特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

「四柱占い」見事的中

2005-03-10 01:25:01 | 韓国留学記
 曇りのち雨。最低気温5度。最高気温13.1度。朝からどんよりと低い雲が垂れこめていた。

 前にも書いたが、私は自分がやりたいことにすぐ手を出し、そのくせ「こりゃダメだ」と思うと、すぐに“白旗を掲げて”しまうという悪癖がある。私の家にはいざという時に備えて“白旗”が常時ストックしてある。
 
 本来なら、今朝は体内の「気」の循環が活性化され、心と体の本来の機能が取り戻せて、すっきりと目覚められるハズだったのだが、現実はそう甘くなかった。体内の「気」が全て奪われて、心と体は疲れきり、今日の天気のように気持ちはどんより沈んでいた。朝食は食べたものの、全身が鉛のように重く感じられる。

 気分転換にスポーツクラブへ。ストレッチと有酸素運動で汗を流したら、体が大分軽くなった。空模様が怪しくなってきたので、トレーニングを予定より早く切り上げ家に戻る。取って返し再び外出。行き先はおととい入会した「ダンワールド」の修練センターだ。

 「タダナラヌウゴキ・スパイラル」に陥りやすい私には多人数で行うレッスンよりも、スポーツジムのトレーニングのように自分のペースで行える個人トレーニング方式が向いているということに改めて気付かされた。

 そこで、今日のお昼前に電話をして「退会したい旨」伝えておいたのだ。その手続きに向かった。相手も“商売”なので何だかんだと一時間近く慰留されたが、私は最後に一言「トニカク、ヤメマス!」と強い口調で言ったら相手もようやく諦めた。その場で「退会」の手続きをしてもらい、既に支払った会費を全額返してもらった。全て“自分が蒔いた種”なので文句は言えないが、とにかく疲れた。またもや体内の「気」の循環が思いっきり滞ってしまったかのようだ。

 今週の日曜日、K先生達と夕食を囲んでいると、隣のテーブルに座っていた男性から声を掛けられた。「あなた達は日本人なのか?韓国人なのか?」というよくある質問だ。私達が日本語と韓国語で会話していたから、気になったのだろう。「K先生以外は二人とも純粋な日本人です」と答えると、ようやく疑問が晴れたというような顔をされた。

 そして互いに話しをしてゆくうちに、先ほど声を掛けて来た男性が、私が現在韓国で通っている大学の卒業生で、「四柱占い」をするプロの占い師であるということが判明した。「四柱占い」とは、生年月日と生まれた時刻から運勢を占うものである。

 占ってくれるというので、私は自分の生年月日を言った(生まれた時刻は知らない)。するとズバリ「あなたは余計な(つまらない)心配をしすぎるきらいがある」と「無駄な苦労を自らお金を払って買うようなことが多いでしょう?」と言われた。見事に当たっているではないか!

 まさしく今日の出来事は、先日の占い通りの「無駄な苦労を自らお金を払って買ってしまった」典型的な例と言えるだろう。

 写真は結局一回しか袖を通さなかった私の「修練着」

最新の画像もっと見る