特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

ロールスクリーン天井から降ってくる

2005-01-13 20:25:10 | 韓国留学記
晴れ。今朝の最低気温-8度。 

 ロールスクリーンを買った。ひとつ33,000ウォン(3,300円)。
 昨年の8月半ばから今のワンルームに住んでいるが、窓にカーテンやブラインドはついていなかった。

 寒冷地ではそうであるように、窓が二重だ。特にここ数日の寒さでは窓が二重でも冷気が窓から伝わってくる。朝起きると、外気温との差で生じた水蒸気が凍り付いて、外側のサッシは開かない。

 オンドル(床暖房)で室内は20度前後に保たれているが、明け方の寒さで目が覚める時がある。これではエネルギーの無駄遣いになるし、1ウォンでも光熱費を節約すべく、ロールスクリーンを買う決断をした(大袈裟)。

 だいたい、いままでカーテンやブラインドが無かったこと自体がおかしいのだ。内側のサッシは細かい格子状のガラスが入っているので、内側の窓を開けない限り、外から中が見えないという理由もあることはある。

 早速、天井にビスで取り付け金具を固定してロールスクリーンを設置した。これで、厳しい夜の寒さもしのげると、安心したのがまずかった。ロールスクリーンを下ろそうとヒモを思いっきり下に引っ張った途端、ロールスクリーン自体が取り付け金具ごと天井から降ってきた。

 どうやら天井板が薄い石膏ボードで、取り付け金具を固定したビスが全然利いていなかったようだ。ケガをしなかっただけでも幸い。

 そんな訳で、結局今夜も窓から冷気が伝わって来て、ソウルの夜は更けてゆき、天井から降ってきたロールスクリーンは部屋の隅に立てかけられている。果たしていつ本来の役割を果たしてくれるようになるのだろう。

 ロールスクリーンよ、もう少し待っててね。

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