特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

信号機

2005-01-14 20:42:17 | 韓国留学記
晴れ。今朝の最低気温-6度。 

 電球が切れている信号機をソウルの街中ではよく目にする。主に歩行者用信号機だ。昨日、延世(ヨンセ)大学正門前の横断歩道にある歩行者用信号機の電球が青・赤とも切れていた。

 私は延世大学近くのスポーツクラブに通っているので、その横断歩道を毎日のように利用するのだが、今日も電球が切れたままだった。幸い自動車用の信号機は正常に作動しているので、自動車用信号機が赤になったのを確認して横断歩道を渡った。

 韓国は基本的に自動車優先社会であるためか、日本に比べると交通マナーが著しく悪い。ウィンカーを出さずに車線変更するのは日常茶飯事。停止線を守らない。歩行者用の青信号が点滅し始めると、車はジリジリとゆっくり前進を始め、歩行者用信号が赤になった途端、自動車用信号が青になるよりも早く、アクセル全開で一斉にスタートダッシュする。バイクは堂々と歩道を疾走して行く。

 そんな中で最も最悪なのは、歩行者用と自動車用の信号機の電球がともに切れている場合だ。こうなると、長年の勘と経験がものを言う。猛スピードで横断歩道を通り過ぎる車の間を縫うようにして、まずセンターラインまで渡る。そして同じようにして、センターラインから反対側の歩道へ一瞬の間に渡り切る。優柔不断な性格だと韓国では横断歩道も渡れないのだ。まぁ、これは歩行者、自動車ともに信号機の電球が切れている場合なので、普段は決してそんなことはありません。どうぞご安心を。

 電球切れで思い出したが、テイルランプが切れたまま走っている車も多い。東京でもたまに見かけるが、ソウルの場合はパトカーまでがテイルランプが切れたまま走っているので、初めて見たときはびっくりした。

 ソウル市民よ、交通安全!

 写真は電球が切れている歩行者用信号機(上)(因みに今は赤信号です)。

最新の画像もっと見る