

 昨日(1/1)机の引き出しから2001年のお正月に出した年賀状が出てきました。この頃は毎年印刷屋さんに頼んで、お気に入りのクルーズ客船の写真を印刷してもらっていました。色校正やレイアウト決めなどで一ヶ月くらいの時間とお金を投資していたのですが、受け取られる相手の方を想う気持ちは今のほうがはるかに大きいと思います。

今年も特上カルビは“記のみ気のまま”

2006-01-01 21:27:30 | ただ今一時帰国中
 晴れのち曇り最低気温0.9度。最高気温5.6度(←一時帰国中は東京の天気予報をお届けします.気温はそれぞれ気象庁発表による)。

 新年明けましておめでとうございます!

 ど~にも、こ~にも、家の中が寒くて寒くて仕方がない東京の自宅より新年のご挨拶を申し上げます。いやぁ~早いもので今年も残り364日となりました(←寄席での新年顔見世興行の際のお決まりのご挨拶でございます)。

 先月(2005年12月)は思うように更新できず、私のブログを訪れて下さった皆様にはご迷惑とご心配をおかけしました
 「ケッ、特上カルビも遂に自然消滅か」とパソコンの前でほくそ笑んでいたアナタ!そうです、アナタです。「特上カルビを甘く見ると火傷するぜ」・・・ってセリフ、一度で良いから言ってみたかったのよねぇ~。正月早々気分がスッキリしたわ。

 そんなわけで、ご愛読者各位の熱い声援に支えられ『特上カルビの記のみ気のまま』は今年(2006年)も“ソウルな話題”を満載して皆さんのお越しを首を長~くしてお待ち申し上げております。鶴首苦待(ハクスゴデ=학수고대)な特上カルビなのです。

 今朝(1/1)あるラジオ番組三輪明宏さんが「微笑(ほほえ)みの似合わない人はいない」とおっしゃっていました。人は微笑むことによって、良い“気”を自分に呼び込むことが出来るそうです。
 笑顔は自分はもちろんのこと、まわりの人たちにもすぐに“伝染”しますよね。今流行(はや)りのインフルエンザはうつされたら困ってしまいますが、笑顔なら大歓迎。毎日色々なことがありますが、笑顔で良い“気”をどんどん呼び込んで、せっかくですから、まわりの人たちにもどんどん分けてあげましょう。今年も宜しくお願いします。